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どうでもいいの重さ

今回は少しだけ、いつもより【言葉】に焦点を当てたお話です。


何気なく使ってしまう一言が、誰かにとっては強く残ってしまうこともある――

そんな日常の中にある感情を、なおき達を通して描いてみました。


少しでも何か感じてもらえたら嬉しいです。

ーー放課後、


「……どうでもいいって言われたんだよ」


放課後の教室で、神谷がぽつりと呟いた。



ここ数日、ずっとそんな感じだ。


「……最近、神谷元気ないよね」


なおきがぽつりと呟く


「だよね」


「あの神谷が、話に乗ってこないとか珍しすぎ」


あめと凪も同じことを感じていた…



ーー


次の日の昼休み


なおきはそれとなく声をかけた。


「なあ神谷、なんかあった?」


少しの沈黙のあと、神谷はぽつりと答えた。


「……相澤、転校するんだってさ」


「え?」


神谷が部活で仲のいい友達だ


「それで……俺、元気がない相澤に聞いたらさ、、


「別に《どうでもいい》って言われた」


「アイツの親、離婚するらしくてお父さんの単身赴任先に行くらしくて…」


空気が止まった。


「……それ、きついな」


なおきが言うと、神谷は苦く笑った。


「なんかさ、《どうでもいい》がずっと頭の中でぐるぐるしててさぁ」



――どうでもいい。


軽い言葉のはずなのに、場合によって妙に刺さる言葉



その夜、なおきはミニエルにその話をした。


「《どうでもいい》はね…」


ミニエルは少しだけ真顔になる。


「使う場所によっては《死ね》と同じくらい重い言葉だよ」


「それってさ…存在ごと消す言葉…無関心や拒絶を突きつけちゃうんだよ」


「タチが悪いのは、毒みたいにじわじわ効くところ」


「闇の能力と似てるんだよね…」


少しニヤついたミニエルの目線が一瞬エルに揺れた



「おいそこ!!聞こえてるからな!!」

エルがツッコミを入れる。



「…なるほどね、、神谷すごく落ち込んでたもんな…」


「そうかぁ、エルかぁ」


「ちょ、だから私関係ないでしょ!!」


「まあまあ」


「何よ、まあまあって!!」




…その言葉を使った相澤の気持ちも少し心配だった



ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!


今回の「どうでもいい」という言葉、

軽く使われがちですが、場面によってはとても重く響く言葉でもあります。


このお話が、少しでも心に残ってもらえたら嬉しいです。


そしてもし「続きが気になる」「面白いかも」と思っていただけたら、【ブックマークや評価】で応援していただけると本当に励みになります…!


一つ一つの反応が、これから書き続ける大きな力になっています。よろしくお願いします。


ぜひ引き続き見守っていただけたら嬉しいです!


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