カジット伯爵の館1
兵隊に言われてお隣さんはゆっくりと出て行った。
さて、これで本当に一人になってしまったようだ。
そういえば宿で両手を拘束されてから取調中も牢屋に入れられてからもずっとそのままだった。
取調開始したら外すもんじゃないの?まぁ、頑張れば自力でも解けそうだけどめんどくさいので風魔法激小範囲で起動し縄を外そうとした・・・が、正しく起動しなかった。
あ、そうか。背中に魔法陣張り付けられたんだっけ。
魔力自体はちゃんと流れていたが体外に射出するときに変換できてなかった。
つまり、魔力自体で切っちゃえばいいんでしょ。
【魔法弾】を手首と手首の間の激小範囲で起動し縄を切った。
このくらいの芸当、5歳の時にもできたぜ。
さて、両手が自由になったので背中に貼ってある魔法陣を剥がそうと手を伸ばしてみる・・・がうまく外れない。柔軟性はかなり高いこの体でも背中に手を伸ばして取る作業は上手くいかない。めんどくさいので一度服を脱いで背中の魔法陣を剥がそうとしてみた、、、がかなりしっかりくっついている。これ、後でちゃんとキレイにはがせるのだろうかと心配になる。しかし、剥がれないなら仕方ない。魔法陣の一部を壊しておくか。
俺はまたしても【魔法弾】を極小範囲で起動し魔法陣に撃ち込んでおいた。
服も一緒に一部破れてしまったが、それは諦めもう一度服を着た。
確認のため、【風球】を極小範囲で壁に射出してみるとちゃんと使えたので魔法陣の効力はちゃんと消せたようだ。
さて、となると後はライカが心配だな。
俺と同じ扱いのはずだからここに連れてこられてもよさそうなものだ。
男女で牢屋が違うのか?それともライカは疑いが晴れた?
いや、あいつらの聞く耳の持たなさだとそれはなさそうだしなぁ。
いざとなればライカだって【身体機能強化】を使って脱出するこもできるだろう。脱出できなかったとしてもそれなりに大騒ぎにはなるだろうし、それから駆けつけても大丈夫だろう。
もしや、ライカは回復魔法が使えるって話して伯爵の娘のところに連れていかれた可能性もあるか。
それなら俺も回復魔法使えるし同じように連れていかれそうなものだが。。。
ううん、考えても分からん。
分からないことを考えていると寝不足のためか眠くなってきた。
することもないし、寝よう。
「おい、起きろ」
ん?まだ眠たいんだけど・・・
「おい!起きろと言っている!」
「ううん。。。。ふぅあ~あ」
俺は上体を起こしあくびを一つした。なんかまぁまぁ寝たような気もするがどのくらい時間が経ったのだろう。
「貴様・・・何故手枷縄をしていない?」
「え?ああ、手首が痛かったから」
「どうやって外したのか聞いている!!」
「結び方が弱かったから外しちゃったよ」
「ええい、手を出せ!」
「へいへい」
俺は鉄格子から両手を差し出すと兵隊がまたしても縄で縛った。
「よし、出ろ!」
鉄格子の扉を開けられたので出る。
「付いて来い!」
そういうと前後を兵隊に挟まれて移動した。
行きついた部屋は最初に取調が行われた部屋だった。
そして一度目と同じ怖い取調官のお姉さんがすでに部屋の中にいた。
「座れ」
そういわれて俺は椅子に座る。
「まず、お前たちについて調査した。信じられない事に冒険者であることは間違いないようだ」
「だからそういったでしょ・・・」
「そしてさらに信じられない事にクラーケン討伐多大な貢献をして報酬を得ていることも確認した」
「あまり人を頭ごなしに疑ったらいけないってことですよ」
「お前がスラムでも浮浪者でもなく冒険者で大金を持っている理由も分かった。その点については疑って悪かった。謝罪しよう」
「そうでしょうそうでしょう。まぁ誰にでも間違いはあるよ。誤解が解けたならとりあえずこの拘束を外してもらえないかな?」
「それはできない。なぜならば反逆とは別の嫌疑があるからだ」
「えー。それも誤解だと思うんだけど・・・」
「どうやら君は船でこの町に来たようだな。そして町に入ろうとしたが許可が下りなかった。違うか?」
うっ!
「つまり不法侵入者ということだ。町に不法潜入しておいてコソコソ何かを嗅ぎまわっていたようだが、何が目的だ?」
「目的って・・・この町に来たのは冒険者ギルドにあった商船の護衛でここまで来たんだ。それで、その依頼が終わったからこの町でいろいろ買い物とかをしようとしていただけだよ」
「そうかな?買い物だったら港でずいぶんしたようじゃないか。それに町に入ってから暗がりの中裏道をコソコソ動き回っていたという目撃情報もある。どこのスパイだ?正直に言え!!」
「町で買い物っていうのは、港ではできない奴隷の売買のためだよ。それ以外にもまぁ食事とかもしたけど。でもそれだけだ」
「奴隷だと?」
急に渋い顔つきになった。
「そうだよ。商船の護衛をしたって言ったろ?その商人から買って欲しいって言われてね。結構な金額だったけど魔族を一人買ったんだ。そしてそれが終わったから今日にでも町を出ようとしていたところだ」
「逃げる直前に捕まえることが出来たという訳か。しかも魔族だと??クククッ!どこにいる?いるわけないよな!?」
「冒険者ギルドに行って冒険者として登録するようにお遣いに出している時に兵隊が来たんだ。今頃俺達がいなくて困っているはずだから早く解放してくれ」
「違うな。そんな奴隷はいない。そうだろう」
「なんでそうなるんだ?奴隷商で売買したんだからいるに決まっているじゃないか」
「じゃあ聞くが、その奴隷はいくらで買ったんだ?」
「白銀貨75枚だよ。手数料でさらに5枚払ったけど」
「フフフ・・・ハハハハ・・・アーハッハハハハハ!」
見事な三弾笑いを披露してくれるじゃないか。
「何が可笑しいんだ!?」
「可笑しいだろう?魔族の奴隷に白銀貨75枚だと?嘘をつくならもう少しましな嘘をつけばいいものを・・・ハハハハ」
ちくしょう、まだ笑ってやがーる。
確かにサーシェさんは魔族が白銀貨100枚でも安いとか言ってたけども、そんなにおかしいのか!?
俺が真面目に何が可笑しいのか分からない顔をしていた為、説明があった。
「まだとぼけるのか?いいか、奴隷契約の魔法陣ってのはもともと魔族が人間を支配し奴隷にするために作り出したものだ。人間にはその構造が理解できんから創り出すことはできない。しかし既存のものを奴隷商人がいくつかのパターンを覚えて使っているがな。だが、魔族以外の場合一度奴隷の魔法陣を体に刻まれると主に完全に従うしかなくなる。だがな、魔族はその魔法陣をいじれるのだ。奴隷として機能しない。つまり魔族は奴隷として成り立たないのだよ」
「え?」
うっそーん。
「だから魔族が奴隷として売買されることは無いし、されたとしても冗談半分で銅貨数枚をやり取りするくらいの金額だろうさ」
「え・・・・」
ぼったくられたーーーーーーー!!!!!
サーシェさんもそうだし奴隷商人だってそのことは知っているはずだ。グルだったのか!!!
思い出すとサーシェさんは「損するような価格では売却できないが白銀貨100枚でどうだ?魔族の奴隷としては破格だと思う」と言っていた。確かに損もしないだろうし銅貨数枚のところを白銀貨100枚ならある意味破格だ。俺は逆に吹っ掛けてやろうと白銀貨50枚って言った時点で、すでにサーシェさんに負けてたのか。100枚が75枚になったことでそれなりに値切れたと思っていた俺は甘ちゃんだった。。。
「まさか・・・本当にそんな額で取引したのか・・・?」
俺は今きっと呆けた顔をしていたのだろう。それを察して聞いていた。
「はい・・・」
さすがに俺の反応から察したのか、
「そうか。。。今は君を不憫に思う」
しばらく放心してしまったが、気を取り直して聞いてみる。
「ちなみに、手数料が白銀貨10枚というのは普通だったのでしょうか?」
「私も詳しい事は知らないが、通常は売買額の5~10%だと聞いたことがある」
「奴隷商もグルだったのか・・・・」
「大金を騙されてショックを受けているところに何だが、契約時同意したのであればやり直しは効かない。無知にも拘わらず奴隷に手を出した勉強料としてはいささか高すぎるとは思うが諦めるしかないな」
サーシェさんは上手い事俺に同意させたんだ。商人としてはやり手なんだろう。俺は人を信じすぎていたのかもしれない。まさか異世界に来てまで自分が騙されるなんて思ってもみなかった。
諦めるしかない・・・んだろうな。。。
「どうやら君はスパイではなさそうだな。もう少し調査はしてみるからすぐには解放できないがしばらくまっていたまえ」
「はい・・・。あ、そうだ!ライカは?」
「もう一人の子ならば回復魔法が使えるため本邸に連れて行ったからここにはいない」
「え?じゃあなんで俺だけここに??」
「お前は同行者だろう?」
「俺も回復魔法使えますよ」
「なんだと?本当なのか?」
「本当ですよ」
俺は両手を差し伸べた。
「光の精よ、癒しの力となれ!【小回復】」
淡く光り、取調官の体を癒した。
無詠唱だと説明がめんどくさいので一応詠唱して唱える。
「な・・・なぜ使える???」
別に取調官はケガも病気もしていないのだろうけど、癒し効果を感じ取ったようだ。
まぁ、淡く光るしすぐ分かるか。
「なぜって・・・冒険者なのでこのくらいは」
「【禁魔法】の魔法陣をつけたはず・・・」
慌てて俺の背後に回り背中の魔法陣を見る
「え・・・」
魔法陣はせっかく効果を消しておいたのにうっかりバラしちゃった。失敗したなぁ。
「魔法陣が・・・破れているだと??連行を担当した兵は誰だ!弛んでいる!!」
そういうと書記っぽい人に怒鳴った。
なんか知らないが向こう側の不手際って事になったらしい。好都合好都合。
「ああ、不手際があったようだ。それで、回復魔法が使えるという事は分かった。ではお前にも本邸に行ってもらうことになる」
「そこで何があるんですか?」
「カジット家の長女、ダイナ様の治療をしてもらう」
「そんなに重症なのですか?」
「病状については我々も専門でないため詳しくは分からないが何でも体中の肌が爛れるとかきいた。まぁ、我々も直接見たわけではないがな。直接見て全力を尽くしてほしい」
なるほど。まぁ俺やユイは普段回復魔法と言えば【小回復】しか使っていない。
これは別に消費魔力を節約している訳ではない。むしろ、魔力量を調整すれば【小回復】で十分事足りるためだ。ただ、本当に重病の人に対して【中回復】だって【大回復】だって使える。
それらを使えば大概のケガや病気は治せる自信がある。
ライカだって俺達程じゃないにしても詠唱している人達よりも回復量が多いはずだ。もしかしたらもう治しているかもしれない。
「診てからですね。分かりました」
「ではさっそく本邸に移送する。付いて来い」
相変わらず手首の縄は解いてくれないようだが、魔法陣を貼りなおされることなく移動となった。
一度外に出るのかと思ったが、牢屋へ続く通路をそのまま通り抜けさらに何度か右に曲がったり左に曲がったりしているといつの間にか本邸についたらしい。
途中、本邸に入ってしばらく行くと、階段があり3階まで登ったところで一番近い部屋に入ると別の兵隊がいた。
「新たに回復魔法を使える人物を連れてまいりました」
「うむ、ごくろう。では引き受ける」
そういって、連れて来た兵隊は帰っていった。
「さて、回復魔法を使えるということだが一度見せてもらってもいいかな?」
「いいですよ、では!・・・光の精よ、癒しの力となれ!【小回復】」
そういって俺は兵隊に向けて魔法を使った。
「ふむ、間違いないようだね。私はこのフロアを管理しているワーシャという。君の名前は?」
「ケンです」
「ではケン君。これからの事を説明しながら行こうか。付いてきなさい」
ワーシャと名乗った兵隊は俺を待たずに先に部屋を出た。俺は付いて行くと俺の後ろに別の兵隊が付いてきた。
部屋を出ると鍵付きの大きな扉があり最初に出た兵隊が開けて中に入ると俺を促す。
俺が入ると後ろからついてきた兵隊もすぐに入って扉が閉められた。
「ああ、いつまでも縛っていて悪かったね。外してあげなさい」
そういうと後ろからついてきた兵隊が俺の手首の縄を解いた。
「では、ついてきなさい」
やっと両手が自由になったとは言え、前後を兵隊に挟まれての移動はまだ続くのか。。。
と思ったらすぐ近くの部屋に入った。
その部屋は先ほどの大きな扉をくぐる前に入った部屋とほぼ同じ作りだった。
大きめのテーブルとソファーがあり、壁際にはインテリアが置いてる至って普通の応接室・・・なんだろう。
「まぁ、かけたまえ」
俺はとりあえず座って話を聞く。
「さて、ここに来たという事はだいたい話は聞いているだろうし協力してもらう事になるが、改めて話しておこう。ここはカジット伯爵家の館だ。これから君にはカジット家のご息女ダイナ様の治療をしてもらうことになる。ダイナ様はもともと活発なお方で剣術・魔術・馬術・竜術を嗜まれる一方、勉学にも励まられるそれは素晴らしいお方でした。しかし2年前に体内の魔力が乱れる謎の病に侵されてから常に身体に異常が起こっているという状況だ。いろいろ調べた結果、キュリーゼフ病だと思われる」
「キュリーゼフ病?」
「聞いたことないのも無理はない。約1000年前魔族大戦の時代の大賢者キュリーゼフは知っているだろう?その大賢者キュリーゼフが晩年かかったと言われる奇病だ。原因も根本的な治療も分かってはいない」
「はぁ・・・」
うん、知らない!この世界の歴史なんてさっぱりだ。せいぜいおとぎ話レベルで10000年前は精霊が治める平和な世界で、5000年くらい前から種族による争いが起きたり平和になったりを繰り返していた。そんでもって、1000年くらい前は魔族が世界を支配しようとしたが勇者によって世界が救われた・・・みたいなザッとした流れだけだ。
第一、前世でも歴史は苦手だったんだ。なんで異世界にまで来てわざわざ歴史を学ぼうと思う?
「魔力の流れが乱れそれが身体にも影響を及ぼすため、同じ症状が現れる場合もあれば違う症状の場合もある。よって症状が現れ始めたら即座に回復魔法で治療を続けている」
「なぜそんな病に?」
「理由は分からん。旅の途中で突然発症したのだ。そこからこの屋敷に戻ってくるまでも大変ではあったのだが無事・・・と言っていいのか分からんが戻ってきた。その後可能な限り優秀と思われる治療を行い続けてきたし呪いの類を疑ってみたりもした。そして体内魔力が乱れ変調をきたす奇病、キュリーゼフ病だと分かったのが1年前だ。だが、分かったところで我々に出来るのは症状が現れてから治すという対処療法のみだ」
「そのキュリーゼフ病は過去に治療された記録はないので?」
「今のところ見つかっていない」
「なるほど。では僕はその症状が現れた時に回復魔法を使えばいいのですか?」
「そういうことになる。普段はこのフロアを自由にしてもらっていて構わない。ただし、ダイナ様がいる部屋以外では魔力温存のために一切の魔法の使用は禁止しているがな。何か分からない事があればこの部屋の兵士もしくはフロア内にいる兵士に聞くといい」
「わかりました。それと、少し前にツレがこちらに来たと聞きました。ライカと言いますが会えますか?」
「ああ、あの子ならば女性用のフロアにいるはずだ。だが、ここは男性用フロアなので会うことはないだろう」
なんですと!?ライカに会えないのか!?わざわざこんなところまで来たというのに。。。
「では、もう一つ。我々はいつになったら解放されるのでしょうか?」
「それは簡単だ。ダイナ様が完治すれば全員を解放するよう命令されている。よって頑張って治療に専念してもらいたい」
協力を要請しているような雰囲気がどこかあるが、実際は監禁していうことをきかせている訳だ。
しかも町中のヒーラー全員となるとかなりの人数のはずだ。男女が半分だとしてもこのフロアにそんなにたくさんいるのだろうか。。。
「さて、さっそく今日から君も当番に組み込んでおく。ここを出て奥に進み、右の扉を開けたところがフリースペースになっている。そこに当番表を出しているから確認しておくように」
「当番ですか?」
「ああ、3人ずつの当番で24時間体制で対応するためだ。」
「そうですか、分かりました。見ておきます」
話は以上のようだったので俺は立ち上がった。
「では、失礼します」
そういって俺は部屋を出た。
出るときにチラッと中を見ると、ワーシャさんはなぜか寂しそうな目をしていた。
しかし参ったな。回復魔法で完治しない病とかあるのか。しかも完治するまでここから出れないとか。さらにライカは女性用のフロアがあるらしく、会うことも出来ないのか。
いろいろ困った。それにユイ達に今の状況を知らせることもできないというのも困った。心配してるだろうな。
いや待てよ。
ユイとなら連絡を取る方法があるかもしれない。
俺は周りには誰もいないことを確認すると、そっと首にあるチョーカーの水印に魔力を送った。
すると光と共にウンディーネが現れた。
『うげっ!!なによここ!』
「いきなりなんだそれは?」
『なんだもなにも、ここ天井も床も壁も【禁魔法】の魔法陣が埋め込まれてるじゃない!』
「なに?・・・通りでこの中に入ってからやっと縄を外したわけだ」
俺はちょっと納得した。
『悪いけど、居心地悪いから早く用事を言ってくれないかしら?』
よく見たらウンディーネの表情は眉間にしわが寄っている。
「わかった。これからいう事を次にユイが君を呼び出したら伝えてほしいんだがいいか?」
『あら、そんなこと?いいわよ』
「レンの売買は終了。サーシェさんが用意してくれた宿にレンがいるのでそっちで引き取っておいてほしい。今はいろいろあってカジット伯爵の館で軟禁された。様子を見ながら対策を考えるので数日戻れないが心配しないでほしい。以上だ。頼める?」
『なにあんたそんな状況なわけ?ほんとに面倒事が好きなのね。まぁそのくらいなら問題ないわよ!じゃあ!!』
そういうと、ウンディーネが光り始めたと思ったら小さくなり俺のチョーカーに戻った。
ガチャッ
「おや?まだいたのか。何か声がしたと思ったんだが、だれと話していたんだ?」
「いえ、独り言をちょっと。。。」
ワーシャさんにじっと見られてしまった。なんか痛い子を見る表情だよ。。。不快だよ。。。
「そうか。不審だからやめたほうがいいな」
「あ、はい」
そういうとワーシャさんは部屋に戻った。
うわーん、不審者扱いされたよー。。。
まぁ、誰もいないところでブツブツ言っていたらかわいそうな子扱いされても仕方ないか。
さて、気を取り直して当番とかがあるという部屋に行ってみるか。
通路を少し進むと行き止まりになっており、扉が左右にそれぞれ一つあったので当番を出しているという右の扉を入ってみた。
そこには・・・・。
いろいろあって更新ペースは少し落ちそうです。




