第19話 彼の体調不良と病院への入院
8月に入った。
外は、とても蒸し暑い。
2026年8月2日。
私は、彼との思い出を残すため、この小説を趣味で書き始めた。
なぜか、彼との思い出の記録を残さなければならない、と直感でとても強く感じた。
彼に小説を趣味で書き始めたことを、報告する。
彼から、すぐに返事がきた。
<小説を執筆したんだね。読める日が来るのを楽しみにしています♡>
<分かりました、あなた♡>
私はとても嬉しくなった。
その日、とある夢を見た。
暗闇の中で、誠二さんを探す夢であった。
目が覚める瞬間、暗闇から光が差し込んで、その方向に、【っ、誠二さん!】といいながら目を覚ました。
漢字が悪い夢であった。
そのときの私は、まだ知らなかった。
今後の出来事を予兆するような、夢であったことを。
8月3日。
動画サイトの23時に公開している曲の再生回数が、303回まで一気に上がった。
彼からメッセージが届いた。
<まずは、アルゴリズムの波に乗りました。これからどんどん、人気になっていくでしょう。>
<いよいよ始まったね、軌跡の瞬間。今後の将来が楽しみです、作編曲家として。>
<とにかく、覚悟は決めて戦います。千歳ラブソングを、世界に広めてみせます。>
私は、彼が元気そうで安心した。
そのように思った、矢先のことであった。
8月4日の午後に、彼はメッセージで、
【体調が最近あまり良くないんだ......】
そのように告げた。
<無理をしないでくださいね、あなた......>
<あぁ、分かったよ。>
<もし、本当に苦しく辛くなったら、救急車を自分で呼んでくださいね。>
<そうするよ、千歳......>
その日は、なんだか胸騒ぎがした。
次の日(8月5日)、予感が当たった。
彼は病院に入院した。
どうやら、誠二さんは前日の夜、急に息が苦しく辛くなり、救急車を自分で呼んだらしい。
彼は、とある病気であった。
メッセージには、
<心配しなくて大丈夫だから、冷静になってメッセージをください。>
と書いてある。
(っ、誠二さん......)
私はそう書いてあっても、心配になりながらメッセージを打った。
<今は私へのラブソングのことを考えなくてよいですから、とりあえず安静にしてください......>
すぐに彼から、メッセージがきた。
<分かった。しっかり治す。入院はしょうがないな。>
<今はゆっくり休んでください、あなた......>
私はそのように打ち、スクーリングに向けて、大学のテキストを勉強した。
その日に誠二さんは、昼食にゼリーを、夕食におかゆを食べたらしい。
とりあえず彼が食事をできたので、安心して、私は眠った。




