何しに来たのか考えろ
「さぁ、やろうぜ」
ヨーゼフは食事が終わるや否や槍も振り回していた。
「・・・今は忙しいから、後でにしてくれないか?」
今はデスマーチに向けて少しでも、戦力が欲しい。だから戦闘狂に付き合っている暇はないんだが・・・
「後っていつだよ?」
「デスマーチが終わったら―――」
「それじゃ数日もかかるだろうが。俺は今、勇者であるお前と戦ってみたいんだよ」
「俺は じゃない。はく奪されて―――」
「あ~あ~細かいことはいいだよ。とにかく俺と戦え」
ヨーゼフは耳を塞いだ後に俺に向かって槍を向けた。
(話を聞かないタイプか・・・こういう輩は説得はできなんだよな。仕方ない)
俺は槍を取りに行こうとしていたら
「バカ者が」
アームストロングがヨーゼフにゲンコツをかました。
「いって~。何すんだよ少将?」
ヨーゼフは頭をさすっていた。
「今は中佐だ。お前はここになにしに来たのだ?」
「何って・・・戦いに来たんだよ」
ヨーゼフはアームストロングから少し離れながら言った。
「戦い・・・たしかにそうだ」
アームストロングが頷いていた。その様子を見てヨーゼフは気分が良くなったか、アームストロングに近づき始め
「だろ。だから―――」
「だが、ここには人間同士が戦いために集ったわけではない。デスマーチ鎮圧するために来たのだ。だからわかるな?」
アームストロングはヨーゼフを諫めようとしたが、ヨーゼフは不満げだった。なので、俺は
「いいだろう。ヨーゼフ、あんたの相手をしよう」




