↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
864/907

第863話 魔王戦争ラフィメストス編13



「心臓は取られてないみたいだが、どうやった?」


 ドクドクと血が出ているチャッチャラーだが、心臓は健在だ。


「ギリギリだったっスけど、敵さんの攻撃を避けられないと判断したんで自分から刺されに行ったんスよ。心臓は避けるように」


 それでも深傷を追ったチャッチャラーは辛そうだ。


「ほら、ポーションだ。天使な私に感謝しろ」

「うす、助かるっス」


 傷口にポーションをかけるが、全回復まではいかないようだ。

 血は止まったがザックリと胸に傷跡が残る。


 *


「このッ、何ですかこれは。刃が刺さらない」


 円状に丸まったカラクリをシラセはトドメをさそうと(サーベル)を振りかざすが、丸く固いボールのような形になったカラクリはシラセの刃を軽く弾く。


「ひゃっひゃっひゃ、どうせ死ぬならお前もろとも道連れだ」


 カラクリが赤く光る。


「不味い! 自爆する気か! シラセ、離れろ!」

「おおと、邪魔はさせん」

「ち、ラフィメストス」


 俺はシラセのカバーに入ろうとするが、ラフィメストスに邪魔される。

 あの威力は不味いな。核爆発に近い。

 爆発すれば辺り一帯は火の海と化すだろう。


「さらばだ!」


 カラクリがそう言い残し自滅を試みた瞬間。


 スルリと俺の影から人影が現れる。


「〝氷鉄扇(ひょうてっせん)〟!」


 爆発するその瞬間、扇の形をした氷が爆発するカラクリを凍らし、カラクリを砕く。


「ったく、今まで何してやがった黒芒」


 現れたのは黒芒だ。

 大遅刻だぞ!


「すまぬ主様、そこの魔王と魔族程度なら主様とシラセの小娘でこと足りると思ってのう」


 どこまでもマイペースな黒芒。後で説教だな。助けてくれたことには礼は言うが。


「黒芒……!」

「久しぶりじゃのう。ラフィメストス。まだ生きておったか。てっきり〝天聖〟とその〝五兄妹〟に倒されたと思っておったが」


 ラフィメストスは忌まわしげな顔で黒芒を睨む。

 どうやら顔見知りのようだ。


「大聖女と(つるぎ)の剣聖に封印されたお前には言われたくない」

「戦ってはおらぬ。あの時代の大聖女に未来へと逃がされたのじゃ。まあまさか1000年もの間、封印されるとは思わなかったがの」


 パシッと扇子を畳む黒芒。


「何だ、やらんのか?」

「ぬかせ。主様がおるのじゃ、妾の出番は無い」


 戦わない姿勢の黒芒を見てどこかホッとした様子のラフィメストス。

 俺と黒芒を同時に相手するのは流石に部が悪いと思ったようだ。


「シラセの小娘。これはそなたが持っておれ」


 ヒョイっと黒芒が投げたのは、

「魔族の魔力核! いいんですか?」

 カラクリからドロップした魔力核だった。



 ★★★★★★作者からのお願い★★★★★★


 作品を読んで下さり本当にありがとうございます!


・面白い

・続きが気になる

・異世界が好きだ


 などと少しでも思って下さった方は、画面下の☆☆☆☆☆から評価やブックマークを下さると凄く嬉しいです!

 (また、既に評価、ブックマーク、感想をいただいてる皆様、本当にありがとうございます! 大変、励みになっております!)


 ★5つだと泣いて喜びますが、勿論感じた評価で大丈夫です!


 長々と失礼しました!

 何卒よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。