番外編 その5 彼と思い出の花たち
8月のある日。
私はホームセンターの園芸コーナーで、値引きされていたとある花を買った。
その名も、プリマ・アマリロ。
キク科エキナセア属で、私が買ったのは黄色の花が、既に2つ咲いているものだった。
彼に、以下のメッセージとともに、その写真を送った。
<ホームセンターの園芸コーナーで、いろいろな花が値引きになっていたので、悩んだ末1つ買ってきましたよ!>
<キク科エキナセア属のプリマ・アマリロを買いました! 黄色い花で、元気そうなのを選びました♡>
<今は高さが35cmぐらいですが、50cmから70cmぐらいまで伸びると書いてあって驚きました!多年草です♡>
<可愛い花を買うことができて、とても嬉しかったです♡(私にかってほしそうな見た目をしていましたね♡ はうぅ♡)>
誠二さんは、とても喜んでくれた。
私も途端に嬉しくなった。
プリマ・アマリロをじっくり観察してみると、既に咲いている花の下の方に、ツボミが1つあった。
8月下旬。
ついにそのツボミから、黄色い花が咲いた。
私は、【育てているかいがあったな♡】と思った。
数日後。
私は、7月(誠二さんの生まれた月)の誕生花である、向日葵を探していた。
すると、偶然立ち寄ったスーパーで、花が値引きされていることに気づいた。
その中に、切り花の向日葵もあった。
私はチャンスだと思い、その2つの向日葵を買ってみた。
そして、彼に以下の文章とともに、早速写真を送ってみた。
<今日はスーパーで、向日葵の切り花が売っていたので、買ってきました♡>
<今日は偶然、花が20%引きだったので、安かったです!>
<ちなみに、あなたの生まれた7月の誕生花には、向日葵も入っていましたよ♡ スマホやパソコンの壁紙にしてくださると、嬉しいです♡>
誠二さんは、とても喜んでくれた。
私もとても嬉しくなった。
ちなみにこのエピソードからも分かるように、私は花が好きである。
何と言っても、花は凛としていて可愛く、花を見ていると、私の気分が上がるからだ。
私は、【これからもいろいろな花を育ててみたい!】ということを、このエピソードで心に誓った。
余談だが、この小説の表紙に使われている向日葵の写真が、彼に送ったその写真である。
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