表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様の遊びは趣味が悪い  作者: えだまめ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
28/29

くしゃみが止まらなくなった

第28話 くしゃみが止まらなくなった


ーーー


普段とは違う朝を迎えることは珍しいことではないだろう…

体調不良や一人暮らしなど…


これらは…人間なら当たり前のことであり、皆んなが経験することだ。

そう…怪物以外は…


クシュン…


ーーー


クラーケン『おはよう…ドラゴンちゃん…今日は登校時間ギリギリですね…』

クラーケン『このまま待っていたら…私も遅刻してました。』


ドラゴン 8:20起床


ドラゴン『ごめん…今日は欠席するわ…原因不明の病と…200m範囲の建物が吹き飛んでたから元に戻したところなの…』


クラーケン『誰も巻き込んでませんか?』


ドラゴン『だと思う…』


クラーケン『そうですか…今、原因不明の病と言いましたか?』


ドラゴン『うん…』

ドラゴン『あ…待って今はダメ…くしゃみが出そう…』


クシュン…


ーーー


「なるほど…大体の経緯は分かった。」


神様『風邪か?ついにお前も引いたか…少しは苦しみを味わえ…』


クラーケン『死ぬかと思いましたよ…強烈な爆発が起こりましたから…』


ドラゴン『けど…起こる直前に戻したからいいじゃない…結果オーライよ…』


瑠華『花粉症ですか?』


千鶴『流行り病かも…』


ドラゴン『私が流行り病?嘘でしょ…冗談はやめなさい…馬鹿馬鹿しい…』


神様『バカは風邪引かないと言うけど…俺はバカだから風邪引くと思うんだ。ほら…対策してないとか…』


ドラゴン『また彼方まで投げ飛ばされたい?今度は迎えに行かないよ…』


神様『はい…ごめんなさい…』


ーーー


「ほう…良い情報を耳にしたな…毎日一得(まいにちいちとく)※とは、よく言ったまでだ。」


※実際にはありません。多分。


ドラゴン『頭上の電柱には注意を払うことね…あと、丸焦げにならないように離れなさい…ヤタちゃん…』


ヤタちゃん『あだ名はよせ…不愉快だぞ…あと、呼び名を戻せ!』


ローサル『まあまあ…口喧嘩をしない…同じ釜の飯を食う仲じゃないか…』


ドラゴン『どこが?消し炭にするよ?』

八咫烏『どこがじゃ!』


ローサル『おう…怖い怖い…』


神様『この漫画…喧嘩漫画じゃないんだけど…最近暗いと書かれるよ…』


千鶴『心当たりとかないの?もしあれば解決策とか手掛かりとかあるかも…』


ドラゴン『ナイデア…』


ナイスアイデアの略語


ーーー


ドラゴンの心当たり


ドラゴン『昨日は珍しくてか初の…アイスとか言う氷菓子を食べたけど…なかなか悪くないから沢山食べた。』

ドラゴン『寝相は悪くない方…強いて言うなら外で寝る方が好き…暑いお風呂より冷たいお風呂の方が最近はハマってるかな…』


ドラゴン『下校中…道端に生えてる不気味なキノコを食べてみたり…』

ドラゴン『ウイルスらしい菌が見えたけど…無視しそのまま道を通った。』


「どうしよう…全部原因っぽいと断定できる。」


ーーー


千鶴『う~ん…どれも原因っぽいけど…』


神様『実際の話…ドラゴンが風邪を引いたことは過去にあるのか?他の病気でもいいから…』


クラーケン『1度も無かったですよ…怪我も擦り傷1つすらついたことがありませんし…』


ドラゴン『あるわけ無いじゃない…』

ハハハッ…


ドラゴン『睡眠時間は8時間以上…十分な食事と水分補給…運動がてら…いつも別の銀河に行ってるし…』

ドラゴン『こんな健康体…他には居ないよ…』


ドラゴン『あ…またくしゃみが出そう…』


神様『吹き飛ぶのは御免だぞ!』


瑠華『どうしましょう!』


千鶴『防災訓練を思い出せ…』


ーーー


クシュン…

ドラゴン『なんてね…もう慣れた。』


神様(もう…突き止める必要なくね…)


ローサル『他に危害を加えないなら…突き止める必要はなくなったと思うけど…』


神様(と思ったら…代わりに言ってくれた。)


ドラゴン『冗談でしょ?これはきっと原因がある筈よ…私にとっては一大事なの…』


八咫烏『バチが当たったのだろう…』


ドラゴン『あんたは口を閉じていなさい…』


神様『そう言われてもな…お前がくしゃみをする原因は限られる。』


千鶴『くしゃみの原因は、ダニや埃…胡椒や花粉症…アレルギーなどがあるけど…』


クラーケン『どれも…ドラゴンちゃんには無関係だと言い切れますね…』


千鶴『そうそう…』


瑠華『頭がパンクしそう…』


神様(そろそろ…ギブアップだな…お手上げだ。)


ーーー


クシュン…

ドラゴン『このまま…授業中もくしゃみし続けるよ…いいの?』


神様『鼻水を流し…飛散しないよりずっとマシだ。』


ドラゴン『そう…』


クラーケン『あ…もしかして…』


ーーー


神様『ん?なにか思い当たる節が?』


クラーケン『あるかも…知れません…』

クラーケン『以前、大喧嘩をした話をしましたよね?』


神様『ああ…したな…』


クラーケン『あの最中、ドラゴンちゃんがくしゃみをしたときがありました。』


ドラゴン『う~ん…あったかな…』

クシュン…


クラーケン『よく言うでしょ?誰かが噂話をしたらくしゃみが出ると…要はそれと同じ…』


ーーー


神様『まさか…ただの噂話ってオチ?』


ドラゴン『ああ…寝違えか…』


「え!?」


ドラゴン『クラーケンありがとう…今思い出したわ…これは寝違えよ…』

ドラゴン『首は痛くないけど…満足感が違う的な…』


神様(え?クラーケンの話と関係なくね?)


実はエピソードのどこかに、ヒントが隠されていた。


神様(そもそも…くしゃみと関連性なくね?)


ドラゴン『本当にありがとう…クラーケンのおかげ…』


クラーケン『寝不足や寝心地が悪いと…機嫌が悪くなるのは当然ですからね…大喧嘩の発端…実はこれだったのかも知れません…』


神様(まあ…筋は通ってるのか…ん?)


ドラゴンのくしゃみの原因は、寝違えや寝不足…寝心地の悪さによる不機嫌から生じるものだった。

事態は解決し…皆は安堵するのだった。


「全然通ってねーヨ!」

「何故!?くしゃみに繋がる!?」


「なにそれ…」


ーーー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ