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四神伝説~散々支配してきたブリキ共に鉄槌を下してやんよ~  作者: 統氏


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55/96

55話 掛け声は必要かと思って... え?違う?

施設の作戦室。


 モニターには機械兵の内部構造が表示されていた。



「強化に必要なエネルギー導体は」


「機械兵内部に存在します」


 四獣AIが説明する。



「破壊した場合」


「導体が損傷する可能性が高いです」



「つまり」


 焔が言う。


「なるべく壊さず捕まえる方がいい」



「はい」



「コア抑制ユニットの使用を推奨します」



 昇が笑う。


「捕まえるってことか」



 剣が頷く。


「合理的だ」



 警報が鳴る。



《接近反応》


《機械兵出現》



「タイミングいいな」


 昇が言う。



「行くぞ」


 剣が立ち上がる。



■ 四獣バングル起動



「来い!!ドラゴンウェア!!」


「来い、タイガーウェア」


「カモン!!フェニックスウェア!!」


「来てください……タートルウェア!」



 光。


 四機が展開される。



 外。


 機械兵が一体。


 静かに立っていた。



「今回は壊すなよ!」


 昇が言う。



「ああ!」


 焔が答える。



「止める」


 剣が言った。



「はい!」


 守も応える。



 戦闘開始。



 機械兵が突進。


 白虎が受け止める。


 玄武が盾で拘束する。



 青龍が横から打撃。


 朱雀が出力を集中。



 だが。



《高エネルギー反応》


《自爆兆候》



「来た!」


 昇が叫ぶ。



「押さえろ!」


 剣が指示する。



 白虎が腕を固定。


 玄武が盾で動きを封じる。



「今だ!!」



 抑制ユニットが射出される。


 機械兵の胸部に装着。



 一瞬。



 機械兵の動きが止まった。



《コア抑制成功》


《機体停止を確認》



「止まった……!」


 守が息を吐く。



「成功だな!」


 焔が言う。



 昇が笑う。


「よし!」



《エネルギー導体を回収します》



 機械兵の装甲が開く。


 内部から光るパーツが露出する。



《回収完了》



「必要量の一部を確保しました」



「どれくらいだ?」


 昇が聞く。



「現在確保量」


「約18%」



「まだ足りません」



「そんなに……」


 守が呟く。



「十分だ」


 剣が言う。



 昇がニヤッと笑う。


「上等だ」


「全部集めりゃいいだけだろ」



 焔も笑う。


「ああ」


「やるぞ」


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