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ゼロストライク  作者: 漢汁
誤解も六階も無い・これは4章
32/48

マヨネッタ

ネタバレ:SとかMとか、最初に言いだしたのは、誰なのかしら?

シールドでも張ってるのだろうか? いや、間違いなく張っている。

「クソッたれ!! 全弾発射だ!!」

「意味無いです」

「んじゃ、どーすんだよッ!!」

さて、シールド張ってる目標を撃破する為には・・・

「メルセイデスさん、敵はシールドらしきものを装備しているのでしょう」

「わかってるわ・・・ッち!! 撃ってきやがった、回避する!!」

タコっぽい形は伊達ではなかった。触手を振り回す、足からビーム発射、口からブレスではなく、レーザー撃ってくるわ。

メルセイデスが警報なった瞬間、左にスライド、そしてバレルロールにて回避したが、右主翼を上げなければ持ってかれていた。


「あのシールド、どうにかやぶれませんか?」

それさえわかれば・・・

「ちょっと待ってろ」

ARF-24Cは敵に急接近する。

メルセイデスはスラストレバーを押し、操縦桿を左、ラダーを右へ。そして、敵の下方に軌道修正した後、スロットルオフ、スライドレバーを親指で全力で、左に押し込む。

そのまま、敵下方を左にスライドしながら、パルスレーザー砲を発射。

横からのGがキツイ。

「センサー始動、G、R、D、亜種も」

『了解しました』

機体に搭載されているAIに話しかる。

綺麗な女性の声だ。

「シールドの種類を確認している。すぐ回答が・・・」

『確認。シールド種別、M』

とのこと。

「・・・Mって?」

肝炎やインフルエンザじゃないんだから。アルファベット一文字で言わないでよ。

「ガンカメラを確認してみ? 機銃が当たった瞬間、周囲がちょいと歪んでんだろ」

「いや、見方分からないので」

完全にコパイロット扱いだ。

「簡単に説明してやる。まずはGな。撃てば撃つほどシールドが勝手に減ってく。ゲームでいうとグラ・・・」

「何かの間違いではないのか? そして、それ以上言うと訴訟されます!!」

それ以上はいけない。

「次にRだ。付いてる方は無敵だが、それ以外は被弾したら終わりだ。そう、たとえば、パイロットが脳だけだったり、14歳で年齢固定されたりするアレ・・・」

「しばしたたずむ・・・」

突き抜ける最強。

「で、DはGの亜種。だが、凄くしぶとい」

魚介類で有名なヤツですよねー。今回は魚介類っぽいヤツだから、判断したんですよねー。

「そして、今回判明ヤツは、M。ただなぁ、Mはなぁ・・・」

おや、メルセイデスの様子が・・・

すごく気まずそうな表情。ゴツイヘルメットなので、実際見えないが、彼女はこう答えた。


「・・・M(マゾ)だ」


・・・は?

「マゾだよ。撃てば撃つ程、ヤツは回復していくんだ。自己再生しちまうんだ」

敵から離脱しようと、進路変更しながら、メルセイデスは語る。

「最初に遭遇した時は、確か・・・イーノック・・・じゃなくてだ。ACとかだったんだが、亜種が多すぎて、結局マゾっぽいからその名前になっちまったんだ。アホだろ」

その件に関しては、同意せざるを得ない。

「プライマル・アッー、なんちゃらだっけ?」

「だから、止めてください」

「被弾した分際で、ゾンビのようにやってくるドアホが」

前席のメルセイデスさんから、恐ろしく、真っ黒なオーラが見えたような気がする。

「いや、一発も当たってないようですが」

キモウトの酷すぎる蛮行により、うっかり本音を吐き出してしまった。

「あ、あー、目標に対する適切な対応は、素晴らしいと思い・・・」

「ヲイ、武志」

前席から後席へと、鋭い視線がやってくる。

「あ、はい」


「ちな、あたしはドS(サド)だかんな」


知ってました。

ジョイ役だけはごめんです。

「殺すのは、お前を最後にしてやろうと思ってた」

過去形?

「あたしと結婚した(あかつき)には、とりあえず・・・」

「遠慮するって!! 何度言ったら理解してくれるんですか!!」

この人と間違って結婚した日には・・・想像した。地獄絵図のみ。

「と、とりあえず、良い攻撃方法が浮かびました」

「チッ!! 話し逸らしやがったな。で、一体どうすんだよ」

うわー、面倒くさいから、適当な事言ってしまった。

横から正面へ移行した加速によるGも慣れない。

頭がクラクラするが、一応意見を言っておく。

「一撃必殺なら、どうなんですか?」

撃たなければ良いんですよね。

「即死」

操舵に専念しているのか、言葉が短くなってきた。

「なら、突撃・・・あー、そう、突撃ラブハート行きます?」

そう言った瞬間、右にロール、機首を敵目標に合わせた。

「ピンポイントバリアカミカゼアタックだな!?」

あー、下手な事言ってしまった。

「逝くときは、一緒よーぉぉぉぉ!!」

「ヤダーッ!! 誰か、メガホン(白ベル)持ってこい!!」

出来たら、緑色のベル(巨大化)が欲しい。

鉄山靠!!

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