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第864話 魔王戦争ラフィメストス編14



「妾は魔力核なんぞに興味は無い。気にすることはないぞ」

「ありがとうございます。必ず〝アルカディア〟まで届けます」


 丁寧に魔力核を懐に仕舞うシラセ。


 こうしてカラクリvsシラセの戦いはシラセの勝ちで終幕を向かえた。


 *


 シンカ村・外


「カラクリ様……」


 カラクリの死に気付いたシトリが呟く。


「シラセちゃんがやったよっスね!」


 吉報にチャッチャラーが歓喜の声をあげる。


「俺も負けてはいられねっスわ」


 ちょいとばかり本気で行くっスよ。と、言いながらチャッチャラーの全身に魔力が練り込まれていく。


「〝チャチャラ斬り〟!!」


 シトリの目で追えない速度でチャッチャラーがシトリを斬る。

 だが、シトリは思考より先に身体が動いていた。急所は外した。でも、無傷では済まなかった。

 タラリと額から血を流すシトリ。


「まだっスよ! 追え双剣(ガイソン)!」


 チャッチャラーが己の双剣をブーメランのようにシトリに向かい投げる。

 ちなみにガイソンとはチャッチャラーの双剣の名だ。製作者はかの有名な元〝六魔導士〟にして人類最高峰の鍛冶子〝剣斎(けんさい)〟エルルカ・アーレヤストの弟子レノン・プレーナの最高作品だ。

 エルルカの弟子である〝大都市エルクステン〟に店を開ける〝プレーナ〟の評判は絶大だ。

 三年先まで作成予約でいっぱい。店の売り上げも屈指だ。

 それでも尚、エルルカには遠く及ばないと言うのだからいかにエルルカがスゴいのかが分かる。


 余談だが、エルルカは鍛冶の予約を今は受け付けてはいない。

 気の向くままマイペースに作っている。

 近年だと稗月倖真の〝月夜(かぐや)〟を筆頭に人類最強の冒険者パーティー〝スマイル〟のチェリッシュ・アーガイザーの〝翠月(すいげつ)〟並びに〝聖教会〟No.3のレモン・リーリアの〝菊花(きっか)〟が新しめだ。


「厄介な」


 シトリが呟く。


 影移動でシトリは撤退をはかる。

 チャッチャラー、レモン、マキシを同時に相手するのは部が悪いと判断してのことだ。


「逃がさねっスよ!」


 チャッチャラーが追いかけるが、シトリのが速い。

 影に潜ると同時に何処かへと姿を眩ます。


「チャッチャラー、深追いはするな。残りの魔王信仰と魔物と魔獣を片付けるのを優先しろ」


 ドバン! と、マスケット銃で通常種のヒュドラをワンパンしながらマキシが言う。

 その間もレモンは魔王信仰を次々と斬り、シラセの〝人工精霊(タルパ)〟は魔物を葬り、敵の数を着々と数を減らして行く。


「そうっスね。魔王信仰のNo.3を逃がしたのは残念スが、これ以上被害を出す訳にはいきませんスもんね」


 そう言うとチャッチャラーは双剣を構える。



 ★★★★★★作者からのお願い★★★★★★


 作品を読んで下さり本当にありがとうございます!


・面白い

・続きが気になる

・異世界が好きだ


 などと少しでも思って下さった方は、画面下の☆☆☆☆☆から評価やブックマークを下さると凄く嬉しいです!

 (また、既に評価、ブックマーク、感想をいただいてる皆様、本当にありがとうございます! 大変、励みになっております!)


 ★5つだと泣いて喜びますが、勿論感じた評価で大丈夫です!


 長々と失礼しました!

 何卒よろしくお願いします!

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