奇談散歩【63】 首切れ馬
首切れ馬は、全国各地に伝わる馬の妖怪。
≪首切れ馬の伝承は、特定の場所で首切れ馬を見たという短い目撃談と、別の話と合体し比較的長い物語となったものの二種類がある。宮城県、福島県、八丈島、福井県、淡路島、島根県隠岐、愛媛県、高知県幡多郡上村、長岡郡吉野村汗見川、徳島県、島根県など、その伝承地は多岐にわたる。出典 : Wikipedia≫
首切れ馬は、その名の通り、首や頭部の無い馬で、大晦日や節分の夜更けに四ツ辻あるいは路上に出現、鈴の音を響かせて通りかかる。馬上には神霊や亡霊が乗っているという事例も報告される。音とともに出現することも多く「しゃんしゃん馬」「チンチン馬」などの名称で語られている地域もある。
また、宮城、福島では、神霊の乗った首切れ馬の出現以外にも、馬の首だけが飛び回ったという目撃談も報告されている。
徳島県板野郡では人を襲って噛みついたという事例も伝わり、同県の吉野川流域に多く分布している伝承。しかし、なぜか県南の海部地方では「首切れ馬」ならぬ「尻切れ馬」とも伝わり …… ( 尻 ?)。他には「首と前足だけの馬」の目撃もあり、石井町ではスリーピー・ホロウの伝説とよく似た話が伝承されていて、落武者の霊が騎乗した首無し馬の目撃談は明治期にも発生している。
多くは目撃したものに祟りをなす凶兆として語られているが、
徳島県美馬郡では 節分の晩に出現する首切れ馬は干菜を引いて現れ、これに飛びつくことが出来ると金持ちになるといい、着物の片袖をかぶって辻に立つと首切れ馬が通るのが見えるという。
また、愛媛県今治市では 毎年2月4日の夜、縄目と呼ばれる土地に首の無い人が首無し馬に乗ってやって来るといわれ、故にこの土地には建物を建てない。これを見ることは縁起が良く、どのような人物でも、これを見れば出世できると伝わる。
全国各地で語られる「首切れ馬」の伝承、
筆者が小学生のころにも都市伝説的に語られていました。
「赤い満月の夜に “ 首無し馬 ” が現れる、見た人は首を切られて死ぬ」
と、いうもので ――
当時の友人からこの怪談を聞いたときに
「え、馬が?首を切るの?」
と、返して
「馬には首のない落ち武者が乗っているから、武者に切られるの!」
と、怒られました。
話の腰をへし折って、すまねぇ ……
首のない馬に噛まれるというのも?
… 有るのに見えてないということなの? 雑な光学迷彩とか?




