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棺に花  作者: きくらげ
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なんでもない日

これを書いたのは三月ごろなのですが、私は三月ごろにはいつも筆が鈍ります。何も書けなくなっていきます。三月にいろいろなものを失いすぎて、描いても書いても失う話にしかなってくれないのです。

 ハレーション、光る銃口。一瞬の耳鳴りと、視界を遮る砂埃。僕らを鼓舞するように前に出る隊長。シナプスを覆いつくす閃光と轟音。ドアを突き破る銃弾。割れて散らばる花瓶、引き裂かれた徒花。隊長に引き摺られるように、前に出る同輩。

 何かが爆発する音が、鈍くなった鼓膜を震わせる。柔らかい騒音、焦った隊員たちの声。知らない声は敵兵のものだろうか。

 無声映画のような、スローモーションの世界。隊長と同輩の前に落とされた手榴弾。それに覆い被さろうとする隊長。無慈悲な爆発音。頬を掠める熱気。

 耳鳴りを残して生まれた気味の悪い静寂。心音さえも消しさり、止んだ風。混乱の中撃ち殺されていく敵兵。

 喧騒の名残が消え去り、中央に残っていたのは、同輩ただ一人だけだった。

 その表情に絶望を張り付けて、彼はたった一人、蹲っていた。



 昨日の戦闘で隊長は死亡。僕たちの班は死傷者が多く、隊長の受勲も兼ねて一日だけ臨時休暇となった。とはいっても特別なことはなく、いつも通りの曇天が朝露を濁らせている。

 手榴弾に覆い被さり戦友を救ったとして、隊長は名誉勲章を贈られたらしい。その事実が正しくはないことを知っているのは、おそらく僕と同輩のフィズだけだろう。

 隊長は、間に合わなかった。覆い被さろうとした途中で爆発したはずだった。にも関わらず隊長の隣にいたフィズは生き残った。昨日の疲れからかまだ布団の中にいる彼に昨日のことを聞きたいのに、フィズが起きてくる気配はない。左頬についた傷跡が、呼吸に合わせてほんのり赤く上下している。

 仕方なしに食堂から不味いパンを幾つか掻っ払ってくる。寮の自室に帰ってくると、ようやくフィズが身を起こしていた。ベッドの上に腰かけていたので、僕も反対側の自分のベッドへ向かう。

「よう、トニック」

「おはよう、フィズ」

 いつもの挨拶にこちらも返事をしながら、手にしていたパンを彼のほうへ投げた。片手で受け取り、そのまま手を膝上に下ろす。彼は食に貪欲なほうだというのに、今日は沈黙したまま。昨日の戦乱が響いているのだろうか、安い蝋人形のような顔色だ。短い髪が額に小さな影を作り出している。

「フィズ、大丈夫かい?」

「トニック……トニック・ジン。俺の余命はあと四日らしい」

 フルネームで呼ばれる。そういう時は大抵まじめな話だと分かっているから、なにも返事をせずに自分のベッドに腰掛ける。安くて硬いスプリングの軋みが、やけに大きく響く。

「俺は神などいないと思っている。しかし昨日俺は、神にあった」

「神にあった?」

「昨日、俺は死んだ。そして、神にあったんだ。俺は四日後に死ぬはずだから、今死なれたら困る、と」

 ふざけているようには見えない、沈んだ瞳。その話を本当だと仮定して考えるとするとそれは余命なんて生易しいものではない。

 それは死の予定だ。彼は、四日後に死ななければならないのだ。

 朗々と響く彼の声は曇っている。彼はあの日、死んだのだという。自分を助けようとする隊長のそばで、突然に、簡単に死んだのだという。そして神に会い、気づいたらあの場に戻っていたらしい。左頬の擦り傷を右手で擦り、そこで口を閉ざした。

 彼の人生にもかかわらず、僕は自分のことのように彼の未来について考え、最後に彼の今迄について考えた。そして、どうか彼が傷つかないようにと、願うしかなかった。僕にできることはなにもなかった。



 休みの日でも訓練は行う。訓練不足で死にましたなどという言い訳は使いたくない。

 いつも通りの行動は鈍った思考をさらに鈍く活発にする。考えるのは当然のように同輩、フィズのことだった。彼は本当に四日後に死んでしまうのだろうか。

 彼の言葉を額面通りに信じたわけではない。彼と同様、僕も無神論者である。神などいない、神がいるとしたら戦争などしているはずがない。それはある意味、神という存在を信じているということなのかもしれないが、とにかく僕は神を信じてはいなかった。

 フィズの死ぬ日が決まった。同室のものがいなくなる日が決まった。信じてもいないそれが、確定事項のように思考の中をグルグルと飛び回っている。信じたくないのに、信じたことを前提で思考が進んでいく。彼はどうなるのか、四日後に何が起きるのか。彼が死んだあと、自分はどうなるのか。彼が死なないという未来は、どれだけ考えようとしても考えられなかった。彼の左頬についた傷を思い出す。手榴弾の爆発に巻き込まれたにも関わらず、彼に目立った傷はなかった。あの頬についた傷は、いつついたのだったろうか。

 死ぬ費がすべて決まっているというのならば、自分がいま行っているこれは、何のための物なのだろうか。死なないための訓練のはずが、ひどく意味のない行動を繰り返しているだけに思えてくる。

 生きることの意味を、神という存在が左右してしまう葛藤。この葛藤だけが、生きた証となるのかもしれない。もしくは、死んだ証というべきなのだろうか。



 終わり際、フィズが訓練場に現れた。朝と同じ、蝋のような顔色をしている。そのまま訓練場の端へいき、手にしたナイフを自らの左手首に突き立てたところで驚愕に思考が硬直する。慌てて駆け寄り傷口を押さえる。

「だ、だれか」

 叫び声を上げようとし、途中で止めてしまう。血が一滴も出ていない。確かにナイフは刺さっているのに、血液が一滴も出ていないのだ。バターにでも突き刺したかのように、その表面は滑らかなままなのである。静かに、フィズからナイフを引き抜く。死体から回収するときのような、生々しい気持ち悪さがある。フィズを見るともはや生気の感じられない顔で、傷とも言えない傷口を見つめていた。

「死なないんだな」

 彼の真っ白な唇からボソリとつぶやかれた言葉。声をかけようとして開いた口を、そのまま閉じる。それを聞いて、自分が気付いていなかった事実に気づいてしまった。

 四日後に死ぬということは、四日後までは死ねないということ。生殺与奪を握っているのがよりにもよって神だということを、いまさらながらに実感してしまう。

 そうまでして、彼は四日後に死ななければならないのだろうか。この怒りを義憤と表現するべきなのか否か、僕に判断をつけることはできない。

「死ぬなよ」

 自分がつぶやいた命令のような言葉に、愕然としてしまう。なんて酷いことを言ったのだろうか。フィズはそっと顔を上げ、迷子の羊のようにくるくると視線を彷徨わせる。偽善的だと怒るだろうか、身勝手だと思うだろうか。少なくとも僕はそう感じた。フィズが口を開くことはなかった。

 僕らの様子を心配したのか誰かが近づく気配がした。不審に思われないよう、そっとその場を離れる。もう一度振り返って彼の顔を見た。泣いているかと思ったその顔には、何の表情も存在していなかった。



 彼が死ぬまで残り三日。新たに配属された部隊でもフィズと組むことになった。敵兵たちが最近出入りしているとみられる郊外の廃ビル。僕らは表口へ向かう本隊から離れて忍び込む。無線から指示が飛び交う中、相手側のデータを盗むために隠れながら進んでいく。中枢近くになり、警備の数が増えてくる。

「俺が前に出る。援護してくれ」

「任せたよ」

 フィズは昨日とはうって変わってしっかりとした足取りで前に出た。そしてそのまま前に駆け出す。そこで小さな違和感。彼はこんなに、前に出る奴だっただろうか。

 知らない発砲音。通路右奥から聞こえたそれに照準を合わせて援護射撃を開始する。そのときふと、フィズの体が射線上に入ってくる。慌てて銃身をずらすと同時に、彼の体が不自然に傾げた。しかし彼はすぐさま体勢を立て直すと一直線に前に出る。制圧したところで彼に近づき声をかける。

「ねえ、今撃たれたよね」

「ああ、だが問題ないだろう?」

 死なないんだから、と突き放すように言われる。歪んだ唇が弧を描いた。そのまま彼は中枢部へと入り込み、制圧を完了させる。返り血が服を汚している。その胸元や背中には、確かに撃たれた跡が残っていた。



 データを持ち帰った功績をたたえられ、フィズは笑顔を見せていた。あの後も撃たれながらの進軍を繰り返し、僕を置いてさっさと行ってしまった。同僚たちと肩をたたきあい、みんな笑顔でいる。彼が英雄のように扱われている。一人、おいて行かれたような感覚。映画のエピローグを見続けているような違和感。自分は間違っていない、そう言い聞かせながら食堂を出て部屋へと戻る。一息ついて落ち着いたころ、フィズも部屋へと帰ってきた。僕のほうにあの不味いパンを投げてくる。かける言葉を探そうとするのに、引っかかって出てくるのを拒んでいる。

「お前、今日全然食ってねえだろ」

「フィズもそうでしょ」

 腹が減らないんだと、そういってまた口元をゆがめる。笑顔のつもりなのだろうか。左頬の傷はいまだ治っておらず、あの日から彼の時間が止まったように錯覚してしまう。まるで上映の終わったフィルムだと、先ほどの思考が口をはさんだ。

 それでも彼にはきちんと体温があって、心音が響いていて、生きているのだと事細かに伝えてくるのだ。こんな状態でも生命維持活動は続いている。彼の胸は上下している。彼と僕の間に、何も明確な差はないように見える。

 昨日も一昨日もフィズは、眠っていないのだろう。初めはあの戦乱による影響かと思っていたけど、違う。ただ単純に眠くないのだ。フィズが左頬の傷を手でこすり、その掌を見つめる。耳をすませば血潮の流れる音がするかもしれない、節くれだった手。あの時、撃たれた後だけが残るフィズの背中を見て、僕は何を思っていたのだろうか。

「食べもしない、寝もしない。けど、死んでない」

「……生きてるよ。フィズ・ヴァイオレット、君は生きている」

 そうだ、彼は、生きている。

 最初から希望なんてなければ、どうにでもなれただろうに。今じゃもう、どうにかできるとすら思えない。



 彼が死ぬまで残り二日。今日の見回りも、物資の配給も終えた。夕方からは比較的自由な時間をとることができる。久方ぶりの水浴びを終え自室に戻ってくると、フィズは封筒を手にしていた。

「それ、隊長の……」

 見覚えのある封筒。僕も同じものを持っている。隊員全員に配られた、死んだ隊長からの贈り物。訓練兵のころから目をかけてくださった、とても人徳の篤い人だった。

「トニック……トニック・ジンよう。俺はさ、自分が生きるために人を殺してきた」

 自分の髪からこぼれる水滴を拭うこともできず、ただ彼の凪いだ目を追いかける。僕もそうだ。お国の為なんて大層な理由も持てず、ただ生きるためだけに生きてきた。生きるために殺してきた。

「だけど俺は今、理不尽に生きてる。これを理不尽というべきかはわからないが、生きている。俺は……殺さなくていい人を、殺してきたんだろうか」

「それは……結果論だよ」

 なんとなく、予想はしていた。幼いころから罪を犯し、人を傷つけることも厭わなかっただろう僕ら。でも、彼はこうして死ぬ日が決まっていた。だとしたら今まで、生きるために殺してきた人たちを、殺す必要はあったのだろうか。僕らが生きるために殺してきた人たちは、本当にその日死ぬ運命だったのだろうか。

「隊長みたいに、お国の為だなんて言えない。生きる理由も見つかってねえ。そんな俺が、人を殺すべきだったんだろうか」

「今言ったって仕方ないよ。フィズ・ヴァイオレット、全て結果論だ」

 何の意味も持たない慰めことだということを、判りながら言っている。生きる意味と殺す意味。それらの均衡が崩れ、それでも残り二日間、生きなければいけない。それが過ぎたら、死ななければならない。

「どうせ死ぬくせに、辛いなんて可笑しいじゃないか」

 右手を強く握りしめるフィズ。自分が今、世界に何も影響を及ぼさない存在であると感じている。それはいったい、どんな気分なのだろうか。



 明日、フィズは死ぬ。明日もいつも通りの日が続くはずだというのに、そこに彼の死という予定が入るだけで、ずいぶんと異質なものになった。いつもよりも静かな夜が広がっているように感じ、硬いベッドに腰掛ける。

 何気なく、僕が今日まで生き残れた理由を考えてみた。彼が今日まで生き残ることは確定事項だったのだろう。それなら、僕はどうなのだろうか。いつまで生きるか保証はあるのか。いつ死ぬか確約されているのだろうか。

 あの日からずっと、考えていることがある。五日前のあの日、隊長はフィズを庇って戦死した。しかし本来なら、庇われるのは僕だったのでは無いだろうか。

 ――あの日死ぬのは、僕だったのではないだろうか。

 フィズが四日後に死ぬ運命としてあの場で死ななかったのなら、本来あの場で死んでいたのは僕だったのではないのか。

 あの状況下で彼が死なない未来は二つ。一つは隊長が爆弾を完全に抱え込んで死ぬこと。

 もう一つは、本来前に出るはずだったのは僕で、フィズは僕の代わりに死んだということ。

 あの日あの場所に、一番近かった生き残りは僕だ。本来は僕があの日死亡し、そして彼が四日後に死ぬ運命だったという可能性。僕の死をフィズが代行し、僕らが生き残ったという可能性。

 勿論、すべて推測でしかない。結果は神以外の誰にもわからないし、よしんばこれが正しかったとしても、彼が明日死ぬはずだったという運命は変わっていない。しかし、可能性だとしても、ない話ではないのだ。

「トニック、寝ないのか」

「フィズ、フィズ・ヴァイオレット。一つ頼みがある」

 フルネームによる呼びかけ。僕らにとっての暗黙の了解。案の定彼はそっと身を起こしこちらに振り向いてくれた。その顔を直視できず、視線をずらす。彼の左頬の傷は、相変わらず赤いままだった。開けた窓からの風はなく、じっとりとした空気が部屋を包む。

「僕の封筒を、一緒に持っていってほしい」

 隊長が部下たち全員に渡した封筒。その中には、花の種が入っているらしい。何の花かは知らない。ただ、数粒の種が入っている。死出の旅のはなむけにと、常に胸ポケットに入れていた。

「……いやだ」

 予想外の返事に顔を上げると、言外に彼は怒っているようだった。少しだけ息を詰める。

 この封筒は、自分たちの骸が回収されないとき、せめて不毛の地のままにしないようにと持たされたものだ。

「お前はまだ、生きてるだろ」

「けどもし、あのとき死ぬはずだったのが僕だったとしたら」

 そうだ、僕はまだ明日死ぬと決まったわけではない。でも、もしかしたら四日前、死んでいたのは僕かもしれないのだ。僕は今、死人として生きているのかもしれない。

 ふいにつかまれた胸倉。そのまま振り被られた拳。存外に痛みはない左頬。少しだけ濡れた、フィズの瞳。ああ、やはり彼は今、生きている。

 彼はそのままもう一度布団へくるまり始める。何とか持って行ってもらおうと言葉を探すが、何も見つからない。何かが足りない。ああ、僕はまた酷いことを言った。彼が明日死ぬ前提で、話を進めてしまったんだと、僕の中で確定事項になってしまったのだと今更理解する。しかし、彼の怒りはそこにはない気がしてならなかった。

「ごめん」

「もう寝ろ」

 伸ばしていた手が力なく落ちる。そのまま次の朝日が昇るまで、僕は布団にくるまっていた。



 今日、フィズ・ヴァイオレットは死ぬらしい。特別でも何でもない日だ。いつも通り出撃し、任された場所の警戒を行う。彼もさすがに今日はむやみに突っ込んだりはしない。ただいつものようにあたりを警戒している。

 ふいに、柔らかい騒音があたりを包んでいる気がした。雲が途切れてわずかな光を落とす。一つだけ響いた発砲音。一拍遅れてやってきた熱さ。僕が右腕から銃を取り落とすとともに、始まった銃撃戦。僕はほかの班員とともに物陰に潜む。止血をしながらあたりを見渡す。そこら中を包む騒音、静電気を帯びたような空気感。断続的に続く発砲音。ふと、反対側の壁に隠れていたフィズの体が傾いだ。そのまま前のめりに倒れていく。いつかのように踏みとどまることなく、そのまま糸の切れた人形のように、真っすぐに崩れ落ちていく。優しい風が吹き、僕とフィズの前髪を揺らす。エピローグが終わり、時が動き出す。無声映画が終わりを告げる。

 フィズ・ヴァイオレットの、最期だった。



 彼が死んだ次の日。遺体は回収できなかった。かろうじて拾われた認識票は、後日遺族へと送られるらしい。彼の死地は敵方が占拠してしまった。無事に花が咲けばいい。

 彼の死から何が変わったのだろうか。相変わらず戦争は続き、僕はナイフと銃を振り回している。せいぜい僕の部屋にまた別の誰かが来るだけだ。

 誰か一人が死ぬこと。そこに意味はあるのだろうか。神が彼を生かした事実がある以上、意味はあるのだろう。しかし、彼でなければいけない理由はあったのだろうか。何が未来を左右するか、それは誰にもわからない。僕が生き残った意味、僕がまだ生きている意義。答えを探すにはこの場所は、少し煩すぎる。

 彼の心内を知ることは、できたのだろうか。しかしあの奇妙で理不尽な出来事を知るのは、僕だけなのだろう。なら僕は、これからも考え続けなければいけない。彼の死んだ意味を、まだ生きている僕は――僕が、探さなければいけない。

 部屋に新しいノックの音が響く。彼の荷物を整理していた僕は手を止め、扉が開かれるのを待った。左頬をかすめて、やがて小さく風が吹く。

「やあ、僕はトニック・ジン。よろしく」

 顔を出した新たな部屋の主と、柔く握手を交わす。

 それは、なんでもない日だった。


この時、本当は別の話を書く予定でした。しかし、プロットの入ったタブレットが破損し、プロットが取り出せなくなりまして。結果的に出来上がったという経緯のある話ですが、個人的には流れが好きな作品です。

彼らはきっとこの後も戦争を続けます。トニックは生きている間、生きる意味を、ジンの生きた意味を、なぜあの日に死ぬ必要があったのかを、考え続けます。答えのないまま彼もまた、死ぬことになるでしょう。

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