48話 サボってたわけじゃ無いんです ただ忙しかったりで寝てただけなんです
警報が施設全体に響く。
《敵反応を確認》
「来たな」
剣の声は落ち着いていた。
「迎撃する」
「おう!」
昇が即答する。
「時間稼ぎだな!」
「はい!」
守も頷いた。
⸻
四機が同時に出撃する。
外へ出た瞬間、敵影が視界に入る。
機械兵――二体。
迷いなく施設へ向かってくる。
「目的は変わってねぇな」
焔が呟く。
「破壊しに来てる」
「止めるぞ」
剣が言った。
⸻
戦闘は即座に始まった。
青龍が高速で踏み込む。
敵の視界を撹乱。
その隙を白虎が突く。
正確な爪撃が装甲を削る。
「左来る!」
剣の指示。
「任せろ!」
朱雀の火炎が爆ぜる。
爆炎が敵の進路を封じる。
⸻
だが敵は止まらない。
強引に突破し、施設へ向かう。
「守!」
「はい!」
玄武が前に出る。
巨大な盾を構え、進路を塞ぐ。
⸻
衝撃。
敵の攻撃が盾に叩きつけられる。
「ぐっ……!」
守が踏ん張る。
だが圧が強い。
もう一撃来れば崩れる。
⸻
その瞬間。
白虎が割り込んだ。
爪が敵の腕を弾き飛ばす。
剣:
「下がれ、守」
守:
「剣さん……!」
守:
「敵は……?」
剣:
「昇と焔が抑えてる」
剣:
「気にするな」
剣:
「お前は守れ」
⸻
守の表情が変わる。
「……はい!」
玄武が再び踏み込む。
盾が大地に突き立つ。
施設への進路は完全に遮断された。
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《製造進行率 78%》
四獣AIの声が響く。
昇:
「まだかよ!」
AI:
「継続中です」
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青龍と朱雀がもう一体を抑える。
蹴り、炎、衝撃。
だが敵は執念深い。
「しぶてぇな!」
焔が吐き捨てる。
「時間稼げりゃいい!」
昇が叫ぶ。
⸻
《製造完了》
空気が変わった。
AI:
「コア抑制ユニット」
「完成しました」
昇:
「寄越せ!!」
光が転送される。
青龍の腕に装置が装着される。
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AI:
「敵コアへ接触してください」
昇:
「了解!」
青龍が突撃する。
敵の懐へ潜り込む。
拳と同時に装置を叩き込む。
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一瞬の静寂。
そして。
《自壊信号 遮断》
《抑制成功》
AIが告げる。
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敵の動きが止まる。
膝が崩れ落ちる。
完全停止。
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守:
「……止まりました」
焔:
「成功だな」
剣:
「ああ」
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昇が視線を上げる。
まだ――
もう一体残っている。
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昇が笑った。
「一体捕まえた」
拳を握る。
「次だ!!」




