特訓
「というわけで残り2日お主たちは儂が稽古してやるのじゃ」
俺たちに大長老は言った。
「私たち4人で魔王と戦えって言うんですか?冗談じゃないです」
エリスは憤慨していた。
「いや、儂は当日戦闘には参加できないのじゃ。だからお主たち3人じゃな」
エリスはポカンとした後に
「どうしてですか?」
「今回現れるのは灼熱の魔王。灼熱の鎧をまとい、触れる者を燃やしてしまうのじゃ」
まじか、そんな相手倒すどころじゃない。どうやって戦えばいいんだ?
「あの・・・そんな相手とどうやって戦うのでしょうか?」
ティアが手を上げながら聞いた。
「うむ、儂が灼熱の鎧を無効化させてやるのじゃ。じゃから心配しなくていいのじゃ」
「それはどんな方法なのでしょうか?」
「それは・・・」
「それは?」
「当日のお楽しみじゃ」
どうやら教えてはくれないらしい。この人が言うのだから虚言ではないだろう。だから当日に期待しよう。
「さて、これからお主たちを鍛えるんじゃが。エリスとティアは儂についてくるがよい」
あれ?俺は?
「大長老、カズマサはどうするんですか?」
「トージョーにはピッタリの相手を呼んであるわい。さぁゆくぞ」
大長老はそう言い、大森林の奥に入って行った。
「ちょ。ちょっと待ってください」
「カズさんまた後で」
ティアとエリスは大長老について行った。さて、俺の相手は誰だろうな。しばらく待っていると
「待たせたな」
来たのは、アームストロング中佐だった。




