47/68
休日 2日目-ゴーイングアウト(前編)
なんだかんだで、鯖の朝食を心行くまで堪能した3人はそれぞれの部屋に戻った。
ラントは満面の笑みで自室へ帰っていき、フミャも鯖フィーバーで大はしゃぎしていたにも関わらず、まだまだ活気盛んな少女っぷりをチェフに見せつけていた。もちろん、彼女に悪意はない。
そして、チェフは誰かのせいで少々、疲れ気味だが、フミャがいたお陰もあり、今まで彼女が食事をした中では一番、有意義な時間を過ごせたと思っている。
『それにしても、朝から疲れるわねぇ……あの神様には毎回、疲れさせられる……』
大切な事なので、二回言いました。
「チェフ? 大丈夫?」
フミャは心配そうに見ていた。
『大丈夫……ありがとう……ねぇ、フミャ? 少し、散歩に行かない?』
「散歩? いくいく! チェフ早く行こうよ!」
『あんたは元気ねぇ……。少しは容赦してよ……』
そう言うと、チェフはベッドに倒れた。
『少しだけ休ませて……』
「分かった。待ってるね。チェフ」
フミャは散歩に行く準備をして、チェフが起きるのを待つ事にした。




