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四神伝説~散々支配してきたブリキ共に鉄槌を下してやんよ~  作者: 統氏


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70話 四獣ウォーズ最終章 最終話 麒麟脱却 まだまだ話自体は続きます ただやりたかっただけです

本当に遅くなってすいません...

ただ、マジで麒麟戦妥協したくなかったので...

残り四十秒。


昇が歯を食いしばる。


「あと四十秒なら……!」


「何がなんでも耐えるぞ!」


その瞬間。


麒麟の周囲に渦巻いていた雷が変化する。


四方へ散っていた電撃が、


一点へと集まり始めた。


装甲の前部に光が凝縮する。


「……一点?」


昇が眉をひそめる。


「集中型か」


剣が呟く。


昇が言う。


「一点なら避けられる!」


だが次の瞬間。


守の声が響いた。


「違います!」


「施設に向けてます!」


麒麟の砲口。


その先には――


四獣王の施設。


「まずい!」


昇が叫ぶ。


「止めなければ――!」


剣が言う。


「四獣合体しかない」


守が頷く。


「はい」


二人は同時に四獣バングルを掲げる。


だが。


光らない。


「……?」


守が戸惑う。


四獣AIが告げる。


「合体条件を満たしていません」


「タイガーウェア、損傷率上昇」


「タートルウェア、装甲損壊」


「現在の機体状態では四獣合体は実行できません」


剣が小さく息を吐く。


「……機体損傷か」


昇が叫ぶ。


「俺たちでやるぞ!」


焔が笑う。


「おう!」


二つのバングルが光る。


「「×(クロス)四獣王!!」」


四獣王ドラゴン×フェニックスウェア


その瞬間。


麒麟の雷が放たれる。


巨大な雷光。


施設へ向かう破壊の一撃。


「クロスインパクト!」


青と紅のエネルギーが放たれる。


衝突。


空間が震える。


衝撃波が地面を揺らす。


だが。


押されている。


「くそっ……!」


昇が唸る。


「フェニックス・レイ撃った分、出力が落ちてる!」


焔も歯を食いしばる。


後方。


剣と守。


二人は戦況を見る。


「このままじゃ……」


守が呟く。


その視線が、自分の盾に向く。


タートルウェアの盾。


いつも使っている武器。


守の頭に、ひとつの可能性が浮かんだ。


だが。


守が機体を動かそうとして止まる。


「……ダメだ」


装甲損傷。


出力低下。


この状態では――投げられない。


その瞬間。


守が顔を上げる。


剣を見る。


「……!」


守が盾を操作する。


タートルウェアの盾が変形する。


巨大なハンマー。


守がそれを差し出す。


「剣さん!」


タイガーウェアが受け取る。


その瞬間。


剣が理解した。


「ああ、わかった」


タイガーウェアが構える。


機体は限界。


深く息を吸う。


「チャンスは一度」


全力で投げる。


巨大なハンマーが回転しながら空を裂く。


鉄球が唸りを上げる。


雷の中へ突っ込む。


守と剣が同時に叫ぶ。


「当たれーーー!!」


次の瞬間。


ハンマーが――


麒麟の装甲へ直撃した。


轟音。


衝撃。


麒麟の巨体がわずかに揺れる。


その瞬間。


麒麟の雷が――乱れた。


出力が落ちる。


クロスインパクトの光が、


少しずつ押し返し始める。


昇が叫ぶ。


「ナイス!」


焔が笑う。


「サンキュー!」


昇と焔。


二人が同時に叫ぶ。


「押し切れーーー!!」


光が膨れ上がる。


クロスインパクトが麒麟の雷を押し返す。


そして――


麒麟の光が消えた。


出力停止。


「今だ!」


昇が叫ぶ。


「行くぞ!焔!」


「おう!!」


四獣王。


ドラゴン×フェニックス。


一気に距離を詰める。


「捕まえた!!」


麒麟を拘束。


ついに――


捕獲成功。


「よっしゃああ!!」


昇と焔が叫ぶ。


守が言う。


「やりましたね、剣さん」


剣が頷く。


「ああ」


その口元が――


わずかに笑っていた。


昇が言う。


「今笑ったろ?」


焔も笑う。


「見たぞ!」


剣が顔を逸らす。


「……気のせいだ」


そして言う。


「麒麟を手に入れた」


「月へ行く準備を進める」


守が頷く。


「はい」


焔が笑う。


「だな!!」


昇が拳を握る。


「俺たちの力――」


「見せてやろうぜ」


戦いは――


次の舞台へ。


月へ。


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