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百目式アイテム物語  作者: 百目


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No.2.【あの薬草】

No.2【あの薬草】


薬草と言われても色々諸説ある。

ポーションの素材だから薬草。

傷に塗るから薬草。

直接食べるから薬草。


ややこしい事に、

地方によっては、

その扱いは全く異なってました。


旅をすれば薬草に悩むとは、

よく言ったものでした。


ーーーー


そんな薬草ですから、

価格は本当によく崩れる品物でした。


無ければ困る、

しかし取り扱うには面倒だ。


だから加工してない薬草は、

本当に安値で取り扱われてました。


林に入れば薬草の一つや二つ、

直ぐ見つかるものさ。


その程度のものなのです。


ーーーー


ある一族は非常に悩んでました。

彼らは星々を渡る一族、

この世界からしたら外来種の人種でした。


そして、この薬草に対して。

本当に本当に混乱しました。


彼らが調べた限りでは、

何と!そこらの草と区別が付かなかったからです。


意味が分からない、

この星の住人は思い込みで生きてるのか!

そんな嘆きに包まれてました。


ーーーー


そんな彼らの1人は、

現地調査の為に、

危険な単独行動をしてました。


しかし、モンスターに致命的な傷を負い。

最後の力で何とか、その場を脱出出来ましたが。


もう助からないと思い、

力無く木により掛かりました。


ふと、手に握った草を見て。

馬鹿馬鹿しいと思いながら飲み込みました。


すると致命的な傷は微かに回復し、

彼は一命を取り留めました。

「結局、薬草って何なんだよ!」


後に分かる事ですが。

どうやら、この世界の薬草には精霊が宿り。

それを知る術を知ったのは最近の事だったと、

どこかの資料に記録されましたとさ。

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