表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リアゼノン・オンライン 〜レベルアップするとステータスの数値が減少するデスゲームで、特殊条件をクリアした俺は、ユニークスキル【レベルダウン】で最強を目指す  作者: 八ッ坂千鶴
第2章 (後編※ハイファンタジー)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

201/377

第2-81話 ルグア暗証番号教えるってマジっすか⁉

 ◇◇◇ラクト山地周辺◇◇◇


「それにしてもだんだん暗くなって来ましたね……。バレンのこと言えないけど、めちゃくちゃ眠くなってきたよ……」

「ロムさん大丈夫っすか?」

「う、うん。こんなに動いたことなかったから、疲れが溜まってきてるのかも……。そうですよねメルフィナさん?」

「ええ。明日は筋肉痛になりそうだわ。アレン君は大丈夫なのかしら?」

「お、俺っすか? 俺は……」


 思ったより疲れていない。



 ***リアゼノン 第七層***



『も、もう、限界っす。ギブ。マジギブアップ……』

『お疲れさん。私はゲリライベ行ってくるが、お前は休むか?』


 だから限界って言ってるじゃん。動けないっつーの。体力ヤバすぎだよ……、ルグアは……。


『体力じゃなくって思考力な。プラス持続と持久力。継続時間も長ければ長いほど集中力が上がる。っと、私はそう考えている』


 負荷かけている時点で昏睡状態だろ⁉ よくならないなぁ~。アホみたいにすごい……。俺には到底無理。真似できない。



 ***現在***



 今思い返せば、あの時よりも体力――いや、集中力が長続きするようになった。疲れも感じにくくなっている。

 少し自分の成長に実感が湧いた。しっかり強くなれたのかな? だから、あの時よりもルグアに褒められるのだろう。


「うーん……」

「どうしたんすかルグア?」

「いや、エルフィレンナで泊まろうと思ったんだが……。ラクト山地に近い村にするか悩んでるんだよ」

「ラクト山地に近い村?」

「名前はリフェリア。フォルテならよく知ってるはずの村だな」

「ほほう……」(じー)

「おいおいアレン顔近づけんなよ……」

「やっぱり身長高いなぁ……」

「それとこれとは違うじゃないか‼」


 だって、変身魔法クオリティ高すぎなんだもん。超高身長だし、めちゃくちゃかっこいいし、なおかつめちゃくちゃ似合ってる。

 俺もこのボサボサ頭が何とかなればいいけど。天然パーマは仕方ない。髪のセットは難しいしめんどくさいから。


「私はそのパーマが羨ましいけどさ……」

「ふぇ?」

「最近毎回その返答だな。アレンは自慢できることだらけだ。見込んだだけはある」

「俺もルグアと一緒が最高っす‼」

「よし決めた。リフェリアに泊まろう‼ エルフィレンナの総長には、明日からと伝えておく。ついでに……」

「ついでに?」

「……ウェンドラ聞こえるか? ちとリアルの方と接続してもらいたい」


 ルグアが通信魔法で連絡を取り合ってる。リアルとの通信接続を要求していた。同時に……。


「お、こっちも繋がった。総長聞こえるか? ああ、例の頼んだやつ準備できたみたいで良かった。ん? 試作品もなのか?

 なら、それも追加してくれ‼ ウェンドラ‼ そっちはどうだ? OK‼ 或斗さん聞こえますか? ちょっとリアルマネーが必要になったので……。

 私の近くにカバンあるでしょ? そこに通帳が20あるから。そそ。ネット銀行で引き出して欲しいんだけど。どの通帳かって?

 △△銀行の通帳に500万。そこから200万を。○○銀行の方には1000万入ってる。

 あ、外国の方のバンクには5000億あるから、それは好きに引き出して大丈夫です。ドルだけど……。暗証番号教えますね」


 完全に大富豪じゃん‼ ってか、暗証番号教えちゃだめでしょ‼ 個人情報だよ‼ 個人情報‼


「ギャンブルに使っていいかって? 別にいいですよ。負けて膨大な額失ってもすぐに戻ってくるので……。

 あ、そうだ。赤十字社に500万寄付しないとだった。1億寄付でもいいけどね。たしか寄付予定日は九月四日だったかな?

 え? もうすぎてる? じゃ、じゃあ5億寄付しておいてください。本来は私名義だけど、或斗さん名義でお願いします」

「スゴすぎる……。貢献しすぎじゃん‼」

「その……。アレンさん赤十字社ってなんですか?」

「支援団体のことっすね。こことは別の世界の」

「支援団体ね……。アルヴェリアにもあっていいわ」


 にしてもルグア富豪すぎじゃん‼ それに、口調が行ったり来たりしてるんだけど‼ 頭の回転早すぎる……。


「総長‼ 支払いの額準備終わったから、リボ払いで‼ ってんなもんねぇよな。一括現金払いで頼む」

「その。聞いちゃあれなんすけど……。購入金額は……」

「ざっと5億ウェレスだが、どした?」

「ご、5億ウェレス……」

「日本円で6000億だな。まあ、全銀行合計で軽く10兆は超えてるから、まだ安い方だよ」


 いやいやいや。億万長者っすよ‼ ルグア‼ 金銭感覚狂いすぎっす‼ 俺でも貯金少ないのに、裏山大爆発中なんすけど‼


「そうか。ま、私の兄は結婚してるし、アパート暮しやめたからさ。私が土地ごと一括払いで支払ってやった。今は五人暮しだ」

「五人? 四人じゃなくて?」

「ああ、私の兄とその妻。第五層にラミアとファリナいただろ? その二人。

 そして、私も同居している。電気代とかも支払ってるしさ。灯油代も水道代も。家具も全部私が支払ったかなぁ……」


 大人買いしすぎ‼ それに通信料も払っているんでしょ? スマホ代とかも全部。

 格安じゃないな団長は……。俺格安しか使えないんだけど‼ ってか俺一人で通信料1,900円とか引かれてるし‼


「ん? 家庭用は格安スマホなんだが……。ただゲームスマホとか、容量デカいパソコンとか、WiFiは人数分だな」

「わ、WiFi人数分……」

「もちろん、支払いは私の通帳にまとめてる。そろそろ額引かれるだろうし、入金しないとだな。ま、予備通帳も登録済みだから、気にする必要もないか……」

「裏山……」

「さて、リフェリアに着いたらみんなは休憩。私は追加受注と深夜のクエスト攻略に行ってくる」

「わかったわ。気をつけてよね」

「ルグアいてらっす‼」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ