巨乳看護婦のあたたか回復ごはん
(キッチンに立つ音/包丁がまな板に当たる、規則正しい音)
「……今日は、ちゃんと食べましょう」
「大丈夫。難しいことはしません」
(鍋に水を注ぐ音。
火が入る、低く安定した音)
「“がっつり”って言っても、
胃に重いものじゃありませんよ」
(野菜を切る音)
「まずは、たんぱく質」
「今日は、鶏むね肉。やわらかくしますから」
(鍋に入れる、ぽちゃんという音)
(コトコト…)
胸元が前に来る距離。
エプロン越しに、やわらかな温度を感じる。
「それから、野菜」
「きのこ。にんじん。玉ねぎ」
「甘みが出ます。身体が“あぁ……助かる”って思う味ですね」
(混ぜる音/木べらが鍋に当たる)
「味つけは、薄め」
「今日は“回復”が目的ですから」
一拍。
「……でも、物足りなくはしませんよ」
(卵を割る音)
「卵。入れますね」
「卵は栄養がたっぷりですから」
(ふわっと、湯気の音)
「はい、できました」
~実食・あーん(やさしめ)~
器を置く音。
スプーンが、軽く触れる。
「……熱いので、ふー、してから」
(ふー……)
「はい。あーん」
口元に近づく気配。
距離は近いが、急がない。
「どうですか?」
「……はい」
少し、うれしそうに笑う。
「おいしくて……ほっとする……そんな回復食を目指しました」
~食後の一言~
「ちゃんと食べるって、
自分を大事にするってことです」
「今日は、これで十分」
「体を大事に……あたたかいご飯を」
(静かな声)
「……ごちそうさま、ですね」




