再び
「ぐっ・・・」
「くそ・・・」
俺が走っていると、エルフがうめき声をあげながら倒れていた。
(早く追いつかなければ)
走り続けやっと見つけることができた。
「ローゼフ」
「今度はお前か?ってトージョーか。なぜこっちに?」
ローゼフは血まみれの状態で立っていた。
「・・・エルフとは共同戦線組んだのにこれはまずいだろう?」
俺はローゼフを諭そうとしたが、ローゼフは気にしないように
「こいつらが襲い掛かってきたんだ。正当防衛ってやつだ」
そう言うと布で槍についた血を拭きとり始めていた。
(ローゼフの言い分もわかるが、今の情勢でこれはまずいんだが、軍人である彼にはわからないか・・・)
俺はポケットから、ポーションを取り出し倒れていたエルフに飲ませた。
「お優しいこって。俺はもう行くぜ勝負は俺が勝つからな」
そう言い、ローゼフは去って行った。俺は気にせずエルフたちの飲ませ続けた。
「これでいいか」
道端にいたエルフも運んで木の下に置いた。
「さて、俺も魔物探しに行くか。サーチ」
サーチは発動させるとものすごい数の魔物の反応があった。この数は前に経験がある。俺はその場に急行した。そこにはローゼフがいた。
「同じ場所に来るなよ」
戦っているローゼフの援護に入った。
「そんなこと言っている場合か?っ!」
魔物の一部が血をつけていた。どいうことだ?魔物は血が噴き出したりしない。倒されると魔石になるだけだ。ローゼフは見たところ怪我したように見えない。
「どうした?数に憶したか?」
ローゼフは挑発的に言ってきた。
「いや、魔物が血だらけなのが気になっただけだ」
「ああ、あれはエルフが食われたからだ」
「見てたのか?」
こいつは見殺しにしたのか?
「俺が見つけた時にはやられていた」
「そうか・・・」
「お前、少し離れて戦えよ。どっちが倒したかわからないだろうが」
お前の背中を守っているのに何て言い草だ。俺は呆れたが
「カオスゲート発生しているんだから、一時中断だ」
「いきなりたくさん出てくるから不思議に思っていたが、カオスゲートが発生したのか?」
「ああ」
「どこでだ?」
ローゼフが聞いてきたので
「あっちに方だ」
急にカオスゲートがありそうな方を指を指すと
「デスマーチの前哨戦だ」
「あっ、待て」
ローゼフはカオスゲートの方へ向かって走って行った。




