異世界美術史
最新エピソード掲載日:2026/05/23
美術大学に通う青年・淡口珊瑚(あわぐちさんご)は、「芸術に意味なんてあるのか」と悩んでいた。
そんなある日、彼は“自由な絵”が禁じられた異世界へ転移する。
そこでは絵画は王家の壁画のみ。庶民が絵を描くことは忌避され、キャンバスも絵の具も存在しない。
そんな世界で珊瑚は、塗装屋の娘・シェルと出会う。
彼女は父の仕事用の染料を使い、“壁画の練習”と称して密かに家の壁へ絵を描いていた。
鉱石から絵具を作り、動物の皮から油を作り、絵の枝から紙を作る――。
異世界の風土に苦戦しながらも、二人は少しずつ"芸術"を広め、興していく。
第1章 異世界入り
2026/05/21 19:56
第1章 2話 色のない国
2026/05/23 21:51
(改)