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INTJ の浪人  作者: siliconAEGIS
第二章:計画の破綻
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There aer wars that can’t to be won

 保健室を後にした山田は、低く掠れた声でその詩(うた)を口ずさんでいた。


“Mother, mother, tell your children

That their time has just begun

I have suffered for my anger

There are wars that can't be won

Father, father, please believe me

I am laying down my guns

I am broken like an arrow

Forgive me

Forgive your wayward son”


 ボン・ジョビの『Keep the Faith』――その重厚なフレーズを吐き出しながら、山田はあろうことか自ら職員室へと足を進めていた。

 目的は一つ、「厳罰を貰うため」だ。

……認めよう。俺としたことが、完全に不覚をとった。

 まさか、花子先生とジェシカが手を組むとは。どちらか一人だけでも厄介な変数だというのに、あの二人が結びついた盤面の破壊力は想定の枠を超えている。

 おそらく職員室では、あの女たちからの圧力による「計画の全貌告白」という最悪のオプションが待ち受けているはずだ。逃げ出すなど論外。むしろ、その包囲網の中でどうカウンターを仕掛けるか――。

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