↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
32/56

トーナメント

昼過ぎ。


駐車場に着くと、雁屋は困り顔で煙草をふかしていた。


「どうしたんだ、湿気たツラして。」


声をかけると、振り向いた。


「あぁ、上角…。レイヴのことで、ちょっとな…。」


早速、話題が切り出された。


「その”レイヴ”のこと聞きに来たんだよ。

 詳しく聞かせてくれ。」


「あぁ…。」 


雁屋が灰を地面に落とす。


「バウトが四か所でやってんのは知ってるだろ。

 四大チームがそれぞれ胴元やって。


 …まぁ、ウチのチームは開店休業だけど。」


雁屋のチームはライデン。

バウトの”発祥”となったチームだ。

格闘技経験のある不良たちの腕試し、それでできた集団。

ここ――高架下の駐車場で。

いわば、伝統派。

そう言うと笑えるが、そんなところだ。


他の場所は、ライブハウスなんかでやっているらしい。

もっと、イケてる感じで。

オレは、近いってだけでここに通っている。


雁屋が、煙草の火を靴で消す。


「紀藤のとこが、四つの場所から代表者出してトーナメントやろうってよ。

 賞金出すからだとさ。


 正式名称は、G-RAVE(ジー・レイヴ)。

 Gはグラディエイターとか、そんな意味らしい。

 …グレイヴ(墓場)って言ってる奴らもいるがな。」


紀藤。


…あの男か。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。