3話 朝日と関西弁とアバターと
夜が明け、カーテンの隙間から清々しくも強烈な朝日が差し込み、プレっぢの顔に直撃する。
んん…朝…か…
朝日の直撃にも動じないプレっぢはふと昨夜の事を思い出す。
酷く眩しい夢を見たような気がする。なんか、昨日からひたすら色々眩しい気がする。
はっ!!
そうだ、俺が光ってて…
まったく、疲れているのかな。しばらくゆっくり休暇をとった方がいいのかもしれない。
そうだ。スキルボード。
うーん、特に何もないな。あの眩しいボタンも夢だったのか。
ん?
ボタンがあった箇所に何か小さくて薄いグレーの文字のようなものがある。なんだ?
くっそ薄いし小さいし見にくい!
なんでいちいち見にくいんだよ!!!
目を凝らして読んで見る。
チ、ン、カ、カ、ン、リョ、ウ
嫌な予感しかしない。
いやいやいや、チン化完了?シン化じゃなくて?しかし、見間違いではなさそう。
やっぱり、どう見てもチン化完了だな。
チン化ってなんだ?とトボケてみる。分からないフリをしてみる。無かったことにしようかとも考えた。が、どう見ても、眼下に見える俺の胴体は…
うん。
のっぺりしている。
ふぅー、落ち着こう。
…
落ち着いてられるかぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
チン化ってなんやねん!!
どう見てもアレやないか!
はっ
まさか…
さらなる嫌な予感にかられ、ステータスを開き職業欄を見てみる。
◆職業:進化系チンアナゴ
◆説明:おめでとう。あなたは進化系チンアナゴだ!
…
説明に!なって!ない!から!!!
おめでとうでもないぃぃぃぃぃ!!
どこから突っ込んでいいかわからん!
だ!じゃないんだよ、だ!じゃ!!!
何が「だ!」だよ、「!」これいる?!
そして、
やっぱり進化系ぇぇぇぇぇぇ
はぁはぁ、よし、落ち着け、落ち着けプレっぢ、、
なんか似たような事を以前経験している気がするぞ。
そうだ。
(ラン「プレたん、今、無双チンアナゴがどうとか、関西弁で叫んでたよ?(爆笑)」)
関西弁だ。
ネヌルガルのときの白昼夢。まさか、予知夢だったのか。関西弁で叫ぶことになるとは…
プレっぢ。もう一回落ち着け。
ふぅーーーー
そこ!じゃ!ないぃ!!
関西弁はどうでもいいんだ!
お ち つ け お れ 。
分かった事はひとつ。
俺は、進化系チンアナゴのプレっぢにチン化したのだ!
だ!
だ!じゃねーよ涙
昨日の心の奥底から出てくる警告のような感じ、あれはホントに警告だったのだ。自分でヤバいヤバい言ってたもんな。どこの芸人だよ。
と、とにかく、事態は俺一人でどうなるものでもない。こんな時こそギルドの皆に相談してみよう。
…
ペコ「あ、プレたん…」
そうだよな、びっくりするよな。言葉もでないよな。分かるぞ。本人が一番びっくりしてるんだからな。ん、なんで俺だと分かっ…
「チンアナゴのアバター、良かったねwww」
「ちっっっっっがぁぁぁうぅぅゔぅう」




