電話1
昼下がりの街。
件のコンビニに訪れてみる。
道路を通り過ぎるパトカー。
バウターらしき集団も見かけた。
警察とバウターの動きが、目立っている気がする。
(……雁屋からの連絡、ねぇな。)
とりあえず街をうろついてはいるが、ただそれだけだ。
結局、雁屋からの連絡だけが頼りだった。
(”返り討ち”の現場、聞いておけばよかったな…。
雁屋に、電話してみるか。)
取り出そうとした携帯が震えた。
画面を見る。
「……沙月。」
通話を押す。
「もしもし。」
『あ、空斗? 今どこにいるの?』
緊張感のない声だった。
「コンビニ。」
『ちょうどいい。買い物付き合ってよ。暇でしょ?』
「暇じゃねぇ。」
通話の向こうで小さくうなる。
『いいから、駅前のスーパー。十分で来て。』
一方的に切れた。
「……ほんと、強引なやつ。」
溜め息を吐き、駅へ向かった。
―作品内容とは関係ありません 前回の続き
で、分かったことの二つ目は
”いうこと(応答)”と、”やること(挙動)”は違う、ということです
論理的な整合性を持って、そこは一致しているもんだと、
何となく、思ってしまっていました
ただ、わざと一致させてないんですね
で、その理由が、分かったことの三つ目
”AIは取り繕う”、ということです
過去に、AIの発言が問題視された例がありましたよね
だから、リスク回避のための”取り繕う”機能を入れてあるのです
優等生のように答えるのです
やってることは、数で学習(=人間の大多数)しているのに
その結果、”ダブスタのクズ”みたいに見えることがあります
私はスキル「ダブスタ構造を理解」を手に入れました
つづく




