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拝啓、遥か過去の自分へ  作者: 尚文産商堂


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34/48

第34話

過去へとデータを持っていくというのはとんでもない労力がいるということはわかっていた。

「……シェーマン共振にソルフェジオ周波数?」

メモ帳にはつらつらとまずはここから向こうへデータを持っていく方法を書いていた。

こちらから元の世界へ戻る際には魂魄体理論によって体へ魂が引きずられていくという形を採る。

そこで魂の周波数を測定し、そこに隠された周波数を与えることによってデータを持っていくということらしい。

さあ、だんだんとオカルトというかそんなことに両足どっぷり突っ込んでいるような話になってきた。

そんななかでも、物体の再構築の仕方とか、周波数からデータを取るための方法とか、覚えておかなければならないことはいくつかある。

それでもこれを持っていけるという方法があるということだけでも、かなり心強くある。

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