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第34章 翔子の最期

翔子は自分のノートを開き、最後の詩を書き綴った。

 「私の声は、風に乗って遠くまで届くだろうか。私を覚えてくれる人が、どこかにいるだろうか」

 目には涙が浮かぶが、微笑みも浮かんでいる。美咲を助けたことで得た静かな誇りと、悟と過ごした日々の思い出が、彼女の心を満たしていた。

 翔子は手紙を誠に託した。自分の思いが曲解されぬよう、彼だけに読んでもらうためだった。

 「私の最後を、どうか理解してください」


 最後に、翔子は深く息を吸い込み、悟の手を握りしめる。やがて、彼女の眼差しは穏やかになり、微かな笑みと共に静かな眠りへと落ちていった。

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