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第7話:嫉妬、甘々、そしてライブ開幕! 学校と芸能界、恋と戦いの最前線



 


――放課後。

俺は今日も、いつものバイト先「カフェ・アストラ」で働いていた。

繁華街の隠れ家的カフェで、接客や皿洗いをしながら、静かな時間を過ごす。

ここだけは、学校や家とは違う、俺だけの日常だった……はずなのに。


 


「いらっしゃいませ……って、七海!?」


 


 扉から現れたのは、

 サングラスにキャップ姿、でも隠しきれないオーラをまとった如月七海。


 


「うっわ、バレた? 悠翔のバイト姿、見たくて来ちゃった♡」


 


 あかん、可愛い。

 でもここ、職場なんですけど!?


 


「後でバレるから帰れよ……」


「やだ、デートしたいの。

 それに、私だって普通の高校生でいたいもん」


 


 七海は、さりげなく隣のテーブルに座り、

 こっそり俺がコーヒーを淹れる姿を見つめていた。


 


 俺が休憩時間になった時――

 二人でこっそり、店の裏道を歩いた。


 


「ねぇ、デートしよ? カフェじゃなくて、公園とか」


「……こんな格好で?」


「平気。悠翔がいれば、どこでも幸せだから♡」


 


 甘々すぎて、心臓がもたない。


 


 でも、その幸せな時間も、学校に戻れば――


 


 



 


 翌日、学校。

 平穏なんて一瞬で崩壊した。


 


「真中悠翔、私の“婚約者”なの♡」


 ――如月凛花、爆弾発言投下。


 


「は? 何言ってんの?」


「悠翔、私と一緒に帰ろ♡ 今日はライブないから、ずっと一緒にいられるよ?」


 


 ざわつくクラス。

 「え、どういうこと?」「婚約者?」「マジ?」「でも七海は?」


 


 そこで、もう一人の爆弾が。


 


「悠翔は私の“専属マネージャー”だから」

 ――橘美月、冷静に嘘発言。


 


「専属……って、マジで芸能界関係!?」

 「やばくね? なんであんな地味男子が……!」


 


 教室の空気は完全に混乱。

 俺、死にたい。


 


 



 


 その時――

 七海が、満面の笑顔で立ち上がった。


 


「はーいはいはい、みんな落ち着いてー。

 こいつは、私の召使いだから♡」


 


 さらっと、最大級のマウント発言。


 


「だから、好きに使っていいけど、壊したら弁償してね?♡」


 


 怖い。

 天使の笑顔で言ってること、悪魔すぎる。


 


 



 


 その夜、七海はベッドで甘えた声を出した。


 


「悠翔、今日もいっぱい嫉妬したの。

 だから、いっぱい甘やかして?」


 


 学校では召使い、

 家では甘やかし要員――

 俺の役割、どこで正解なんだよ。


 


 



 


 数日後、Seven☆Daysのライブ当日。


 満員のアリーナ。

 七海、美月、凛花、そして他のメンバーたちがステージに立つ。


 


「みんなー! 今日も最高に盛り上がろうね!!」

 → 陽菜


「一緒に夢、叶えよう?」

 → 花音


「今日は全力で歌うから、ちゃんと受け取って」

 → 紫音


 


 照明、ダンス、歌声――

 全てが完璧で、誰もが“国民的アイドル”だと納得するパフォーマンスだった。


 


 七海は、ステージの上でだけはプロそのものだった。

 でも、袖に戻った瞬間――


 


「悠翔、見てた? 私、かっこよかった?」


 


 甘々妻に戻るんだから、ほんとこの人、何者なんだよ。


 


 



 


 楽屋では、他のメンバーも自由すぎた。


 


「今日のMC、噛んじゃったー!」

 → 玲奈


「ステージ後のパフェ、最高なんだよねー」

 → 小春


「次のライブ、悠翔くんも手伝ってよ?」

 → 翼


 


 こうして、彼女たちの日常もまた、

 煌びやかで、でもどこか普通の女の子だった。


 


 



 


 だけど――

 学校ではまた、戦いが始まる。


 


「悠翔、今日は誰と帰るつもり?」

 → 凛花(妹)


「ライブの資料、持って帰って整理しといて」

 → 美月ライバル


「……当然、私でしょ? 召使いなんだから」

 → 七海(妻)


 


 俺の平穏、どこいった――?


 


 




最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

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