表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/16

奇談散歩【64】 夜行さん ① 

 「夜行さん」は、四国地方、主に阿波徳島に伝わる妖怪。


≪ 大晦日、節分、庚申の日、夜行日(陰陽道による忌み日。正月・2月子日、3月・4月午日、5月・6月巳日、7月・8月戌日、9月・10月未日、11月・12月辰日 )に現れ、首切れ馬( 首のない馬の妖怪 )に乗って徘徊する鬼。遭遇してしまった人は投げ飛ばされたり、馬の足で蹴り飛ばされたりしてしまう。そのためかつては、人々は前述の出現日の夜の外出を控えるよう戒められていた。運悪く遭遇してしまった場合は、草履を頭に載せて地面に伏せていると、夜行さんは通り過ぎて行くので、この難から逃れることができるという。Wikipediaより抜粋≫


 「夜行さん」は、髭の生えた一ツ目・片目の鬼で、首切れ馬に乗って現れるとして語られるが、そうでない伝承も多い。特に徳島県の吉野川下流から香川県東部の地域では、首切れ馬に乗ったこの鬼ではなく、首切れ馬そのものを夜行さんと呼び、節分の夜に現れるという。東京都八王子市では首の無い馬に乗った姫君、徳島県上板町では首無し馬に先導された七童子 …と、様々な姿形で語られている。


 愛媛県西予市には「夜行の神」という話が伝えられており、毎月27日夜の子の刻に烏帽子に狩衣姿の貴人が首の無い白馬に乗り、御付きの舎人を連れて決まった道を彷徨するという。この「夜行の神」と行き会うと、たちまち熱病を(わずら)って死んでしまうという ――

≪ ある晩、百姓が「夜行の神」と行き会ったが、近付いてくる蹄の音に気がつき、身を隠した。「夜行の神」は百姓が身を隠した藪の近くで馬の足を止め「この下に人がいる」と言った。しかし、御付きの舎人が「この者は下人でございます」と答えると「夜行の神」は通り過ぎた。百姓は熱病を患ったが、一命を取り止めた。≫

 という民話が残されている。


 三好郡山城谷村政友( 現在の徳島県三好市 )では、家の中で、その日の食事について話をしていると、夜行さんが毛むくじゃらの手を伸ばしてくるという。


 高知県高岡郡越知町野老山付近では夜行さんをヤギョーといい、ジャンジャンと錫杖を鳴らしながら夜の山道を通るというが、姿形は伝えられていない。


 鹿児島県の伝承では「夜行さん」ではなく、「トシドン」という年神が山の上に降り立ち、首切れ馬に乗って鈴を鳴らしながら大晦日の夜に家々を巡り、その年に悪さをした子供を懲らしめて、歳餅という餅を与えて去っていくといわれている。


 徳島県の西方寺には「夜行さんが通ろうとしたが、山門が固く閉まっていたため蝶番をねじ切った」という伝承がある。それより後、西方寺では、夜行日に山門を開け放すようになり、この山門は「閉めずの門」と呼ばれている。


 

 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」では、3期以降に登場する「夜行サン」。

 妖怪発明家として描かれるこちらの姿が現在では有名かな?

 3期で妖怪戦車、4期で妖怪自動車、5期で妖怪飛行船を発明。

 と、乗り物の発明が多いのはモータリゼーションの波が妖怪の世界にも押しよせているから … なのでしょうか、

 姫君だったり、貴人だったり、「悪い子はいねぇか」だったり、

 バリエーションが豊富な夜行さん、

 ご飯の話をしていて、夜行さんに「突撃となりの晩ごはん」されちゃうのは…

 びっくりするので、勘弁して下さい。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ