表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫にこんばんは  作者: 犬鳴 椛子
第四章 休日にこんばんは 1-2
34/68

休日 1日目−バスタイム7(後編)

『それにしても、案外、素直で安心したわ。これなら、楽に洗えそうだわ』

シャンプーでフミャの頭を洗いながら、安心していた。

『それにしても、良い髪だわ……。でも、わたしの髪質と似てる気がするわね……? そういえば、フミャと似てるとも言われたような……。う〜ん……鏡が曇って、今は分からないわね……。先に見ておけば良かった……』


軽く後悔しながら、髪をワシャワシャと洗っていると、シャンプーの一部がフミャの目元に付いてしまったが、チェフはそれに気付かないまま、洗い続けた。

その時、フミャが目を覚まし、薄目だが目を開いてしまった。その瞬間、言葉にならない悲鳴が風呂場で木霊こだました。


「ふみゃぁぁぁああああああああああああ!!!?」


物凄い目の刺激に耐え切れずに悲鳴をあげたフミャは、台車から転び落ち、ゴロゴロと左右に転がり、もがいていた。

チェフは耳を抑え、グラグラする頭を必死に保った。

『っつぅ……。なんて悲鳴……。ほら、フミャ! お落ち着きなさい! 今すぐ、洗ってあげるから! ねっ!? ジッとしてなさい!』

「い、痛いよ……! 目が……目がぁあ……!」

あまりの激痛に悶えるフミャ。


 そんな中、大きく揺れる胸に目がいってしまうチェフがいた。

『もぅっ!この胸デカ猫ぉ!』

チェフは、お湯を顔目掛けて、シャワーの湯をかけまくった。ほぼ、八つ当たりにも見えた。

『ほら! 目も開けなさい! じゃないと痛いままよ!?』

フミャは、痛いのは嫌なので、指示通りに目を開けた……のだが……

「どぉしゃ……ぶりぃ……にゃぁ……」

フミャは白目を向いて、再び、気絶してしまった。

『はぁ……。これは……先が思いやられるわね……』


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ