第11話 命令
きららファンタジアいつ出るねん。現在所持している端末全て事前登録を済ませ、今か今かと待っているぞ…(目が充血)
マコトお兄ちゃん、マコにぃ、マコニャンマコニャン、と言いながら、マコトの周りをくるくる走り回るユバとエザ。
「あっそーだサタラン。ロウダンから職業について話があるって聞いて来たんだけど、その件どうなんの?」
「……。」
サタリシアが急に真面目な顔になる。
「どうしたサタラン?」
「あなたには、この魔王軍の最大戦力、一番隊の隊長をやってもらうわ。」
そう言うと、サタリシアは手を2回叩く。
ガチャッ…
ゆっくりと最後の部屋の扉が開き、10数名の人間または亜人が入ってくる。サタリシアは玉座から立ち上がり、仁王立ちで命令する。
「つまり!あなたは今日からこの者達の隊長になってもらうわ!」
マコトに指を指しながら命令する。
「……はぁ…。」
「なっ…何よ?」
死んだ魚のような、先通しのない目でサタリシアを見るマコト。
「だから無駄にカッコつけんなって。キャラに合ってないんだよ。もう少し、自分のキャラを理解方がいいと思うよ。」
「うぐっ…!」
図星の様だ。
「うっ…うるさいわね!そういう指摘はもういいのよ!他に言う事あるで――――」
「―――了解しました魔王様。」
目の前でいきなり膝まづき、サタリシアに頭を下げるマコト。
「……ぇっ…えぇ!?」
一瞬の出来事に、戸惑いを隠せないサタリシア。
「この身、魔王様に授けます。」
「……授けっ!!!そうよ!それよ!それで良いのよ!!ちゃんと分かってるじゃない!」
一瞬戸惑ったものの、すぐに頬を少し赤く染め、ものすごく嬉しそうな万遍の笑みで再び玉座に座るサタリシア。
「ゴホン……でもどうしたんですの?」
さっと元通り。サタリシアは玉座に座る王様ポーズならぬ、魔王様ポーズを取っていた。
「急に素直になってしまって?」
「…。」
無言のマコト。
「どうしましたの?」
「…とでも言うと思ってたのかぁ?」
マコトは頭をゆっくりと上げ、ニッタリと悪そうな笑顔で言う。
「なっ!?」
「ハァ〜分かってないなぁ…。」
首を傾げながら、マコトは不思議そうな顔でサタリシアに問う。
「質問だ。実際はどこまで出来るか分からない未知数の力だが、何でもできる様な気がする、すごい力を得ることが出来ました。さぁあなたは言われたことをハイハイ頷いて動きます…か?」
『おっおい…!』
魔王様に対する、マコトのひょうひょうとした態度に、後ろに立っていた1番隊の団員達は皆、青い顔をする。
「答えはNOだ!」
サタリシアに指を指す。
「楽して暮らす!それが俺の選択だ!」
何の曇りも見えない真っ直ぐな姿勢に、ドヤ顔までするマコトに、周囲は圧倒される。
「なかなかのクズ発言だねマコニャン。」
マコトの右足の下から、ヒョイっと顔を出したユバが言う。続けてエザも、左足の下から顔を出す。
「そうですそうです。でもそれはそれでマコニャンらしいと言ったら、マコニャンらしいです。」
マコトは仁王立ちをしながら宣言する。
「相手が誰であろうと!俺は態度も性格も曲げたりはしなッ――――」
ガンッ!
背後からいきなり後頭部を殴られるマコト。
「イッテぇええ!誰だァ!?」
振り向くとそこには、ロウダンが怒りのグーパンをもう一つ構えていた。
「ロ…ロウダン!?何故ここに!?」
「さぁ何でだろうなぁ?とりあえず、もう1発デカイのくらいたく無かったら、魔王様に謝っとけ…!」
ロウダンのグーパンは、今にも飛んできそうな気迫を感じた。
「スッ…スミマセンでした!」
瞬時に膝と頭を床に付け、土下座をするマコト。
「態度が変わる以前に、豹変してるよマコニャン。」
「そうですそうです。フラグ回収が早かったです。」
「う…うるせぇ…。」
土下座をしているマコトの上から、中腰姿勢で痛い所を付いてくるユバとエザに、恥ずかしくなるマコト。
「ハァ…まぁいいわよ。もう慣れましたし。」
難なく許すサタリシア。だが、不思議そうな顔でマコトに質問する。
「ですが本当にあなた、魔王軍に来たくて来ましたの?全っく、そうは見えないのですのよね。」
「…ん?」
顔を上げるマコト。
「だからさっきも言ったろ?こんな所、望んで来るわけねぇだろ。」
この世界の時が一瞬止まってしまったかの様に静かになる。
『…え!?』
最後の部屋にいる、マコト以外の全ての者が驚く。
「な…何をそんなに驚いてんだよ?」
きららファンタジア出たら投稿遅くなりそうですね。仕方ないです。きららは僕の命です。
11月11日に、あるきららのある映画に6万を一瞬にして捧げるくらいの者です。本当仕方ないです。心がぴょんぴょんするんじゃ〜。




