二章一話-血涙のオーダー-
そうそう、視点何処やねんって自分でも思う事があるのでまとめときます
施設、組織関連シーン…作者、第三者目線、時折ロイズとかノガレ目線
日常
…や心の声多い→桜
は?とか〜わね、〜わよ使いがち→みずほ
男口調、だぜ、ボケがち、みずほを姉ちゃん呼び→ときわ
?や!、感情豊かめ、桜をお姉ちゃん呼び→向日葵
その他…第三者目線
ここらはこういう場合が多いってだけなので例外もあり
分かりづらいとか脈絡どこ?って時は教えてください、暇な時に書き直しにいきます
2025年4月25日_
「はい、これ」
桜が皆に鈴飾りを差し出す。
「ナニコレ?」
普段、物欲が皆無な桜が何かを買うって事は珍しい。
大雨でも降らす気かと思ったときわが聞く
「ただの鈴飾りじゃないよ、中に位置共有できる機器が入っているの。万が一の時も壊れてさえなければ使える」
つい最近に思った、位置が分かれば伝えたり電話をする面倒な手間がなくなる。日常でも戦う時にも便利だと
それにコノセカイでは鈴は浄化や平和を象徴する物として神社や寺に多く置かれている
簡単に言えば、御守りみたいな物。
「へぇ〜」
それなら納得、でも何か束縛の酷いカレカノが付けるようなものじゃないか…?
まぁでも便利だしいっか!
そんな考えを振り切り服に付けた。
すぐにまた何かが起こる予感がして、このタイミングで渡しておかなければいけないことを…何故か知ってるような気がした
また、厄介者が…?いや、願いを持った者が増えた
2025年4月30日_
「今日からお前達は正規品だ」
春だと言うのにマフラーを巻いた金髪緑眼の少女
気性の荒い大蛇の尻尾を持つボーイッシュな少女
この二人は8歳、命令を聞き動けるようになるような年頃になってきた。大蛇の方の少女…13は制御が難しく、暴れる事があれば鎮静剤を打っていたが職員が何人か殺された。実力はあるがとにかく気性の荒さが際立つ
マフラーの方の少女は12。剣術の名家の出身で彼女自身も腕が立つ。雪に埋もれ死にそうなところを保護した、雪によって喉が押し潰されもう話す事はできないが。
「正規品になったのならこれを付けようか」
ノガレに首輪の準備をしてもらった。
片方は鎮静剤と毒入り、片方が普通の毒入りだ
流石にこれをつければテーラェの被害も少しは減るだろう。
バーラェは元から大人しいから毒を使うまでの事はないはず。
カチャリと音が鳴り首に固定される。
もう二度と取れることはない
(正規の方法では…)
「あぁ、印付けもやろう」
奥から沢山の針がある器具が出てきた
印付け、これまでの正規品は全員腕や首に自身の番号を刻んでいる。外に逃げ出されてもこれを見れば一目瞭然、正規品という事が分かる
実際、何人かこの印のお陰で連れ戻す事ができた
「じゃあお前ら、抑えろ。逃さないようにな!」
何人かの屈強な護衛や、研究員が二人を取り囲む
そして、思いっきり床に叩きつけられた
「うぁ!?離せよ…このクソ野郎がぁ!」
床に衝突した勢いで頭から流血する、それでも懸命に抵抗する。辺りが彼女の能力で揺れ、物を破壊する。
一方でバーラェは悟りを開いたように、目を瞑り抵抗しなかった。まずはバーラェからやるか…
「……!?」
思わず痛みに体が悲鳴を上げる。でも、声は伝わらない。チクチクと不快な、強力な痛みが体に響く
わりかしすぐに、バーラェの印付けは終わった。
その間もテーラェは暴れていた。
「…大人しくしろ!テーラェ!」
ロイズが怒鳴り、掌中に握っていた装置を押す。
その瞬間、首輪の色が変わる。毒を使う時の合図だ。
「……あぁ…」
一気に力が抜け、意識が混濁する。先程までの暴れようとは段違いに大人しくなる
数分もしない内にテーラェは失神した。
その一部始終をバーラェはずっとじっと、見ていた
印付けは終わった。床は物が散乱し、赤色の絵の具が垂れていた
それぞれの腕に
bārh
terh
と刻まれた
「…ムカつく」
先程の痛みや傷を思い出して苛つくテーラェにロイズが提案する。
「テーラェ、単独任務やってみないか?」
「単独任務?何それ」
苛つかせたのはそっちだろ、と思いつつも話を聞こうとする
「今は少し喧嘩ふっかけるだけでいいからな。」
と強調し詳細を伝えた…
2025年5月2日_とある廃墟の一角…
「新しい奴らの調査はどうだい?ニサ」
ニーナがパソコンに食いつくニサを覗き込む
「順調だよ、まさか日本にこんな黒歴史みたいな実験施設があったんだとは思わなかったよ」
熱中しすぎて徹夜した具合のクマになっているニサにニーナは苦笑いした
「まぁそうだね。オーダーってただの反社じゃなかったんだ、そんな事もやってるんだっ…てついこないだ初めて私も知った」
ニーナさえ知らなかったんだ…そりゃ情報も出回ってないわ…とぼんやりとした頭で思う。
パソコンの画面には、今この話を見ている人達なら見覚えがある面子が映っていた。
「ここから逃げ出した実験体もいるんだってね、厄介そうな印象がするよ。どうする?」
少し考えたあとニーナが言う
「まぁ…ここの出身でしょ。まともな気がしないだよね…だから、殺しにかかってもいいと思うんだ」
自分自身たちが嫌う偏見で判断していることに誰も気づかない。
そして逃げ出した被検体が本当は優しくて、平和に暮らすことを望んでる事も誰も理解していなかった
新しい人物が出てきましたね。
ニサとニーナ、どの様に話に関わってくるでしょうか…
もう過ぎましたが6月15日は桜の誕生日です。
おめでとう
次の話でまた会いましょう




