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天才たちー人魚の伝説と魔法の花ー  作者: アーモンドフィッシュ
9/19

花の、名前は。1

評価点があがってる!!

てことは誰かが私の小説を読んでいただいている、ということ!

もう、感謝の気持ちでしかありません。

諦めずに書きます。

……………………………


ふぁ~、おはようー、太陽くん。今日もギラギラしとるなー。


今日は土曜日なので、この通りのんきになっております。


枕草子クイズが終わってから、私は頑張ったんだからね、源氏物語の文字を解読すんのどれだけ大変か分かってんの?かなりの量だぞ!それに、今と昔では使われてる言葉や同じ言葉でも意味が違ったりするから、ちゃんとそういうことを理解した上で読んでいかないといけないの。で暗記だからね!すさまじいわー。


はい、十分愚痴れました。


でー、結局もう源氏物語全部暗記しちゃったから、もうやる課題がないのよねー。

あの短時間で全部!?って思ったでしょ~。そうだよ、私を誰だと思ってんの?

天才の か~み~さ~ま~ だぞ。(あの緑のエイリアン風にいってみた)


……で、今日は何しよーかなー。

そうだ、せっかく時間があるから、調べものしよう!

何を調べるか、みんなお分かりよね?



ガチャ



ドン ドン ドン ドン ドン ドン(階段をおりる音)



「おはようかえで、ていうかこんにちは、かな?」


『え? 今何時なの?』


「11:17」


『うそっ』


「あーおねーちゃんやっと起きたー」


げっ、夏美……



あんた時代劇とか見る人だったっけ………

いや、だって、今テレビ時代劇やってんだもん。しかも昔のっぽいの。


「あ、これ? “鬼瓦犯科長”ってやつ。面白いよ!」


あ、はい、えー…… 何も言葉が出ない。


『……お母さん、ちょっとあの花借りていい?』


「何に使うの?」


『ちょっと、美術の課題で、いいかな?』


「デッサンするの? ならいいわ。」


『ありがとう』


もちろん、美術の課題というのはうそだぴょーん。



ドン ドン ドン ドン ドン ドン



ガチャ



よし。


花びらが5枚、オレンジ色で、真ん中が黄色。

このお花は、杉原家に代々伝わる家宝。らしい。

でも、このお花の名前は、わからない。

どんな図鑑を探しても、同じものは、見つからない。


私の一生の“なぞ”だ。


学校の図書室を見ても分からないのに、他に手がかりのある場所は、あるのか。

本ばっかりじゃなくて、意外とネットにアップされてたりして。

でもデマの場合もあるから、情報の正確さに劣るけど………

ここは一度、かけてみるしかないか。


パソコンを起動して……

うん、ひらいた。


えっと、何て調べたらいいかなー。

じゃあ、  “絶滅した花 画像”     カチッ


んー、やっぱすぐにはでてこないよなー、てかこんな花咲いてるとこ見たことないからそもそも画像ができないのか。

それじゃ、画像のワードを除外して調べてみるか。


カチッ


えーとうーんとえーと……




ん?!




あれ、これってもしや……




カチッ




私が開いたサイトは、“絶滅したはずの海の花”という小説投稿サイトの中の小説だった。


ー遠い昔、とある暗い海の中の急な崖に根をはる一輪のきれいで珍しい花が咲いていた。それは魔法の力をもっていて、ー


「かえでー、ごはんできたから下におりてきなさーい」


『はぁーい』


あんもう!せっかく大事なとこで邪魔が入ったー。

またあとで読もう。

つづく。

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