十一話
15日まであと数分早いが出来たので投稿しました
あれから早いもので3日がたった
Youのレベルは27と出発当時のRedのレベルに迫っていた
Ryuukiも22と攻略組として十分なレベルになり、職業も3次職のソーサラーになった
Ryuukiは攻撃範囲ぎりぎりまで下がっての攻撃と会った時も言っていたがまさしくその通りだった
あと一歩でもずれれば攻撃が当たらないといった本当にぎりぎりから攻撃をしていた
Ryuukiは常に同じような攻撃範囲ギリギリの距離を保って攻撃を続けていたのにはYouは素直に感心した
見た感じではただの臆病者ともいえる感じだったが……
その攻撃方法が幸いしてか、スナイパーという攻撃距離拡張のPSを発言していた
そして、2人は救出組の集合場所にいた
そこには主人公のPSを持つAKATUKIと、その取り巻きの女子が5人、そしてZeroがいた
「時間みたいですね。これで全員ですかね?」
「まぁ、私達とアカツキ様がいれば問題ないけどね!」
「うん」
「まぁまぁ、人が多いには越したことはないですから、2人ともそんなことを言ってはダメですよ」
「「はーい」」
「っち、リア充爆発しろ」
AKATUKI達の様子を見ていたZeroが叫ぶと
AKATUKIは私は別にリア充ではありませんがね。と言うと咳払いをして仕切りなおしたように言った
「それでは自己紹介をしましょう。私はAKATUKIでレベルは32、職業は騎士です。PSは僭越ながら【主人公】となっております」
「アカツキ様の恋人のYUI、レベルは26の格闘家です。PSは【戦舞姫】だよ」
「私こそがアカツキ様の真の恋人のSESIRIAですわ。レベルは25で魔女をやってますわ。PSは【貴族】ですの」
「わ、私はRUUです。レベルは23で、巫女をやらしてもらっています。PSは【撫子】です……」
「私がアカツキの妻のMisuzuよ。レベルは26のスティーラーでPS【女盗賊】ね」
「ミスズさん、嘘はやめてください。私はレベル24の僧侶のERIです。PS【神官】です」
「Zeroだ、レベルは25のスティーラーだ。PSは……言えない……」
「私たちが言ったんだからあなたも言いなさいよ」
「まぁまぁ、ミスズ。何か話せないわけでもあるかもしれませんので、その事情をくみ取ってあげましょうよ」
「アカツキ様がそういうなら……」
Misuzuは渋々といった感じで引き下がった
「りゅ、Ryuukiです。レベルは22でソーサラーです。PSは【スナイパー】です」
「You、レベルは27で、ヴィザード。PSはまだ無い」
「暗いねぇ~」
「PSがないって今もないの?うわ、まじないわ。このゲームの一番のポイントのPSよ。しかもヴィザードで剣士装備って絶対器用貧乏なポジションだよ」
「悪かったな」
今現在の攻略組と生産者達はほとんどの者がPSを発現していた
このゲームにいる8割の人間がPS持ちとなっていた為PSが発現していないものはPS持ちに比べてPSの強化分の能力が低いためこのような差別も起こっていた
「PS無しがなんでここにいるの?」
「妹を助けるのと幼馴染に文句を言うためだ」
「意味わかんない」
「まぁまぁ、ミスズ言いすぎですよ。あなたよりもレベルが上なんですから十分に強いってことですよ」
「うぅ~」
「では、行きましょうか?」
「「「「「はーい」」」」」
「あれ、救出組のリーダーって俺じゃなかったけ……?」
Zeroの声がむなしく響いた
You達はゴブリンの森の最奥、ボスエリアの前に来ていた
現在7月28日 11時47分
デスゲームまで残り13分
朝の10時に集合し、ここまで移動するのに1時間の予定だったが、ZeroとAKATUKIの取り巻きの口喧嘩が勃発したため予定より30分以上の遅れが生じた
「残り13分、確実に戦闘中にデスゲームが始まるな……」
「誰の所為でこんなに遅れることになったのかしら」
「おめぇだろ!」
「時間がありません。すぐに行きますよ」
「「「「「はい」」」」」
「ゼロさん、アカツキさん、ユーさん。配置はどうしますか?」
「ゼロさんが皆の糸を切ってください。その間私たちが足止めをします。ユーさんとリュウキさんには援護をしてもらいす」
「で、ボスの取り巻きはどうする?」
「取り巻きっているのか?」
Zeroの質問にYouが聞き返す
「ああ、いるぞ」
そっけなく返したその言葉にZero以外の空気が固まった
「どうした?」
「そういうのは先に言っとけ!」
Youは怒鳴りつけるように言う
ボスとの戦闘で唯一帰還したZeroは攻略掲示板にボスの情報を書き込んだがボスの取り巻きの情報は一切なかった
だからYou達は取り巻きがいないものとして考えていたが……
「っく、時間がねぇ」
「ゼロさんは皆の救出、私たちは取り巻きの排除、ユーさん達はボスの足止めをお願いします」
そう怒鳴り散らすようにAKATUKIが言うと急いでボスエリアに入って行った




