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拝啓、遥か過去の自分へ  作者: 尚文産商堂


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第47話

外からはサンサンと太陽の光。

一息吸い込み、それから吐き出す。

あれは夢なのか、とおもうほどの代わり映えがしない世界が、俺の目の前にはまっていた。

「……いや、でもこれは夢じゃない」

あの時空洞を通り抜け、未来から持ってくることができた1台のスマートフォン。

この時代によく似合っているスタイリッシュな直方体は、俺の腹の上で静かに文鎮のごとく俺の操作を待っていた。

「よし、いけたようだな」

コネクターはUSB3.0だからそこらにあるものでどうにかできる。

中にはたくさんの、本当にたくさんの未来の知識が詰まっているはずだ。

これを使って、俺は成り上がっていくのはわかっている。

どれだけ今の俺がちゃんとできるのかは未知数だけど、それでも俺はしないといけないようだ。

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