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第33話
とはいうものの、だいたい見当はついている。
もしも、いやすでに確信はしているがこれが俺が持っていたものであるならば、俺ならばどうするかということ考えていけばいい。
「……あった」
そうして見つけたのはメモ帳と書かれたアプリだ。
昔から何か思いついたことがあればそこに書き込むという癖があった。
なら、ここを探せば、きっと何かあるに違いない。
人差し指でアプリをタップし中身を確認してみる。
4つほどなにか書き込んだような痕跡があるのが分かった。
そのうち3つはおよそ今とは全く関係がないもの、買い物リストや当時行くはずだったところの一覧だ。
だが1つは全く雰囲気が違う。
「『拝啓、遥か未来の俺へ』、これだ」
絶対的観念をもって俺はそれを立ちあげた。




