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猫にこんばんは  作者: 犬鳴 椛子
第四章 休日にこんばんは 1-2
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休日 1日目−オフィスにて(後編)

 夜も更けて、辺りはすっかり真っ暗闇の中、この建物だけは無駄に明るかった。そして、最上部のオフィスにはメイド長が神様のラントに報告に来ていた。

《では、僕の出番の事より、先に報告から聞こうか》

〈はい、まずはチェフ様ですが……〉


メイド長はチェフの行動の一部始終を全て話した。


《ふむふむ……あの男子禁制の部屋でそんな事があったのか……。実に羨ましい……いや、決して、やましい気持ちはないぞ?》

〈変態ですね。実にいやらしい。それとフミャお嬢様ですが……〉

《あの……さらっと神様に失礼な事言って、流さないでくれるかぃ……? なんだか、泣けるから……》

〈それでですね……〉


そんな、ラントを無視して、メイド長は報告を続けた。


《無視したのは後にして……まさか、フミャ君にそんな成長が……?》

〈はい。お二人は気付いてはおられない様ですが、これは間違いのない事です〉

《ふむ……これは面白くなってきたな……。さて、メイド長? 引き続き、二人の監視を頼んでも良いかな? 監視であれば、外出の許可も出すからね?》

〈かしこまりました。お二人の鷹の目として、お役に立てるのであれば、光栄です〉


《ありがとう。では、ついでに無視した件と出番がなかった件の事で、僕を慰めてくれないか?》

〈わたくしの胸に飛び込んで来てもらえたら、いつでも、なぐりとばしてあげますよ〉

《うん……分かってた……。君になぐられたら、この部屋でGODピンボールができちゃうからね……》


 ラントはまた机に頭を乗せて、落ち込んだ。

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