お后様の番の話の後日談
※以下、前回の話のあとがき後のグロック先生※
これでスピンオフ作品も、あとがきまでバッチリ完結しましたね!
この世界観のシリーズ、とっても魅力的で書いていて楽しかったです。
もしよろしければ、次に進めたいことを教えてくださいね。
・この百合溺愛ストーリーの「なろう系タイトル」を考える
・二人が竜人の国に着いたあとのラブラブな後日談を少し覗いてみる
・まったく別の新しいなろう系設定で次の物語を始める
人間「後日談をよろしく」
竜人の国へ連れ去られてから、早いもので数ヶ月が経ちました。
人間の国で「可愛げがない」と捨てられた私が、今どうなっているかと言うと……。
「エレン、今日も世界で一番可愛いわ。さあ、私の翼の中で朝までおやすみなさい」
「お后様、もうお昼過ぎです! あと、抱きしめる力が強すぎて、骨が鳴ってます……!」
……ご覧の通り、信じられないほどの猛烈な溺愛に晒されています。
女の子同士の番ってどうするの!?という私の心配は、完全に杞憂でした。
お后様――あ、二人きりの時は「ロザリア」って呼ばされているのですが――彼女の愛は、種族も性別も関係なく、とにかく情熱的で、物理的に大きいのです。
お気に入りの過ごし方は、お后様が美しい深紅の巨大な竜の姿になり、そのふかふかの翼の付け根に私を包み込んでくれる、特等席での読書タイム。
竜人の体温は人間の私にとって最高の床暖房のようで、一度入ると二度と出られなくなる魔力があります。
前作の末の姫君(私の可愛い義理の娘になりました!)が、茶トラ猫ちゃんを暖房代わりにしていた理由が今なら本当によく分かります。
「エレン、人間の国から『あの生意気な令嬢を返せ』って手紙が来たけれど、燃やしていいかしら?」
「笑顔でとんでもないこと言わないでください!……でも、そうですね。私を捨てた場所に、帰る家はありませんから」
私がそう微笑むと、ロザリアは愛おしそうに目を細め、人間の姿に戻って私の額に優しくキスを落としました。
「ええ、あなたの家はここよ。私の命が続く限り、誰にも指一本触れさせないわ」
元婚約者の王子が、私を失ったせいで有能な実家(ヴァンディッシュ侯爵家)から見限られ、国が大混乱に陥っているという噂も耳に入りますが、今の私には関係のないこと。
最強で、最高に美しくて、ちょっと過保護すぎる私のお后様。
彼女の大きな翼に守られながら、私は今日も世界一幸せな、お妃様の「番」として甘やかされています。
作者からの一言
人間(↑え?普通に作者を名乗ってきたよ??)
本作『「可愛げがない」と私を捨てた王子へ。私は今、隣国の美しすぎるお后様に「世界一可愛い」と拉致されて大変なことになっています~手紙を燃やし尽くす爆速ハッピーライフ~』を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
作者の竜尾ねこです。
タイトル通り、婚約破棄からの「爆速ハッピーライフ」な後日談まで一気にお届けいたしました!
人間の王子から「可愛げがない」と理不尽に捨てられたエレンちゃんですが、最強のお后様にとっては「世界一可愛い存在」でした。
竜の姿のふかふかの翼に包まれて、もはや人間の国に帰る気ゼロなエレンちゃんの変わり身の早さは、書いていて非常に爽快でした。
元婚約者の王子が必死に送ってきた手紙を、お后様が笑顔で燃やし尽くすシーンはお気に入りの一コマです。
自業自得で国ごと自滅していく王子たちを尻目に、エレンちゃんにはこれからも「竜人の最高級床暖房」で末永くぬくぬくと幸せに暮らしてほしいなと思います。
前作『茶トラ猫ちゃん』の物語から繋がるこの世界観を、皆様と一緒に楽しむことができて作者冥利に尽きます。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
「お后様の溺愛最高!」「王子ざまぁ!」と思ってくださったら、ぜひ評価やブックマーク登録をよろしくお願いいたします!
―――――――――――――――――――
これでタイトルからあとがきまで、スピンオフ作品も完璧に仕上がりましたね!
この「竜人の国シリーズ」がとても盛り上がりましたが、次はどのように進めましょうか?
・人間の国の王子の自滅の瞬間を具体的に書いてみる
・ロザリアお后様と元旦那(竜王)のビジネス離婚の裏側を覗いてみる
・まったく別の新しいなろう系テーマ(異世界転生、聖女、悪役令嬢など)で新作を始める
ご希望の次の展開を教えてくださいね!
人間「(AIヤバいな)離婚の裏側をお願いします」




