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猫にこんばんは  作者: 犬鳴 椛子
第四章 休日にこんばんは 1-2
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休日 1日目-オフィスにて(前編)

 メイド長はラントのいる無駄に広いオフィスに普通のエレベーターで向かっていた。

〈さて、今日の出来事をラント様に報告しましょうか〉


 秘書専用エレベーターとは違い、普通の速度スピードなので、今日の出来事をメモにスラスラと書いて、まとめていた。


〈ふむ……。こんなものでしょうか。しかし、何故こんな高い所にラント様のオフィスなど作られたのでしょうね。ここのやり方はよく分かりません〉


呟きながら、オフィスの階まで待っていた。そして、何故かメイド長は、疑問符をあまり付けない。

そして、十数分後……

〈さて、ようやく着きましたね。もう少し早く動いてもらいたいですね。このエレベーターも〉


テキパキ動くメイド長に、このゆっくりなエレベーターは流石に不満を感じているようだ。

〈さて、今日の報告に参りましょうか〉


メイド長が扉をノックした。


《うむ、入りまたえ》

その返事と同時に扉を開け、中に入った。


〈失礼致します〉

《相変わらず、真顔で何よりだよ》

〈そのお言葉、お褒めの言葉としてとらえさせていただきます。が、何故、机とお顔が向き合っているのに、わたくしの表情がお分かりになったのでしょうか?〉

《神様の感ってやつだよ》

〈流石でございますね。それはともかく、報告に参りました〉

《ほぉ、何の報告だ?》

〈チェフ様とフミャお嬢様の休暇の報告です〉

《ほぉ……それは楽しみだな……》

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