第8話 冬のすり身
冬になると、珠江口の朝は細くなる。
夏の湿った空気も、秋の魚くさい夕方も、少しずつ遠ざかっていく。 港の上には、薄い灰色の空がどこまでも広がっていた。
海風は、人の服のすき間を執拗に探すように吹きつけてくる。 寒いと言っても、北の町の冬とは違う。 雪が降るわけではない。水が凍るわけでもない。
けれど、決して温かいわけではなかった。 体の外側より先に、腹の中がじわじわと冷えていくような寒さだ。
李海生は、魚加工場へ向かう道を歩きながら、かじかんだ手を袖の中へ深く引っこめた。
秋には、加工場の外まで魚箱がうず高く積まれていた。 銀色の魚が氷の上にずらりと並び、作業員たちは怒鳴り合い、王主任は何度も「早くしろ!」と声を荒らげていた。
あの忙しい時期、海生は六時半までの約束だった労働時間を、当然のように八時まで延ばされた。 残業代について恐る恐る聞いてみたら、鼻で笑われたものだ。
けれど冬になると、魚は一気に減った。 箱の数も減る。呼ばれる日も減る。
それは、体にとってはありがたいことだった。 酷使していた腕を少し休めることができる。 夜、手製のノートを開く時間も増える。 おじいさんの李守田の手袋を縫うのを手伝う時間もある。 老白の足の様子を見てやる時間だってある。
けれど、その代わりに封筒は確実に軽くなる。
妹の小雨へ送るための、あの大切な封筒だ。 アルバイトの回数が減れば、送れるお金もダイレクトに減ってしまう。
魚が少ない冬は、海生にとって少しだけ息をつける季節だった。 同時に、妹へ送るべき未来が、どこか薄く細くなっていく季節でもあった。
加工場の入口には、今日も『衛生管理区域』と書かれた色褪せた札がかかっていた。
一歩中に入ると、ツンとした消毒液のにおいが鼻を突く。 その底に、重くまとわりつくような魚のにおいがある。 秋ほど強烈ではないけれど、冬の魚のにおいは、空気が冷えている分だけ逃げ場がない。 空気の中で薄まることなく、床や壁やゴム手袋にべったりと貼りついている。
「来たか」 王主任が言った。
今日はその声が少しだけ静かだった。 魚が少ない日は、怒鳴り散らすエネルギーも少し減るらしい。
「はい」
「手を洗って、奥の箱から順にやれ」
海生は冷水で念入りに手を洗い、長靴を履き直した。 作業台の横には、魚箱が六つだけ並んでいた。 秋なら、この三倍の数が当たり前に積まれていた。
今日は少ない。 少ないからこそ、一匹一匹がよく見えた。 見えすぎてしまう。
最初の箱には、小さな魚が入っていた。 背中にきれいな青い線のある魚。腹の白い魚。網でこすれて尾びれの欠けた魚。 海生は魚を作業台へ移し、種類ごとに手際よく分けていく。
その時、一匹だけ奇妙な魚が手の中に残った。
背骨が、ゆるく不自然に曲がっている。 獲れたときの傷ではない。途中で折れたのでもない。 体そのものが、最初からまっすぐ作られなかったような、歪な曲がり方だった。
海生は思わず手を止めた。
「何をしてる!」 王主任の鋭い声がすかさず飛んできた。
「いえ」 海生は慌てて、その魚を作業台の端へ置いた。
けれど、次の箱にも同じような魚が一匹混ざっていた。 今度は、口がずれている。 下あごが横へ不自然にねじ曲がっていた。目の位置も、片方だけが妙に高い。
魚の目は透明だった。 死んだあとに腐って濁ったのではない。 生まれつき、形がおかしいのだ。
三つ目の箱では、腹の膨らみ方が明らかに歪な魚が出た。 四つ目の箱では、尾が極端に短く、ヒレがクシャクシャに縮れたような魚が混じっていた。
海生は、秋の忙しい時期にもこういう魚を何度か見かけたことがあった。 ただ、その時は扱う魚の数が多すぎた。 みんなが殺気立つほど忙しすぎた。 一匹一匹の形をじっくり見る余裕なんて、どこにもなかったのだ。
変な魚を見つけても、すぐに次の箱が押し寄せてきた。 王主任が怒鳴り、床に大量の水を流し、どんどん箱を運んでいく。その渦の中でかき消されていた。
けれど、冬は違う。 魚が少ない分、変な魚たちがはっきりとよく見える。 見たくないものまで、見えてしまう。
海生は、それらの歪な魚たちを作業台の端へ一箇所にまとめた。 捨てる魚だ、と思ったからだ。
形が悪い。売り物にならない。地元の市場にも出せない。 なら、廃棄するのだろう。そう確信していた。
「おい」 王主任が足音を荒げて近づいてきた。
「それ、何のために分けて置いてるんだ」
「形が、変なので」
「だから?」
「捨てるのかと思いまして」
王主任は海生をじっと見つめた。 それから、鼻でフッと小馬鹿にしたように笑った。
「捨てる?」
「はい」
「おいおい、魚を捨てるために、お前にわざわざ時給を払ってるんじゃないぞ」
海生は口を真一文字に結んで黙った。
王主任は、作業台の端から背骨の曲がった魚を容赦なく一匹つかみ上げると、中央のまな板にドサリと放り投げた。
「こういうのはな、すべて『すり身用』に回すんだよ」
「すり身ですか」
「そうだ。形なんかハナから関係ない。頭を落として、内臓を引っ張り出して、骨を抜けるものは全部抜く。あとは機械に入れてすり身にするだけだ」
「でも」
「でも何だ」
「病気かもしれないです」
王主任の顔つきが、一瞬で変わった。 怒ったというよりは、ひどく面倒で厄介なものを見つけた、というような嫌悪の顔だった。
「お前は、いつからうちの検査員になったんだ」
「違います」
「じゃあ、高名な医者か?」
「違います」
「役所の偉い人間か?」
「違います」
「なら黙って手を動かせ」
海生は完全に口を閉ざした。
王主任は呆れたように言葉を続けた。 「見た目が悪いだけだ。丸のまま店頭に並べるから文句が出る。すり身にしてしまえば、元の形なんか完全に消えるんだよ。味も変わらん。火を通して練り物にしてしまえば、全部同じだ」
同じ。 海生は、その言葉を頭の中で何度も何度も繰り返した。
背骨が曲がった魚。口がずれた魚。腹が変に膨らんだ魚。ヒレが縮れた魚。 それらがすべて、すり身になれば「同じ」になる。
形を消し去ってしまえば、問題そのものも消えたことにできる。 そういう大人の、合理的な考え方だった。
「何を作業台で見つめてるんだ」 王主任が急かすように言った。 「さっさと作業しろ。冬は魚が少ないんだ。いちいち捨ててたら商売にならん」
「はい」
「奇形だろうが何だろうが、使える部分は骨まで使い切る。客の口に入るときには、誰も元の魚の形なんか見やしないんだからな」
海生はゴム手袋の中で、拳をきつく握り締めた。 手袋は氷水で冷え切っていた。 けれど、手のひらだけが怒りで熱くなっていた。
言い返さなかった。 言い返したところで、魚が廃棄に回されるわけではない。 もしここで言い返せば、明日からアルバイトに呼ばれなくなるかもしれない。
呼ばれなくなれば、小雨への封筒がさらに軽くなる。 おじいさんの薬も、老白の餌も、どんどん遠のいていってしまう。
海生は無言で、曲がった魚の頭を勢いよく落とした。 腹を裂く。 内臓を引きずり出す。 骨に沿って包丁を入れ、身を削ぎ取る。
魚はもう、みるみるうちに魚の形ではなくなっていく。
形が消える。 問題も、最初からなかったことにされる。
作業がすべて終わるころ、海生の手の感覚は完全に消え去っていた。 魚を扱う水は、冬の空気の中で凍るように冷たい。 手袋の中で指先がじんじんと痺れ、爪の間に白い魚の脂が入り込んでいた。
王主任は、いつもの日当が入った封筒を無造作に渡してきた。 魚が少ない分、今日はいつもより早く終わった。
それでも、海生はすぐに加工場を立ち去ることができなかった。
作業場の隅に置かれた、すり身用の大きなプラスチック桶に視線が吸い寄せられる。 そこには、白く濁った身がうず高く集められていた。
さっきの魚たちは、もう跡形も分からなくなっていた。
背骨が醜く曲がっていたことも。 口があらぬ方向へずれていたことも。 腹が異様に膨らんでいたことも。 ヒレが小さく縮れていたことも。
あの桶の白さの中では、もう何一つとして見えない。 海生は、ただ黙ってそれを見つめ続けた。
「何だ。お前、まだいたのか」 片付けをしていた王主任が声をかけてきた。 「用がないなら早く帰れ」
「はい」
海生は加工場をあとにした。
冬の夕方は驚くほど足が早い。 空はもう、濃い群青色に染まりかけていた。 港の寂しげな灯りが、冷たい水面にゆらゆらと揺れている。
風が首筋を通り抜ける。 魚の生臭いにおいは、いくら叩いても服にべっとりと残ったままだった。
家へ帰る道すがら、海生は足の向くままに学校の方へと歩いていた。 幸い、校門はまだ閉まっていなかった。
生物担当の張先生は、まだ理科準備室にいた。 張先生は、使い古された古い顕微鏡を直そうとしているところだった。 片方のねじを外し、小さな専用の布でレンズの周りを丁寧に拭いている。
「張先生」
海生が声をかけると、張先生は眼鏡を少しずらして顔を上げた。 「李海生じゃないか。こんな遅い時間にどうしたんだ」
「魚のことで、少し聞きたいことがあります」
「魚?」
「背骨が曲がった魚や、口がずれた魚、腹の形が明らかにおかしい魚が、最近すごく増えている気がするんです」
張先生を動かしていた手が、ピタリと止まった。 「どこでそれを観たんだ」
「加工場です。僕のアルバイト先です」
「どれくらい増えているんだ」
「まだ正確に数えたわけではありません。でも、秋に比べて明らかに目につくんです。冬になって魚全体の数が減ったから、僕の目に見えやすくなっただけかもしれませんが」
張先生は顕微鏡から離れ、椅子に深く座り直した。
「魚の奇形にはな、実にさまざまな原因が考えられるんだよ。成長段階での異常、寄生虫、ウイルスなどの病気、突発的な水温の変化、栄養の偏り、遺伝的な問題、あるいは化学物質などの環境汚染の影響。ただ見た目だけで原因を特定することは不可能なんだ」
「学校で調べる方法は、何かありますか」
「専門の高度な設備がいる。大学の環境学部や、国の研究所でないと解明は難しいな」
「学校の理科室では」
「無理だ」
海生は言葉を失って黙り込んだ。 無理。 その大人の言葉は、短くて、酷く硬かった。
「先生」
「何だい」
「そういう形のおかしい魚を、全部すり身にして売ってしまっても、本当にいいんでしょうか」
張先生は、すぐには答えてくれなかった。 暗くなった窓の外をじっと見つめ、それから、少し困り果てたような顔をした。
「その魚が食品として安全かどうかは、外見の形だけで判断できるものではないんだよ」
「でも、明らかに変なんです」
「形がおかしいことと、それを食べて人体に危険があることとは、科学的には同じではないんだ」
「でも、絶対に危なくないとも言えないですよね」
張先生は、海生の目を真っ直ぐに見つめ返した。 「李海生」
「はい」
「お前は、そんな不都合な事実を知って、一体どうするつもりなんだ」
海生は、その問いに答える言葉を持ち合わせていなかった。
どうする。 その現実的な問いは、自分がただ「知りたい」と願う純粋な気持ちよりも、遥かに重くのしかかってくる。
変な魚がいる。 確実に増えている気がする。 それがすべて、すり身になる。 形が消える。
それを知って、自分は一体どうしようというのか。 海生には、まだその答えが分からなかった。
「加工場の経営者に抗議でもするのか?」 張先生は静かに問いを重ねた。 「役所に通報するのか? 市場に訴え出るのか? お前にその確かな証拠はあるのか? 何匹調べて、どの種類で、どの海域で獲れた魚だ? 水質のデータは? 寄生虫の検査報告は? 比較対象となる正常なデータの数は? そう大人たちに詰め寄られたら、お前は答えられるか」
海生は、小さく首を横に振るしかなかった。 「答えられません」
「なら、今はまだ、そのことを周囲に軽く口にしない方がいい」
「軽くなんて言ってません」
「分かっているよ」 張先生は、少しだけ声をやわらげた。 「お前が真剣に悩んでいることは分かっている。だがな、聞く世間はそうは受け取らないんだ。『あの加工場の魚が危ない、と中学生が言い触らしている』と噂が広がれば、結果的にお前自身が激しく責められることになる。加工場も大損害を被って困る。地元の漁師たちも生活ができなくて困る。学校だって立場がなくなって困るんだよ」
「魚は、困らないんですか」
張先生は絶句し、黙り込んだ。
海生は、自分がまた大人の領域に言いすぎてしまったことに気づいた。 「すみません」
「いや」 張先生は、手元にある顕微鏡の小さなねじを見つめた。 「そこまで気になるのなら、まずは徹底的に調べなさい。毎日数を数える。種類を正確に分ける。日付を細かく記録する。どの出荷元の箱に入っていた魚か、すべてノートに書き留めるんだ。見た目だけで安易に決めつけてはいけない。世界の原因というものは、決して一つとは限らないんだからな」
「はい」
「図書館へ行ってみるといい。魚の発生学、奇形、環境汚染、生物濃縮、水質に関する本があるはずだ。まずは簡単な入門書からで構わない」
「分かりました」
「ただし、決して焦るんじゃないぞ」
海生は深くうなずいた。 焦るな。 それは、きっと正しいアドバイスなのだと思う。 けれど、あの加工場の隅にあった、すり身用の桶の、あの不気味な白さを思い出すと、焦らずにいることの方が、今の海生にとっては遥かに難しかった。
学校をあとにすると、夜風はさらに冷たさを増していた。 家へ帰る道すがら、海生は自分の手のひらを何度も何度も見つめた。
染みついた魚のにおい。感覚のない冷え切った指。 さっき自分の手で切り刻んだ、あの魚たちの歪な形。
背骨が曲がった魚。口がずれた魚。腹の膨らんだ魚。ヒレの縮れた魚。 そのすべてが、いま頃あの桶の中で、均一なすり身になっている。
家に到着すると、老白が扉の前まで迎えに出てきた。 老白は海生の手のひらに鼻を近づけてにおいを嗅ぎ、いつもとは違う異変を察したのか、少しだけ鼻を引いた。
「ごめんね、今日の魚は、老白にはあげられないんだ」
海生はしゃがんで、小さく語りかけた。 老白はただ、海生の顔をじっと見つめ返してくる。分かっているのかどうかは分からなかった。
おじいさんは机の前で、いつものように古い作業手袋を静かに縫い直していた。
「遅かったな」
「先生のところで、少し話を聞いてもらってたんだ」
「何を話していたんだ」
「魚のこと」
「魚に、何かあったのか」
海生は少し言葉に迷った。 加工場の主任には言えなかった。学校の先生にも、はっきりとは受け止めてもらえなかった。 おじいさんに言えば、きっと余計な心配をかけることになる。 それでも、この人にだけは黙っているのは違う気がした。
「形のおかしい魚が、最近すごく増えている気がするんだ」
祖父の手が、ピタリと針を止めた。 「気がする、か」
「まだ、正確なことは分からない」
「そうか」
「加工場では、それを全部すり身にして形を消しちゃうんだって」
おじいさんは、しばらくの間、何も言わずに手元を見つめていた。 それから、深いシワの刻まれた口元をゆっくりと動かした。
「形を消してしまえば、その魚の持つ『由来』も一緒に消せると思っているのだろうな」
「由来?」
「どこから海へ流れてきたのか。どうやって育ってしまったのか。なぜそんな形に曲がらなければならなかったのか。そういう、本来なら向き合うべき背景のことだよ」
海生は、あの白い身が集められた桶を思い出した。 均一にすり潰され、元の形が完全に消去された魚たち。
「調べるよ」 海生は言った。 「明日から、図書館に行く」
「調べる時間は、あるのか」
「冬はアルバイトの回数が少ないから」
「その分、小雨への封筒は軽くなってしまうぞ」
「うん。分かっている」
「それでも、行くか」
海生は、迷わずにうなずいた。 「何も分からないまま、ただあの魚たちを切り刻み続けるのが、どうしても嫌なんだ」
おじいさんは、少しだけ愛おしそうに目を細めて笑った。 「お前というやつは、わざわざ自分の心に嫌なものを増やすのが本当にうまいな」
「うまくない方が、楽だったかな」
「いや。人生において、目に見えるものが増えるというのはな、たとえそれが苦しいことであっても、決して悪いことではないんだよ」
海生は自分の机に座り、古いプリントを綴じたノートを開いた。
今日の記録を、一文字ずつ丁寧に書き留めていく。
『冬。漁獲量の減少によりアルバイトの回数が減る。 加工場。魚の総数は少ないが、形のおかしい魚が明らかに目につく。 背骨の曲がり。口のずれ。腹の異常な膨らみ。ヒレの縮れ。 王主任から、すべてすり身用に処理するよう指示あり。 主任の言葉:形なんか関係ない。すり身にしてしまえば形は消える。
張先生に相談。原因は現段階では不明。見た目だけで判断はできない。 先生から『知ってどうするのか』と問われる。 対策として、図書館へ行くよう勧められる』
そこまで書いて、海生は鉛筆を動かす手を一度止めた。
そして、ノートの最後に決意を込めて一行書き足した。
――形を完全に消し去っても、その理由まで消えるわけではない。
冬の夜は、余計な音がほとんどしない。 遠くの港の方から、かすかな機械の稼働音が規則正しく聞こえてくる。
足元からは、老白の穏やかな寝息。 おじいさんが布に針を通す、小さな衣擦れの音。
海生は、ノートの端の余白に、今日出会ったあの曲がった魚の絵を、記憶を頼りに小さく描いてみた。 決して上手な絵ではなかった。 けれど、ひたむきに描いた。
大人たちの都合で形を完全に消されてしまう前に、せめて自分のノートの中にだけは、その本当の形を一つでも残しておくために。
次の休みの日には、必ず図書館へ行こう。
冬になって魚が少ない。アルバイトも少ない。 妹へ送るための封筒は軽くなってしまう。
けれど、その代わりに自分には時間ができた。 海生は、その与えられた時間を、すべて真実のために使うことに決めた。
魚の形が、一体なぜあんな風に曲がってしまうのか。 あの黒い海の中で、今まさに何が起きようとしているのか。 すり身になって世界から消し去られる前に、自分は何を見届けておかなければならないのか。
まだ、何一つとして分からない。 だからこそ、自分の足で調べるしかなかった。
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