二十三話
なんとか今日中に投稿
「おわったのか?」
YouはHannaに声をかける
その声は先ほどとは変わって優しいものだった
「えぇ……終わりました……」
「そっか……」
そんな二人に後ろから声がかかる
その声は先ほどの【先導者】Vanだ
「それで、こいつらの処遇はどうする?俺らが手を下そうにもお前らがやっちまったしな」
「それはすまなかったな」
「いや、それはいい。俺らがやるよりもひどい目にあったからな」
この世界はゲーム世界なのでSakiが男の急所を踏みつけたのは普通に体を踏みつけてるのと変わらなかったが、幻痛というものがあるように意識しただけでないはずの痛みを受けるのは存在する
なので、想像以上のダメージを負わせられたのだ
それに加えての言葉責め、動こうとした時に体の起点を踏み潰すことによる動きの阻害と共に死なないように軽減されてる痛みを地面と足で挟むようにしたことにより拷問クラスの痛みを与えていた
Youは手の先などを力が入る前にこれまた踏み潰すことで痛みと行動の阻害を行い、Sakiとは違い、じわりじわりとダメージを与えていった
更に炎の魔法で下から焼き、氷の魔法で上から冷やす
いくら軽減されているとは言えこれもまた拷問クラスの痛みを与えていた
「この攻撃、いや、もはや拷問だな。それで我々もだいぶすっきりした。この拷問よりも我々が行う予定の方が軽い刑になってしまうからな」
そう言うと後ろの人達も頷く
中には青い顔をしている者もいた
「そして、ここからが本題なのだが、君らにこいつらの処遇を任せたいと思う。先程話し合った結果それが一番こいつらにひどい罰を与えることができると話がまとまった」
それを聞きYouはZen、ROKI、GGに近づくと一本のロープを取り出す
それは捜索に出る前にMakeに渡されたものだ。
PK犯が生み出したオリジナルの煙幕を見て発案したものだ
その効果は、縛り付け30秒経つと体を動けなくするものだ
「なぁ、レッド金貸してくんね?」
3人を縛り付けた後Youはそんなことを言いだした
「50万ぐらい」
それはトッププレイヤーのRedの全財産でやっと払える金額
急に言われてかせるはずもなかった
「お前」
「アホか」
「そんな大金払えるわけなかろう」
「ちょっとは場の空気を読んでよね、明らかに今する話じゃないでしょ」
RedのPTに呆れて突っ込まれる始末
しかし、Redの答えは一言だった
「いいよ」
その言葉は周りを凍りつかせた
「いいに決まってる。君が初めて僕に正面から頼ってくれたんだ。断る理由はない」
そう言い、すぐに50万をYouに渡す
「君のことだからこいつらの処分にも関係するんだろ?」
Youは図星を疲れたのか苦い顔をした
「ギルドホームを買う」
たったそれだけ、Youはそれだけを言った
Sakiはいいアイデアだねと言った
しかし、他の人は困惑、怒りなどといい表情をした
この場面で金を借り、自分たちのために使うのか? と
「だいたい君がやりたいことは分かった。しかし、それを正直に言えばいいじゃないか? それならば文句言われることもないだろうに」
Redはため息をつく、その様子でVan、Make、AKATUKIの三人はわかったようで
「やはり君に任せて正解だった」
「おほほ、お主も面白いことを考えつくのぅ」
「それは……なんとも……」
しかし、周りのプレイヤーはさらに困惑する
自分たちの代表がYouの行動を理解し、納得したのだ
その困惑の中でSakiが中心に出て説明をする
「ガイルで、ギルドハウスにプレイヤーを閉じ込めることが判明している。ならばこいつらにもなんも娯楽もない部屋でこのゲームがクリアされる日までじっとしてもらおうって話だよね。正直に言えばいいのにそれだからお兄ちゃんはひねくれているって言われるんだよ」
その言葉でようやく何をするのかわかったのか、不満を告げる者がいなかった
娯楽がない、何もすることがない、それは人間にとっての一番の苦痛である
Youはそのことを理解していた
流石兄弟というべきか、Sakiの影であまり知られてないがYouも十分にSである
そうでなければ先ほどのように周りが引くほどの拷問をできるはずもなかった
YouはSakiに解説をされ、すごく気まずそうにしていた
そして、気まずそうにしているYouを見て、Sakiは笑顔になる
Youは悟った
解説したのは自分たちに敵意がいかないようにするためではなく、自分をいじめるためだと
こうして様々なプレイヤーを苦しめたPKは幕を閉じた
感想ありがとうございます。
リアルで立て込んでおり、感想の返信は少し遅れると思います。
すいませんでした
これからもよろしくお願いします




