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猫にこんばんは  作者: 犬鳴 椛子
第五章 休日にこんばんは 2
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休日 2日目-グッドモーニング(中編)

 フミャはバッチリ着替えて、ウキウキしていた。対して、チェフはジャージに一旦、着替えていた。実はノリ気ではなかったのだ。


 もし、このまま部屋の外に出たら、ラントの視界から逃れる事はできないからである。例のGODのぞきみPCパソコンによって、誰がどこに居ようと監視する事が出来る。唯一、男子禁制の間のチェフの部屋を除いて……


 だから、外出は基本的にしないのであった。ある意味、ラントが原因でインドアになったと言っても、過言ではないだろう。


『ね、ねぇ? フミャ?』

「ん? なぁに? チェフ?」


フミャは元気良く、返事を返す。


『あっ……えっと……やっぱりさ……。部屋で遊ばない……? わたし、外は……ちょっと……』


チェフはオドオドしながら、問いかけたが、フミャの答えは真逆だった。

「チェフは、お外行かないの……? わたし、行きたいな?」


フミャは、寂し気な瞳でチェフを上目使いで見つめた。

『うっ……そ、そんな顔しないでよ……。もぅ……分かったわよ……。ちゃんと行くからさ……。だから、寂しそうな顔しないで? ね?』

「うん! チェフの為なら……わたし、なんでもするよ!」

『んっ? 何でもする? ほんとに?』

「うん! するよ!」


素直だ。素直過ぎて、こっちが頭がおかしくなりそうだ……とチェフは本能と葛藤していた。

そして、ノリノリ猫と脳内奮闘へんたい秘書の二人がエレベーターの方へ向かった。

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