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ゼロストライク  作者: 漢汁
山椒・蒲焼きにかけて
26/48

ザクゼクス

ネタバレ。全員バカです。

 そんなお馬鹿なコントをやった後、学校の裏山へやってきた3人。

「……ごめん、私の戦闘機、複座だから、どっちか残って欲しいの」

「そんなの関係ねー!!」

 未だに暴走状態の美緒。

「確か、マク〇スのバルキリーに乗ってた人、みんな単座なのに誰か乗っけてたわ」

 何でそんなことを知ってるのか? 黒瀬生徒会長。こういう無駄知識ばかり披露するから、生徒会役員共*って言われているのだ。

 その事実を既に知る人は……副会長と書記係であった。


「あと、戦闘機? なら私が適任ね。美緒ちゃんはお留守番、よろしくね」

「はぁ?! ざけんなゴラァ!! 私が行くべきだバカ野郎!!」

 もう、アウトレイジ並に暴走してます。

「え、えーと……できたら、黒瀬会長を本指名したいんですけど……」

 何処のキャバクラだよ。だがしかし、未成年であり、恐らくネタが分からない二人には、特にリアクションは無い……ハズが。


「ご指名ありがとうございます!」


 残念ながら、シューターでゲーマーな黒瀬沙織は、把握していたようだ。絶対ドリー〇クラブとかやってる。

「ま、とりあえずは……はい、私の戦闘機デース!」

 デス様って呼ばれたかったのか、妙にデスを強調して話すアルセイデス。デス。

 ダミー用にかぶせていた迷彩シートを、頭のアホ毛、ウィッグをも使い、バサッと取り払う。

「じゃじゃーん!! 私の愛機、ARF-25Bデス!」

 だから何でそこまでデスを言う? レベルの下桁が5になったら、戦闘不能になるよ?

 型番からして、もう駄目な感じですけど。

「……コレ、校庭に突き刺さってたヤツと同じじゃない?」

 黒瀬沙織は思った。こいつら、ヤバイ奴だと。

 男子生徒2名の死亡事件で、げんなりしていたところに、再び悲劇を生んだ物体を見た瞬間、鋼の精神を持ってる彼女も、眩暈がしてくる。

「それとは別物デス。大丈夫、問題ありません」

 で、サムズアップするアルセイデス。アホ毛がぴょんぴょんしている。

「……私、やっぱ乗るのやめるわ」

 黒瀬沙織、ギブアップ。

「え? じゃあ私が!」

 そして立候補する中村美緒。

「私自らが出る!」

 空気を読まないアホデース。

「……わかったわよ、私が、私がついてくよ!!」

「「どうぞどうぞ!」」


 結果、操舵席にアルセイデス。

 そして、後部座席、ナビゲーターとして、黒瀬沙織が搭乗することとなった。

 パイロットスーツとヘルメットを装備する。

「エンジンスタートデース!! 行っきマース、デス」

 だから、どんだけデス言うのよこの子は。

「……ねぇ、この、なんというか? ごついヘルメット。何かにお――グハッ!!」

 黒瀬沙織さんは、そこで気絶した。

 そう、やはり姉妹。臭いに関しての話題は禁句だったようで、彼女に警部あたりに一突きされた。ウィッグで。

「ま、とりあえず、発進準備完了。上昇し、レーダーコンタクトし、メル姉さんに追従する」

 パイロットモードになると、真面目になるのは、姉妹だからか? テキパキとIRSやNAVの設定を終らせて、キャノピークローズ。機体を垂直上昇させる。


「お願い、私の星を救って……」

 どこぞのお姫様のセリフを、置いてけぼりにされてしまった美緒は言った。

 上昇する機体を見つめながら、その風により、茶髪の髪をなびかせながら。

「ッ! 何だ? このプレッシャーは!!」

 そう、美緒が危惧しているが、現実になる日は……近かった。

 手に持っていたカバンから、拳銃(トカレフ)のような何かを持ち出し、彼女は帰路へと向かう。


「絶対に負けられない戦いが、そこにある」

 そう呟いたあと、美緒という名のキモウトは、走り出した。

ネタバレ。武志はキモウトに殺され・・・ません?

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