↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
31/56

バイト後

空は濃い群青に変わっていた。

街に明かりが灯されている。

夜の風は、まだ冷たさを残していた。


相間邸。


玄関先で、封筒を差し出す。


「いつもありがとうね、空斗くん。」


柔らかな声。沙月の母だった。


「いいのよ。無理しないで。」


「そういうわけにもいかないので。」


親戚価格で、かなり割安にはしてもらっている。


なんとなく、そこの一線は、守らなくてはと思う。


軽く頭を下げて、封筒を渡す。


そのとき、奥から沙月が顔を出す。


「空斗。夕飯、食べてく? カレー。」


(カレー……。)


空腹を意識させるその言葉に、抗う術は見つからなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。