↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【アニメ放送中!】世界最強の魔女、始めました 〜私だけ『攻略サイト』を見れる世界で自由に生きます〜(Web版)  作者: 坂木持丸
第14章 夢の世界に行ってみた

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
146/164

144話 ふぃぎゅあを回収してみた

「じゃあ、私とピコちゃんで“ふぃぎゅあ”を捕まえてきます!」


【デス✜】


 ――そんなこんなで。

 ローナとピコは、脱走した“ふぃぎゅあ”たちを捕まえるために、ドールランド商館の庭へとやって来たが……。


「う、うーん……庭、広いですね。隠れられそうなところも多いですし」


 と、ローナは思わず立ち尽くして、辺りをきょろきょろする。


 そう、ここは王都一の大商会が誇る庭なのだ。

 この商館の庭園は、そこらの貴族の邸宅よりも広いうえに、生け垣などの障害物も多く……。

 この中から小さい“ふぃぎゅあ”たちを探すのは、かなり骨が折れそうだった。


【でも、これなら“ふぃぎゅあ”たちも、すぐには敷地外に出られないのデス✜】


「それはそうですが……あ、そうだ! エリミナさーん、こっちに来てくださーいっ!」


 と、ローナが試しに、大声で指示を出してみたものの――反応はなし。


【ぴぴぴ✜ 推測結果:おそらく人間(おや)の言うことをシカトするために、聴覚ユニットをパージしてるのデス✜】


「なんか反抗期の子供みたいですね……」


【でも、心配はいらんのデス✜ この程度のタスクなら、イージーモードなのデス✜】


「え?」


 ピコがにやりと不敵に笑う。


【この世界には送電インフラがないので、やつらはオイル=エネルギー源としてるのデス✜ そして、オイル補給の優先度はめちゃんこ〈高〉に設定されてるのデス✜ つまり――】


 ピコはそう言いつつ、手近な庭木にオイルを樹液のように塗りたくった。

 それから、しばらく待つと――。



 ………………かさ………………。

 …………かさ、かさ、かさ……かさ……かさかさかさかさっ……。



「あっ、エリミナさんがカブトムシみたいに集まってきたっ!」


【ぴっぴっぴ✜ エリミナホイホイなのデス!】


 ピコが虫取り網を振り下ろし、わらわらと樹液(オイル)に群がっているエリミナたち――もとい“ふぃぎゅあ”たちを文字通り一網打尽にする。


「わっ、これなら楽ですね! よし、このままアイテムボックスに――」


 ただ、ここで少し問題が発生し……。


「アイテムボックス! ……って、あれ? 入らない?」


 どうやら、“ふぃぎゅあ”たちが自律的に動いているせいで、アイテムボックスに『生物』認定されてしまったらしい。

 しかし、そのまま手に持っていようにも。


「わっ、わわっ!」


 捕まえたエリミナの“ふぃぎゅあ”が真顔のまま、ぴちぴちぴちぴち――っ! と魚みたいに激しく跳ねて、ローナの手から逃れようとしてくる。


「ど、どうしよう。このエリミナさん、すごく活きがいい……」


【ぴっ✜ なら、この袋にぶちこむのデス✜】


 と、ピコがどこからともなく麻袋を取り出した。


「ピコえもん、これは?」


【てってれ~、四次元麻袋なのデス✜ 科学の力で、なんかこう……アイテムをいい感じにたくさん保管できるやつなのデス✜】


「科学の力ってすごい! でも、どうして麻袋……?」


【これなら、この世界でのステルス性能=〈高〉なのデス✜】


「たしかに」


 そんなわけで。

 ローナたちは、もぞもぞとうごめくエリミナたちを袋にぽいぽいと入れていく。


「でも、この樹液(オイル)って、そんなにおいしいんですかね……ごくり」


【ぴ? いえ、砂糖水にクソを混ぜたような味なのデス✜】


「…………」


【…………】


「あ、あの……“ふぃぎゅあ”たちは一生、これしか摂取できないんですよね?」


【本当に申し訳ないのデス✜】


「……“ふぃぎゅあ”たちの脱走理由って、むしろこれなんじゃ」


 なにはともあれ。

 樹液(オイル)にたかっていた“ふぃぎゅあ”は全て回収完了し――。


【よし、この捕獲タスクを他のエリアでもやるのデス✜】


「はい!」


 ここから、ローナたちの“ふぃぎゅあ”回収作戦が、本格的に始まったのだった。


【ぴ! やつらは紫外線劣化を防ぐために、日陰を好むのデス✜】


「あっ、植木鉢の下にエリミナさんがっ!」



 …………ブゥゥゥ~~~ン……っ!



「うわっ、エリミナさんが飛んだっ!?」


【あ、あれは、飛行用の交換パーツなのデス✜ やつら、自分をカスタマイズして――ぴっ!? こいつ、顔に向かって飛んでくるのデス!?】


「お掃除魔法――ヒールウィンド! ……よし、捕まえました!」


 また、別の場所では――。



『……ぐる……ぐるるるるぅぅ~ッ!』



「ああっ、野生化したエリミナさんが人間に怯えてる……っ! ほーら、エリミナさん、人間は怖くないですよ……よーしよーし……」


『……エ、エリ?』


「やった! エリミナさんが人間に心を開いてくれました!」


【よし、袋につめるのデス✜】


 また、別の場所では――。



『『『――おもちゃにも人権をっ!』』』

『革命エリ!』『革命エリ!』『革命エリ!』

『これは、私を生んだ人間(おまえ)たちへの、逆襲エリ――』

『次は、人間が“おもちゃ”になる番エリねぇ……?』



「ああっ、おもちゃたちが“人間”の座を奪おうとしてる……っ」


【そこまでなのデス✜ 残念だったのデスね✜】


「お掃除魔法――ヒールウィンド!」


 こうして、“ふぃぎゅあ”の回収はさくさくと進んでいき――。


「ふぅ、けっこう捕まえましたね!」


【ぴぴっ✜ ピコたちにかかれば、ざっとこんなもんなのデス✜】


「あ、コノハちゃんたちも5体捕まえたみたいですね……えっと、残りは何体でしたっけ?」


【ぴ? そういえば、カウントしてなかったのデス✜ ちょっと袋に入ってチェックするのデス✜】


 そう言って、ピコはずぼっと四次元麻袋に上半身を突っこんだ。


【ぴぴぴ✜ サーチ完了✜ 残り個体:“等身大ふぃぎゅあ”×1、なのデス✜】


「じゃあ、あとちょっとですね! 等身大のやつなら探しやすそうですし!」


【ぴ~っこぴこ✜ もう勝ったも同然なのデス✜ “ふぃぎゅあ”恐るるに足らずなのデス✜】


 こうして、ローナたちが勝利ムードになりかけた――そのときだった。


【――ぴっ!? や、やべべべべなのデス⚠ ヘルプなのデス⚠】


「ピコちゃん!?」


 と、ピコがいきなり袋の中でもがきだした。


「ど、どうしたんですか?」


【な、中の“ふぃぎゅあ”たちが、“パーツ交換機能”でピコを取りこもうとしてくるのデス⚠】



『……ネェ、ネェ……』『……アソボ?』『……私達(ワタシ)ト、アソボ?』『……フフフ……』『アナタモ……私達(エリミナ)ニナッテ……』『ヒトツニ、ナッテ……』『……アソボ?』『……アハハハ』『……アソボ?』『……ネェ……アソボウヨ……』『…………永遠……ニ…………』



「ああっ、無数のエリミナさんが合体して、ひとつの生命体になろうとしてる……っ」


【……ケテ……タス、ケテ……⚠】


「わ、わぁっ、ピコちゃん!? 今、助けますっ……んしょっ、んしょっ!」


 と、ローナはわたわたしながら、袋から突き出たピコの足をつかんで引きずり出そうとし――。



      ◇



 一方、その頃。

 逃走中のエリミナ(本物)はというと。


「必ず引きずり出せ!」

「この庭のどこかに隠れてるはずだ!」

「そこ、誰かいるのか!? ……なんだ、ただの箱か」


 怒号と足音が響いているドールランド商館の庭園の中……。

 血眼になって自分を探しまわる武装職員たちから、こそこそと身を隠していた。


(……はぁっ、はぁっ……よし、エリートにまいたわね……っ)


 遠ざかっていく武装職員たちの足音……。

 それを確認するなり、エリミナは――かぽっ、と隠れていた木箱から颯爽と這い出した。


(さ、さすが王都一の商会の警備力……いや、なんかもう商会が保有してていい戦力じゃない気もするけど……もし私が学生時代に陸上部じゃなかったら、秒でお縄だったわね……)


 と、エリミナは自分がエリートであることを、あらためて感謝しつつ。

 そそくさと茂みをかきわけて、出口を目指して進んでいく。


 それから、何度目かの角を曲がったところで――。



「…………へ?」



 ――そこに、いた。


 やはり、定められし宿命だとでもいうのだろうか。

 今、この瞬間、この世界でもっとも会いたくなかった存在が……。



 ローナ・ハーミットが――そこにいた。



 彼女の足元には、もごもごと不穏にうごめく麻袋。

 その袋の口からは、人間の足が『こんにちは!』しており……。

 袋の中からは『……ケテ……タス、ケテ……』とか細い声が聞こえてくる。


 ………………。


 なんか、すごく不穏だった。

 というか、どこからどう見ても、純度100%の誘拐現場だった。


「……ん?」


 そこで、人間を袋につめていた(?)ローナ・ハーミットも、こちらの気配に気がついたのか。

 ゆっくりと首をかしげるように、エリミナのほうをふり返り……。



 ――目が、合った。



「…………」


「…………」


 しばし、静寂……。


 それから、ローナ・ハーミットは、なぜか顔をぱぁっと明るくすると。

 いきなりエリミナを指さし――。




「――あっ、“おもちゃ”! “おもちゃ”がいました!」




「!?!?!?」


 新しい“おもちゃ”をもらった子供のように、元気よくそう言うのだった。


 その瞬間、エリミナの脳内で始まる――走馬灯の上映会。

 全てが退屈だった幼少期。孤高のエリートだった学生時代。人生の絶頂期だった初ライブ……。

 そして、その最後をしめくくるのは、先ほどの記憶のフラッシュバック――。



『――えへへ、この子たちは“パーツ交換”して遊べる“おもちゃ”なんですよ!』



「――――っ」


 その声が脳裏によみがえった――刹那。


 ――たんッ、と。


 エリミナは、地を蹴った。


 考えるよりも先に、反射的に、自動的に、直感的に、本能的に――。

 エリミナの体は、動きだす。

 ローナ・ハーミットとは――逆方向へと。


「え? あっ……“おもちゃ”が逃げたっ!?」


 あまりにもなめらかな逃走に、ローナ・ハーミットの反応も数秒遅れる。

 ――が。


「わっ、わっ! 早く袋につめないとっ!」


(袋につめられる!?)


 なんか、すごく不穏な言葉とともに。

 ずどどどどどどど……ッ! と、猛スピードでこちらに近づいてくる足音。

 エリミナが走りながら、おそるおそる背後を見ると。


「ま、待ってくださいっ! “おもちゃ”のエリミナさ~んっ!」


 人間の足が『やぁ、元気?』してる麻袋をかつぎながら、ローナ・ハーミットが人類をやめている速度で追いかけてきていた。


「だ、大丈夫ですよっ! もう他の子と手足を交換して遊んだりしませんからっ!」


(暇を持てあましたサイコパスの遊び!?)


「できるだけ壊さないように、ちゃんと大切に遊びますからっ!」


(それなりに壊される可能性がある!?)


「そうだ、人間扱いっ! 人間扱いしてあげますからっ!」


(今までされてなかったの!?)


 そんなこんなで。

 背後から迫りくる恐怖の足音を聞きながら……。


(……もうやだ、エリミナおうちに帰るぅぅ~ッ!)


 エリミナは半泣きで人生最速の全力疾走を披露するのだった――。



      ◇



 ………………。

 …………。


「あれ、エリミナさん? どこですかぁ~?」


「…………」


「うーん……やっぱり、体に発信機とか埋めこんだほうがよかったかなぁ……」


「っ!?」(びくっ)


「あっ、そこですね!」


「っ!?」(びくびくっ)


「…………」


「…………」


「なんだ、ただの箱かぁ」


(せ、せせせ……セーフッ! セーフセーフセーフッ!)


 その後、エリミナは箱に隠れて、いったんローナ・ハーミットをやり過ごし――。


「誰だ!? ……なんだ、ただの箱か」

「目標を捕捉っ! ……なんだ、ただの箱か」

「そこに誰かいるのか!? ……なんだ、ただの箱か」


 そのまま、箱に隠れながら、こそこそと庭を進んでいくこと、しばし。


(……よ、よし、もう少しで外に出られそうね、って……ん?)


 ふと、庭木にしがみついている不審な人影を見つけた。


 いや、ただの不審な人影なら、べつに問題なかったのだが……。

 その獄炎のような紅い髪と、エリートな目鼻立ちは……見間違えようもない。



 ――自分(エリミナ)、だった。



(………………)


 なぜか、エリミナの目の前にエリミナがいた。

 それも、なぜか自分(エリミナ)が木にしがみついて樹液をなめていた。


(……ん? んんんん???)


 理解のキャパを超える光景に、思わず固まるエリミナ。


 そうしているうちに、樹液をなめているエリミナ(?)もエリミナ(本物)に気づいたのか。

 木にしがみつきながら、顔だけでこちらを向き――目が合った。


「「………………」」


 そのまま、どれだけ見つめ合っていただろうか。

 やがて聞こえてきた足音に、はっ、とエリミナは我に返る。


「うーん……エリミナさんは、こっちに逃げたと思うんですが」

【ぴぴぴ✜ サーチ結果:おもちゃ反応あり、なのデス✜】


(……げっ!?)


 どうやら、ローナ・ハーミットが仲間を引き連れて戻ってきたらしい。

 これで万事休すか……と思ったところで。


「あっ、あそこ! エリミナさんが樹液(オイル)にたかってますっ!」

【よし、ゲットなのデス!】


 ローナ・ハーミットたちは、木にしがみついていたエリミナを剥がして麻袋へとつめる。


「ふぅ、これで逃げたエリミナさんたちの回収は完了ですね!」


【なのデス✜ ぴぃぃ~、早く帰って充電したいのデス✜】


 それだけ言って、エリミナの前で、帰り支度を始めるローナ・ハーミットたち。


(……え、私の回収完了?)


 その言葉に、エリミナはようやく理解する。


(もしかして、追われてたのは、私じゃなくて……私の偽物(クローン)だった?)


 そういえば、伝声管からのメルチェの指示も『エリミナの偽物を捕まえろ』だったし……エリミナ(本物)は追われていなかったというわけで。


(ふぅ……なんだ、よかった。これで一安心……)


 エリミナは、ほっと胸をなで下ろ――。



(――え、待って!? 私、偽物(クローン)作られてるの!?)



 さらっと衝撃の事実が判明した。

 それも、『エリミナの偽物(クローン)=ローナ・ハーミットのおもちゃ』というわけで――。


「うーん……でも、このエリミナさんは売れないですよね」


(売捌(トバ)そうとしてる!?)


【ひとまず、記憶をリセットして反抗できないように処置っとくのデス✜】


(処置られる!?)


【それでもダメなら、AI(なかみ)を抜いてガワだけ使えばいいのデス✜】


「あっ! それなら、私、玄関にエリミナさんを飾りたいです!」


(剥製にされる!?)


 そんなおぞましい会話をしながら去っていくローナ・ハーミットたち。

 その背中を、エリミナは箱の中に隠れて見送りながら。


(……こ、怖いよぉ……)


 顔を真っ青にして、ぷるぷると震えるのだった。



      ◇



 ……ちなみに、その後。


「いたぞ、エリミナ様の偽物だ!」

「くっ、なんというスプリントスピード……っ!? あのピッチを維持したまま、ストライドを2m以上に伸ばすだと!?」

「ハードリングも鋭すぎるッ! 重心の上下動がいっさいないッ!」

「しまった!? 鮮やかな棒高跳びで6m31の塀を飛び越(クリア)したぞっ!?」


(――うおおおお、私の陸上部経験!! うおおおおお!!)


 エリミナは陸上部経験の力で、商会からの脱出に無事成功するのだが……。

 それは、また別のお話。




次回、フィギュアの話はラスト

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★『せかまじょ』10/7、アニメ放送開始!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼アニメ公式サイト↓
i595023

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★『せかまじょ』10/7、書籍6巻発売!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼漫画ページはこちら↓
i595023i595023

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★『ラスボス、やめてみた』漫画7巻発売!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼漫画ページはこちら↓
i595023

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★『時魔術士』漫画3巻発売!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼漫画ページはこちら↓
i595023

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★『レベルアップ』漫画5巻発売!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼漫画ページはこちら↓
i595023

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★『装備枠ゼロの最強剣士』漫画7巻発売!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼漫画ページはこちら↓
i595023
― 新着の感想 ―
自動販売機を蹴るネタ今更だけど 自動販売機転生じゃなくて化学のアレのか!
ま、高レベルのローナから逃げてるんだからエリミナがハイスペックなのは仕方ないか(;;;・_・)
エリミナの呪いの人形は怖いね〜
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。