表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫にこんばんは  作者: 犬鳴 椛子
第三章 休日にこんばんは 1
21/68

休日 1日目−3

 フミャを弾き飛ばしたメイド長は部屋を見回した。

〈はぁ……。汚い服まで置きっ放しですか……。洗濯しておきましょうか。捨てると怒られそうですし〉

 実に察しの良いメイド長だった。屈んで、丁寧に「I LOVE サバ」Tシャツを手に取るとフミャをチラリと見た。

 そして、メイド長のふところから冷却シートを取り出し、フミャのおでこに貼り付けた。

〈少し頭を冷やしてなさい。後、さっきは悪かったわね〉

 クールに言い去り、メイド長は部屋を後にした。


 そのしばらくして、チェフが目を覚ました。

『んっ……うちは……? フミャは……? あれ、ベッドに寝かせたはずなのに……? しかも、冷えピタ貼られてるし……。まさか、あのメイド長の定期掃除か……? 外見は超絶ナイスバデーなぼんきゅっぼんだが、内見は超絶クールのくせに、超絶的な身体的能力を持ったあのメイド長の定期掃除……。一度、あいつに掃除をされたら、二度と戻っては来られない……』

 チェフの顔が青ざめる。相当、メイド長は脅威的存在の様だ。秘書のチェフですら、怯えるほどの脅威なのだろう。


『それにしても……フミャは何があったのかしら……? おでこに何か貼ってるって事は、あのメイド長が何かしたに違いないわね……。嫌だけど、自白させるしかなさそうね……! あっ……』

 チェフは勢い良く立ち上がったが、立ち眩みを起こし、ベッドに真っ直ぐ、倒れた。

『昨日、鉄分の摂り忘れた……』

 チェフは元々、鉄分不足だったが更に鼻血で貧血になっていたのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ