くしゃみが止まらなくなった
第28話 くしゃみが止まらなくなった
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普段とは違う朝を迎えることは珍しいことではないだろう…
体調不良や一人暮らしなど…
これらは…人間なら当たり前のことであり、皆んなが経験することだ。
そう…怪物以外は…
クシュン…
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クラーケン『おはよう…ドラゴンちゃん…今日は登校時間ギリギリですね…』
クラーケン『このまま待っていたら…私も遅刻してました。』
ドラゴン 8:20起床
ドラゴン『ごめん…今日は欠席するわ…原因不明の病と…200m範囲の建物が吹き飛んでたから元に戻したところなの…』
クラーケン『誰も巻き込んでませんか?』
ドラゴン『だと思う…』
クラーケン『そうですか…今、原因不明の病と言いましたか?』
ドラゴン『うん…』
ドラゴン『あ…待って今はダメ…くしゃみが出そう…』
クシュン…
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「なるほど…大体の経緯は分かった。」
神様『風邪か?ついにお前も引いたか…少しは苦しみを味わえ…』
クラーケン『死ぬかと思いましたよ…強烈な爆発が起こりましたから…』
ドラゴン『けど…起こる直前に戻したからいいじゃない…結果オーライよ…』
瑠華『花粉症ですか?』
千鶴『流行り病かも…』
ドラゴン『私が流行り病?嘘でしょ…冗談はやめなさい…馬鹿馬鹿しい…』
神様『バカは風邪引かないと言うけど…俺はバカだから風邪引くと思うんだ。ほら…対策してないとか…』
ドラゴン『また彼方まで投げ飛ばされたい?今度は迎えに行かないよ…』
神様『はい…ごめんなさい…』
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「ほう…良い情報を耳にしたな…毎日一得※とは、よく言ったまでだ。」
※実際にはありません。多分。
ドラゴン『頭上の電柱には注意を払うことね…あと、丸焦げにならないように離れなさい…ヤタちゃん…』
ヤタちゃん『あだ名はよせ…不愉快だぞ…あと、呼び名を戻せ!』
ローサル『まあまあ…口喧嘩をしない…同じ釜の飯を食う仲じゃないか…』
ドラゴン『どこが?消し炭にするよ?』
八咫烏『どこがじゃ!』
ローサル『おう…怖い怖い…』
神様『この漫画…喧嘩漫画じゃないんだけど…最近暗いと書かれるよ…』
千鶴『心当たりとかないの?もしあれば解決策とか手掛かりとかあるかも…』
ドラゴン『ナイデア…』
ナイスアイデアの略語
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ドラゴンの心当たり
ドラゴン『昨日は珍しくてか初の…アイスとか言う氷菓子を食べたけど…なかなか悪くないから沢山食べた。』
ドラゴン『寝相は悪くない方…強いて言うなら外で寝る方が好き…暑いお風呂より冷たいお風呂の方が最近はハマってるかな…』
ドラゴン『下校中…道端に生えてる不気味なキノコを食べてみたり…』
ドラゴン『ウイルスらしい菌が見えたけど…無視しそのまま道を通った。』
「どうしよう…全部原因っぽいと断定できる。」
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千鶴『う~ん…どれも原因っぽいけど…』
神様『実際の話…ドラゴンが風邪を引いたことは過去にあるのか?他の病気でもいいから…』
クラーケン『1度も無かったですよ…怪我も擦り傷1つすらついたことがありませんし…』
ドラゴン『あるわけ無いじゃない…』
ハハハッ…
ドラゴン『睡眠時間は8時間以上…十分な食事と水分補給…運動がてら…いつも別の銀河に行ってるし…』
ドラゴン『こんな健康体…他には居ないよ…』
ドラゴン『あ…またくしゃみが出そう…』
神様『吹き飛ぶのは御免だぞ!』
瑠華『どうしましょう!』
千鶴『防災訓練を思い出せ…』
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クシュン…
ドラゴン『なんてね…もう慣れた。』
神様(もう…突き止める必要なくね…)
ローサル『他に危害を加えないなら…突き止める必要はなくなったと思うけど…』
神様(と思ったら…代わりに言ってくれた。)
ドラゴン『冗談でしょ?これはきっと原因がある筈よ…私にとっては一大事なの…』
八咫烏『バチが当たったのだろう…』
ドラゴン『あんたは口を閉じていなさい…』
神様『そう言われてもな…お前がくしゃみをする原因は限られる。』
千鶴『くしゃみの原因は、ダニや埃…胡椒や花粉症…アレルギーなどがあるけど…』
クラーケン『どれも…ドラゴンちゃんには無関係だと言い切れますね…』
千鶴『そうそう…』
瑠華『頭がパンクしそう…』
神様(そろそろ…ギブアップだな…お手上げだ。)
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クシュン…
ドラゴン『このまま…授業中もくしゃみし続けるよ…いいの?』
神様『鼻水を流し…飛散しないよりずっとマシだ。』
ドラゴン『そう…』
クラーケン『あ…もしかして…』
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神様『ん?なにか思い当たる節が?』
クラーケン『あるかも…知れません…』
クラーケン『以前、大喧嘩をした話をしましたよね?』
神様『ああ…したな…』
クラーケン『あの最中、ドラゴンちゃんがくしゃみをしたときがありました。』
ドラゴン『う~ん…あったかな…』
クシュン…
クラーケン『よく言うでしょ?誰かが噂話をしたらくしゃみが出ると…要はそれと同じ…』
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神様『まさか…ただの噂話ってオチ?』
ドラゴン『ああ…寝違えか…』
「え!?」
ドラゴン『クラーケンありがとう…今思い出したわ…これは寝違えよ…』
ドラゴン『首は痛くないけど…満足感が違う的な…』
神様(え?クラーケンの話と関係なくね?)
実はエピソードのどこかに、ヒントが隠されていた。
神様(そもそも…くしゃみと関連性なくね?)
ドラゴン『本当にありがとう…クラーケンのおかげ…』
クラーケン『寝不足や寝心地が悪いと…機嫌が悪くなるのは当然ですからね…大喧嘩の発端…実はこれだったのかも知れません…』
神様(まあ…筋は通ってるのか…ん?)
ドラゴンのくしゃみの原因は、寝違えや寝不足…寝心地の悪さによる不機嫌から生じるものだった。
事態は解決し…皆は安堵するのだった。
「全然通ってねーヨ!」
「何故!?くしゃみに繋がる!?」
「なにそれ…」
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