表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫にこんばんは  作者: 犬鳴 椛子
第四章 休日にこんばんは 1-2
36/68

休日 1日目−バスタイム8(後編)

『さぁ、しっかりと洗ってあげるわよ……。うふふふふふふ……』

 しっかり、泡立てたタオルを持って、フミャにじわじわと忍び寄るチェフ。もう「抜き足差し足」とは言ったりしなかった。というよりも、完全に忘れていた。

 その様子は、まるで変質し……ハンターのようであった。その名も、ヌードハンター チェフ!


『おい、後ろで何、変な解説入れてんだ。アホメイド長』

〈これは失礼しました。丁度、その光景が目に入りましてね。今の解説にもってこいかと思いまして〉

『余計な事するな……。て言うか、一部始終見てたって訳ね……?』

〈はい、バッチリと脳内メモリーに記録させていただきませた。さぁ、チェフ様? フミャお嬢様を堪能されるのでしょう? わたくしは見守っておりますので、続きをどうぞ〉


 メイド長は何事もなく微笑む。


『見守るな! て言うか、あんた! わたしに任せるって言ったでしょ!?』

〈えぇ、勿論、手は出しません。見守るだけです。ご不満でしたら、ライフルのスコープを使ってでも、見守りましょうか?〉

『ハンターはあんただろ。メイド長』

〈とんでもないです。わたくしはただ見守るだけですので、さぁ、ごゆっくりとお二人の時間を堪能してください〉


 そういうと、メイド長は湯気の中に消えていった。


『何なのよ……。て言うか、もう視線を感じるんですけど……。絶対、あいつ、メイドじゃなくてハンターでしょ……』


 チェフの言った通り、メイド長は最先端の技術を兼ね備えたスコープを使っていて、湯気をも筒抜けるスナイピングスコープで覗いていた。

〈視界良好。性能に問題無し。目標は視線を気にしておられるようだけど、気にしてたら、メイドの勤めが果たせません〉

『ぬぐぐ……。視線が気になって、落ち着いて洗えないわ……。なんとかしないと……』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ