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リアゼノン・オンライン 〜レベルアップするとステータスの数値が減少するデスゲームで、特殊条件をクリアした俺は、ユニークスキル【レベルダウン】で最強を目指す  作者: 八ッ坂千鶴
第2章 (後編※ハイファンタジー)

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第2-90話 アレンの勘違い

今までより長いよw


※2022年5月29日 タイトルを変更しました


 ――Z+魔法 ジャッジメント・バーニング・ラビリンス‼


『一気に燃えろぉぉぉォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ ‼』


 ルグアの特異点魔法。属性は火属性。だけど、同じ火属性の〝サージ〟よりも規模がデカい。

 巻き込まれるかもしれない勢いに、残された俺達三人は足が竦む。しかも、地下道壊してんじゃね? 出番取られた?

 神級のルグアでも成長するんだぁ~。それより、人ってどこまで成長できるんだろ? 俺も勉強中だし? 受験勉強近いし?


『おーい。味方は燃えないから来ていいぞ‼ せっかく見栄えいいのにもったいない……』


「見栄えっすか?」


 ルグアの言葉を不思議に思い。メルフィナとロムも地下道の行き止まりへ。そこに、ガーゴイルの姿はなかった。

 しかし、目に映った灯火は、ライブステージのような彩りを作り出している。ルグアはこれを見せたかったのだろう。

 リアクション王になりつつある俺も、表現しきれない人工の絶景。いつまでも見ていられるけど、その火は儚く消えた。



 ◇◇◇エルフィレンナ周辺◇◇◇



「さて……。お待ちかねのエルフィレンナへ行くか……。アレン達は入国後すぐに仕事に就いてもらう。

 私は爆弾の埋め込み作業があるから、少し遅れるかもな。2時間以上はかかるだろうし……」

「……で。結局いくつなんすか? その埋め込みって?」

「ん? 規模としては大罪人レベル……いや、極悪人? それ以上だったかな?」


 数相当ヤバそう……。ルグアの感覚狂いすぎ……。バレンはそういうことしないんじゃね? 怖いけど多分……。

 だけど、設置時はどういう状態になるのかな? そもそもルグアって過去にもしてたんだっけ? 期間終了後は……。


「取り外し作業だな。埋め込みの痛みはそれほど強くないが、取り外し作業はその真逆。

 罪人が外に出る時は、必ず取り外し作業がある。けど、そこで命を落とす人も多い。というよりほぼ全員亡くなっている」

「そんな……。つまり取り外しの方が……」

「一番過酷。だから、エルフィレンナに入ったら誰も出ることができない。んでもって、アレン達は埋め込み無しにしてもらった。

 それに、一番の目的は爆弾性能の確認と、脱獄犯の差し押さえ。あとは、遊び感覚の取り外し作業くらいかな?

 担当者が変わってるらしいし、取り付け作業速度も測るか……」


 ガチモードじゃん。完全にルンルンモードだよ‼ 待ち望んでる感マックス‼ なんか取り付け中のルグアの様子見たい。


『ルグアさんお待ちしてました‼ そちらの方々が例の連れさんですね』


「こんにちは。今日から世話になるロムとメルフィナ。そして弟子のアレンだ。彼らはこのまま仕事場に案内してくれ。

 あ、アレンは私が案内すればいいか……」


『では、ロムさんとメルフィナさんはこちらへ。ご案内の前に、はじめまして、エルフィレンナ案内人兼担当者の、リナです』


 リナ……ちゃん……。めちゃんこ可愛い‼ 細くスラリとした美脚ががががが……。いやダメだ。ルグア一筋の俺が浮気しちゃあ……。だけど。カワユすぎる。


「リナか」

「ノンノン、リーちゃんね♡ 勝手ながら、エルフィレンナでアイドルやってます‼」


 フィレンが好きなやつやー‼ 絶対にアイドル指導始まるじゃん‼ オタッキーレベルだもんなぁ。連れて来なくて大正解。


「リナはロムとメルフィナを。私は埋め込み作業の現場へ行く。アレンも来るんだろ?」

「団長の弟子っすから」



 ◇◇◇埋め込み用手術室◇◇◇



「それじゃ。よろしく。あ、麻酔は昔から苦手だから麻酔無しで。事故って手術した時麻酔したら拒否反応で発作がさ……。

 原因は麻酔薬の量を間違えただけらしいが……」

「『了解しました‼』」


 麻酔無しの時点でヤバいんすけど‼ ってか発作ってありえなくね?


「それじゃあ行ってくる。あ、雑談しながらでいいぞ‼」



 ***数分後***



ルグア

『作業は順調か?』

作業員A

『はい。いつもならみんな暴れ回るんですけど、ここまで大人しくいてくださるなんて……』

作業員B

『暴れた方が痛み強いし。逆効果なのにね』

ルグア

『なんならわざと暴れてやろうか?』

作業員全員

『結構です‼』


 ルグアなんか元気すぎなんすけど‼



 ***さらに数分後***



作業員A

『これで半分ですかね……』

作業員C

『個数多いから実績上がりそうです‼』

ルグア

『おお、それは良かった。思ったより手際も良いし、さすがは暴れ馬の調教師だな‼』

作業員全員

『罪人を競走馬に例えないでください‼』


 もしかして、ルグア競馬好きなんじゃね? あと異世界にも競馬あるんだぁ……。



 ***さらに数分後***



司令官

『ルグア様、この度はお越しいただきありがとうございます。先程試作品が完成したのですが……』

ルグア

『それって通話のやつか?』

司令官

『いえ、お伝えした物より致死率の高いものになります』

ルグア

『じゃ、それも追加で後日支払っとく』

司令官

『ありがとうございます。早速お持ちいたします』

作業員C

『あの‼ もう設置する場所がどこにもないんですが……』

ルグア

『脳内投入でいんじゃね? ドリルでグサッとさ‼』

作業員B

『ドリルで穴空けていいんですか? 痛みますよ』

ルグア

『どれくらいだ?』

作業員全員

『言葉で説明できないくらい計り知れないと思います‼』

ルグア

『よし決行‼』


 いやそれ脳天突き破ってるっすよ団長‼



 ***さーらーに数分後***



ルグア

『いでででで……⁉』


 ――ギィィィィィィィィン……。


作業員C

『痛み大丈夫ですか?』

ルグア

『……想定……以上だよ……』

作業員A

『途中で止められますが……』

作業員B

『〝ガンガン頼む〟って言ってたから、ガツガツドリルぶっ刺してるもんね』

ルグア

『心臓の方は……、全部処置……終わって……いるんだよな……?』

作業員全員

『処置済みです‼』

ルグア

『んじゃ、○○‼』



 ***そして***



「『お待たせしましたー‼ 全部の作業終わりました』」


 手術室から出てくる作業員。だけどルグアが出てこない。手術は成功したのだろうか? 今それが心配なんすけど‼


「それなら、部屋の中で死んだ……」


(え?)






 死んだァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ⁉
























「いえ、死んだかのようにぐっすり寝ていますよ?」

「マジっすか……」

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