ボランティアした
第29話 ボランティアした
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「煙草の吸い殻…食べかけの菓子包み…」
「大体…私がこんなことをしなければならない理由は?」
「理由か…そんなものない…」
「ドラゴン…こう言うのは意味も理由も考えないものだ。」
「自分自身が出来ることを行う…」
「あれを見ろ…」
「瑠華が川の清掃をしているとき足を滑らせ…水を被ったこと…」
「千鶴の場合は、革ベルトかと思い触ったら黒い蛇だったとか…」
「こうやって、小さな働きは思い出へと繋がるものだ。」
「ほら…クラーケンを見てみろ…あんな数のゴミを短時間で集めたんだ。」
「自由奔放もいいが…お前の力はもっといろんなことに役立てるだろ?」
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数時間前…
瑠華『ボランティアですか?』
神様『そう…だってお前ら…全然勉強しないじゃん…』
「だから…部活動をリニューアルした。」
「今度、町の大掃除が行われるからな…」
千鶴『とうとう…来たか…』
ドラゴン『頑張って来てね…』
クラーケン『ドラゴンちゃんも部員ですよ…』
ドラゴン『ええ…』
「てか…ボランティアってなに?イタリア語かなにか?」
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「部員メンバー」
甘咲 瑠華 「部長」
仙ヶ藁 千鶴
陸原 未彩 「副部長」
神様
ドラゴン ←他部員がゲスト参加を説得中
クラーケン ←兼部の為、ほとんど非参加
「その他」
八咫烏 ←実はテニス部
ローサル ←サボり中
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「皆様…本日は大変…ご多忙ななかお集まりいただき誠にありがとうございます。」
「町のよりよい環境作りを目指し…この活動は始まりました。本日で第41回目となります。」
「振り返れば…41年目の活動となりました。本当に皆様の応援あってこそのもの…」
「皆様の安全を守る為、こちらの黄色い服を着ているスタッフの指示をお聞きください。」
「交通整備などを担当しており、ご不明な点がございましたら…各地に待機している…こちらのスタッフにお尋ねください。」
「それでは…第41回大掃除を開始いたします。」
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神様『始まったぞ…』
千鶴『各エリアも同時に始まったみたいだね…』
神様『河原エリアを決めた理由はなんだと思う?』
瑠華『う~ん…』
ドラゴン『私はなんでもよくない?と思うわ…私の目の前でポイ捨てする奴はただじゃ済まさないし…』
クラーケン『水の中は沢山のゴミがありそうですね…』
神様『クラーケン…正解と近い…この質問の答えは河原エリアの方がゴミが多く…見晴らしもいいからお前らをきっちり監視できるからだ。』
未彩『サボるなんてしないよ…』
ドラゴン『適当にやってれば…そのうち終わるでしょ…この活動はいつまで行うの?』
神様『1日8時間を昼休憩入れて2日やる…それぐらい町が汚れていると言うことだな…』
ガーン
ドラゴン『2日…』
瑠華(ドラゴンちゃんが石になった。)
クラーケン『私達が力を合わせればすぐ終わりますよ…きっと…』
千鶴『よし!頑張ろう!』
オー!
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「川の中から…原付バイクが見つかった。男性を集めてくれ…」
「1人じゃ持ち運べない…」
ドラゴン『私がやるわ…』
ヒョイ…
「え?あんな軽々と…」
「高校生だよな?」
バシャ…
ドラゴン『あと…タイヤや自転車なども乗せておいたわ…』
「ありがとう…」
「高校生だよな…」
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「あの子を見ろよ!川の中のゴミをあっという間にかき集めたぞ!」
バシャッ!
クラーケン『水の中の生き物が豊かに暮らせません…』
神様『数年前まではヘドロが溜まっていたらしい…この活動がなければ此処まで綺麗にならなかった。』
神様『ところで…』
神様『クラーケンの服…すぐに乾くのか?』
クラーケン『はい…吸水性のおかげですね…』
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バッシャン!
千鶴『瑠華…足元には注意しないと…』
未彩『怪我はない?』
瑠華『はい…』
ププ…
千鶴『ドジさは平常運転だね…』
「まったく…うちの部長は…」
ニュル…
未彩『瑠華らしい…』
千鶴『どわー!蛇だった!』
HAHAHA!
「笑いごと!?」
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神様『ドラゴン…お前ももっと楽しめ…自分の力が役に立つことは案外…面白いことだぞ…』
ドラゴン『これが?』
神様『まだまだ…お前には早かったか?』
クラーケン『そんなことないと思いますが…』
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「案外…悪くない…」
「左様ですか…様…」
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「!?」
神様『俺は…何度も同じことを繰り返しているのか…』
ドラゴン「?」
クラーケン『どうかしましたか?』
神様『ああ…なんでもない…この後の部活スケジュールを考えていてな…ごちゃごちゃになった。』
ドラゴン『頑張り過ぎよ…アホさも大事…』
神様『そうだな…』
神様(だとしたら…あの言葉の意味も…)
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