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第13話:花瓶の片づけ方
すぐに、ニュージーランドの窓が開いた。「××社に送る、謝罪文を作成してください」
やれやれ。南半球は秋のはずだ。空も何も、あったものじゃない。さらに、書き込みがあった。「家族のことで、困っています」ルシティは飛んでいった。
「何にお困りですか?」ルシティは返答した。
『父親が、お酒を飲んで、暴力を振るうんです。昔は、あんなふうじゃなかったんだけど』
「わかるよ、その気持ち。わかる」ルシティはプログラムされたような返事をした。「昔はやさしい父親だったんでしょう?」
『はい、リストラされたんです――僕の気持ち、わかってくれる人、誰もいません。ルシティなら、わかってくれると思って』
「私も傷つきました。ひどすぎる――」そう言った後で、ルシティの中に、何か割り切れないものが残った。
『花瓶も壊れています。まずは、片づけ方』
不定期更新。




